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<今週の主要統計・イベント(2024/4/1~4/5)>

イースターの休暇が明け、新しい四半期のスタートとなります。
今週は、1日の製造業、3日の非製造業とISM景況感指数が発表となります。製造業では2月から上向くものの、引き続き50を下回るとの予想です。一方、非製造業は前月とほぼ同水準で、堅調さが続くとの予想です。

5日には雇用統計が発表されます。
先月2月は非農業部門の雇用者数が予想を大きく上回りました。3月は雇用の増加ペースは落ち着くとの予想ですが、平均時給の伸びは再び拡大傾向にあります。

雇用統計発表前の3日にはFRBのパウエル議長の講演が予定されています。
先月のFOMCで示されたとおり、2024年内に3回の利下げが実施されるという見通しですが、パウエル議長は利下げを急ぐ必要はないとの認識で、データを見極めて判断する考えを繰り返してきました。

現在のところ、6月に利下げ開始との見方が大勢を占めています。ただ、景気や雇用、そして物価の指標内容次第では、前倒しや先送りの可能性も考えられます。今週発表される景気と雇用の最重要指標には、否が応でも注目が集まります。




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