短歌/そう聞こえたから
チェック作業が苦手だ
ランダムな順番、校閲、不得意すぎる
眠ってはいないけど止まってしまう時がある
アップロードというドラマがあった
ギガ数の少ない部屋ではギガを使いすぎると静止してしまうシーン
まさにそんな感じで
そんな時に
鳥が踊るような音が聞こえてきた
入社した時に、教育係になってくれたいくつも年下の女の子で
彼女は紺色のスーツをまとい、程よくオレンジみのある茶髪をしている
指先には数センチほどの長さの派手すぎないネイルで
それが小気味良く鳴っているのであった
初日の何気ない会話で彼女はエヴァンゲリオンが好きと言っていた
自然な会話の流れの中で
「髪型アスカに似てますね」と伝えたら嬉しそうにしていた
なんとも気持ちの良い音で、我に帰りこの音で朝目覚めれたらいいと思った
なんとなく良いなと思った人をフォローしたらフォローリクエストが返ってきた
そんなに無い事だから、びっくりしてしまって
絶対に私の姿は見て欲しくないな
特に理由はないが、遠くの光でいてほしい絶妙な距離感である
ただ認証もせず拒否もせず
フォローリクエストに居るのを見るのが少し嬉しかったりする
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