見出し画像

母の子育てと私の子育て

こんばんは。
うさぎとばらです。
今日は久しぶりに家でゆっくりしていました。
お菓子を食べたりYouTubeを観たりお昼寝したり愛犬をナデナデしたり(#^^#)
そんな中、昨夜母から言われた一言について考えていました。

「あっちゃんは学校きちんと行ってる?」
「何の教科が得意なの?」
「何が好きそう?」
母からこんな質問をされました。

私から見て娘は勉強は好きそうではなくテストの点数も良くありません。
でも母からの質問に答えなければならないので唯一点数が良かった英語かなぁ~と伝えました。
中一の春に授業でやる英語の内容なんて幼稚園児でもできます。
中二になれば全然分からなくなるでしょう。
私が「英語かなぁ」と適当に答えたにも関わらず母は言いました。
「そろそろ何かさせないと!頭がやわらかいうちに」

私から言わせると焦りや不安から何かを始めたとしても良い結果には繋がりません。
しかも本人がやりたいと思っていない事をさせるなんて娘の貴重な時間を奪う事になります。
母なりの考えがあるのだろうけれど「あっちゃんは何もしないと思うよ、やりたいって言わないから」と伝えました。

同じ母に育てられた私の姉は母の考えに共感していたのか、息子たちに幼少期からピアノ、剣道、スイミング、英語、学習塾と様々な習い事をさせていました。
確かに甥っ子たちはみんな優秀です。
成績優秀で部活では主将。
インターハイに出るレベルなのにピアノもさらっと弾いてみせる。

母はそんな甥っ子達を見てきたので私の娘の事がずっと気がかりだったのでしょう。
私の年齢だと受験戦争などという言葉があった頃なので学習塾には当たり前に行っていましたし習い事もいっぱいやっていました。
でも体は本当にきつかった覚えがあります。
部活に入っていない子はダメだみたいな言われ方をしていた時代でもありました。
良い子と思われたかった私は勉強も部活も塾もピアノも全部真面目にやってヘトヘトでした。
学校の宿題と塾の宿題は夜遅くまでかかり毎日睡眠不足でした。
これを全部やりきらないと親に認められない、愛されないと思っていました。
3年間やり切れば良い高校に入れて良い未来が待っていて立派な大人になれると思っていました。

今思えばどれも漠然としています。
良い高校って何?
学力が高い人達が集まる学校?
良い未来って何?
会社員として働いている未来?
立派な大人って何?
常識があり世間に認められる一般的な人?
あの頃の私は親が望んでいる私になろうと一生懸命でした。

でも娘が生まれてから分かった事があります。
別に勉強ができなくても娘がカワイイです。
健康でいてくれたらそれだけで良いです。
娘が楽しそうにしているところを見ると私も嬉しくなります。

おそらく娘は学力の高い学校には行かないでしょう。
有名企業に勤める事もないでしょう。
でも幸せになると私は確信しています。
なぜなら彼女は毎日楽しそうだからです。
自分で自分を大切にしているからです。
自己肯定感が高く根拠のない自信でいっぱいだからです。

お母さんの不安は子供に伝わります。
かなり子供は敏感です。
お母さんが自分の人生に自信をもち不安を感じずに生きていれば子供も同じようになります。
だって子供にとってお母さんは全てだからです。
だから結局は子供がどうこうじゃないんです。
そしてお母さんがうちの娘は絶対に幸せになるって信じ切る事が大切です。
一番近い存在が自分を信じていたら子供は自分が幸せになる選択をし続けます。

今なら母にこう言えます。
優秀な孫とそうでもない孫の両方見れて良かったじゃん!
全員一緒なんてつまんないでしょって。

母に古い考えをインストールされていた過去の私はもういなくなり、手探りだけれど自分なりの子育てをしています。
よく娘を観察してよく話を聴いて娘との一日一日を大切にしています。
学校に行く時と寝る時はいつもハイタッチ。
いつまでやってくれるかな。
お嫁に行く時もハイタッチしてくれたら嬉しいな。
それが一番娘らしいから。

なんかお嫁に行っちゃう時の事を考えたら涙が出てきちゃうね。
でも私は母とは違う言葉を娘に伝えるよ。
結婚はしてもしなくてもいい。
子供は生んでも生まなくてもいい。
あなたが幸せなら何でもいい。
好きな事をして好きな人と一緒にいなさいと。
















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?