思っていることはいつか口から出てしまうから、言っていいことだけを思えるようになりたい(修行中)
今心がけていることについて少し。そしてこの結果がすでに日々のご機嫌な状態につながっています。思いがけずプラスです。
言わなくてもいいことを口に出した結果失敗している例が、テレビなどで報道されます。ポジションが上がったり年齢が上がると、知らずに出てしまうリスクを考えた方がいいし、考え方が凝り固まっていることを自覚していないと失敗しそう。年が上がることは避けられないから、もう「思わないようにしておけ」ば、失敗を減らせるのではないか、と考えるようになっています。
思っていたら知らず知らずに口から出てしまうかもしれないから。
毒を吐くこともあるし、絶対優しいからしているわけではないにも関わらず、いい人、優しい人と言われるのは不本意だと思うことがありました。相手はただのリップサービスで言っただけかもしれないし、嫌味で言っただけだったかもしれないけれど。
いつだったか「悪口を言わない人は信じられない人と紙一重」という文章を読み、そうかもしれないと思ったこともありました。とはいえ陰では言いたくないから時にはあえて毒を外に出すようにしたり。優しい人と思われると面倒な仕事を押し付けられそうで。こんなふうに作戦的に考えていた時は、思えばあまり楽しくなかったかも。わざとしているところもあったから。
ちょうど政治家周りの失敗を目にする年度末年度始めとなりました。対照的に大谷さんの「徳を積んだ」結果、最悪な状況は回避されている一連のことも報道で知りました。日々の録音・メールが潔白なこともすごいと思いました。今時の潔白証明の仕方です。
これまで仕事では「どこで録音されているかわからない」と思って過ごしてきました。これは今普通のことだと思っています。授業も意図的に少しインパクトの大きいことを言ったりもすることがあったけど、前後を切り取られても大丈夫なようにコントロールを心がけ、授業メモとして証拠も残すようにしていました。今、仕事だけでなく、プライベートも気をつけなければと、大谷さんの一件で改めて考えました。
リスク回避のためにも、あまり汚いことを考えたり、毒を吐いたり、人を悪く思ったりしないことが大事だと思います。これは「優しい」ではなく自分を守ることになる。授業のメモを作るのは、授業の質を上げるだけでなく、自分を守ったのと同じように。思っていることは口から出てしまうかもしれない。だったら悪いことは自分の外に出していた方がよい。
このところ、あまり嫌なことは考えないようにしています。悪いように考えない。自分が変えられないことには悩まない。今日は天気が悪いからと言って、それは自分には変えられない。コントロールできることに集中する。ずっと言われてきたことだけれど、今ほどそれがピッタリしている時はありません。
副次的なメリットもありました。この「現実的に自分ができることに集中する」を心がけた結果、このところ機嫌がとても良いのです。もちろん人と一緒にしていることも多いから協力したりは大事なのだけど、相手のペースはコントロールできない。自分ができる最大限をして、相手の時間を大事にする気持ちを持っていれば、それほどトラブルは起きない。これまでどうしていたんだろう、と思うほど、平穏な日々が4月に入ってから過ぎています。
自分のやり方、できることとできないことがわかってきたのかもしれないし、応用力や生きる力がついたと自覚しているからかもしれない。20年近く仕事をやり遂げたことが意外と自信になっているのかもしれない、とも思っています。職場が募集停止になり会社都合の退職にはなりました。ずっと続けるつもりで好きな仕事だったから正直残念でした。でもそれは自分ではコントロールできないこと、事故のようなものだと考え、今はすっきりしています。嬉しいことにその後の手続きはいろいろとスムーズで、培ってきた事務能力も発揮され、すこぶる調子がいいです。悪くない、という感覚です。
こういう時こそ調子に乗らず、身の回りのことを大事にし、一つずつ丁寧に取り組むトレーニングの時期と位置付けると、さらにパワーが増しそうです。修行中の身です。仕事だけでなく、生きるにはスキルが必要だから、広い意味での力をつけていこうと思います。筋トレも💪🐰
さあ今日から新しい活動が始まります。まずは初日頑張ります。
🔵経済時事ドリル🔵 ↓ こんなことを始めます。
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