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GARAKTA ROCKERS 開発日記 M-6

あっという間に終わってしまうよ
笑いたいように笑っていないと
あっという間に終わってしまうよ
10代なんて20代だって

SUPER BEAVER「閃光」
https://www.youtube.com/watch?v=CxTtwJ2yG_E

通勤、散歩中なにかと音楽を聴きながら歩くのが好きな自分なんですが、今週は定期的にやってくるSUPER BEAVERの週でした。

今週は特に仕事でメンタルを削られる事が多く…、そんな日は彼らのまっすぐなメッセージに助けられています。ほんと、こんな素晴らしいバンドが活動してくれている事に感謝感謝です!
元気やる気をもたらしてくれる素晴らしいバンドなんでぜひ聴いてみてください!
全部大好きなんですが、特に好きなのは、「閃光」「運命」「証明」の3曲です。

ってな事はさておきーー
開発日記 (33)

今週は、テキストボックスと戦っておりましたッ!
本当に手強いやつです。読みやすさを追求しだすとコイツが立ちはだかってきやがります…。読みやすいってなんだ、って事を考え出すとキリがなく…
何をやってもしっくりこない。そんなバケモノです…。

そんなバケモノをどうにかすべく、
まず! 自分の現状のものの問題点を洗い出してみました!!

開発日記 (34)

あ、まず大前提として…
テキストボックスを下に表示してしまうADV形式もありますが、個人的には画面全体にテキストを表示するタイプの方が、作品を読んでる感じがして大好きなので、ADV形式は本作ではナシとしています。
(自分の中での「好き」を大切にしたいため…)

そちらを踏まえてーー
その1:せっかくのキャラが見えにくい
これは、最も反省すべき点です…。
せっかくのnamさん作による素晴らしいイラストが隠れてしまい、キャラクターの魅力が半減…。自分の作品において注目してもらいたい愛すべきキャラクターが隠れてしまうのは言語道断!
次作において第一に解決すべき事案です!

その2:枠幅が大きすぎて背景が隠れる
これも「その1」同様、反省すべき点のひとつです…。
しかし、ここは「その1」を解決する事ができれば自然と解決する気がします。

その3:世界観にマッチしていない
素晴らしかったビジュアルノベルを思い返すと、どれもテキストボックスが世界観にマッチしていたように思えます…。
本作はデフォルトを使用したため、そういった事は考えられておらず…。
ここも平行して解決したい! といった事案です。

そんなこんなで、まずはよかったゲームのテキストボックスってどうなってんだ? っていうのを、感性かつ超個人的な意見で簡単に一言でまとめてみました。

開発日記 (35)

どの作品もすばらしく、いずれも共通していたのがーー
シンプル! かっこいい! 邪魔しない! そして…、読みやすい!
でした。
言葉で表すのが難しいんですが…、どれも自然なんですよね…。
あるべくしてある。
というか、本当に気にならないというか…。
これらを目指したいなぁと思い、まずはシンプルさを意識して作成!

開発日記 (36)

いっちばん最初に思いついた案①
「青春パンクROCKストーリー」なので、シンプルかつパンキッシュなテキストボックスを使ってみよう! と思い、特徴的な吹き出しを使用してみました。

スクリーンショット 2021-02-08 3.01.20

最初こそ「おおっ…!」と思ったのですが、ストーリーを読み進めるうち、シリアスな展開に入るとこのテキストボックスが邪魔をしてくるのです。
悲しいシーンのはずが、怒ってるのか叫んでるのか…、訳も分からずシーン全体をうるさくしてしまうため、却下としました…。

開発日記 (37)

続いてこちら!
くっぴーの愛用するアイテム「ヘッドフォン」をなんかいい感じにして、世界観に合わせてみたテキストボックス!

スクリーンショット 2021-02-08 3.00.00

こちらも最初こそ「いいじゃん! これいいじゃん!!」と思ってたんですが…、ヘッドフォンや、コードがせっかくのキャラクターや背景を一部隠してしまうといった事がポツポツ出て来始めてしまいました。
「これくらい許容範囲かな…?」とか思って悩んでしまったが最後…。
極力自分が抱いた悩みは解決したいので「最終手段」として置いておき、こちらもいったん却下する事にしました。

そして…
ここからが地獄の始まりでした…。

開発日記 (38)

何をやってもうまくいかず…
自分の悪いクセ…
悩んだらとりあえずいろいろ作成する。を繰り返し、ロクに考えもせず、使えない残骸を生み出す日々…。

お、俺はもぉダメだぁ……
…………
……

絶望しながらノベコレのページを開いて、もらったコメントの欄を開いてみました…。

開発日記 (39)

天啓が舞い降りました。
……映画! これだ!!

自分の作品を振り返った時に、一切の選択肢というものを省いた本作では一本のアニメを見終わったかのような満足感のある作品にしたい。と当初に掲げた目標を忘れていました。

GARAKTA ROCKERSという作品を一本の映画のように見せるために、スクリーンをテキストボックスにする事で全ては解決するのではないか!!

ってなわけで、スクリーンについて現在、目下勉強中です。
現状の勉強中の一部をご紹介ーー

開発日記 (40)

まずはじめに、スクリーンには「ブラックマスク有/無」の2種類があるそうです。
ブラックマスクっていうのはスクリーンの縁を黒く囲ったものになっていて、これが「有」だと、映像が締まって見え、映像との境界がはっきりとするため、映像に集中しやすくなる。といった効果があるみたいです。
その他にも、見た目を魅力的にしてくれたりと様々なメリットがあるそうです!!
もちろん、ブラックマスク「無」にも様々な魅力はあるんですが、ここでは割愛…。
本作は「ブラックマスク有」のスクリーンをテキストボックスにしてみる事にしました。
………………
…………
……

スクリーンショット 2021-02-08 5.12.48

ほ、本当に映像が引き締まった…!
すごい! スクリーン考えた人すごい! 天才だ!

ブラックマスクの太さ、背景の透過度、文字そのものについて、その他スクリーンの知識などなど…
課題はまだまだありますが、個人的には作品全体を通して
アニメ(映画)を見終わった後の満足感を与える。
といった観点でみれば、最もシンプルかつ、見やすいテキストボックスになったんじゃないかと思っております!!

ついに…テキストボックスとの戦いに決着がつけられそうです…!
本当に手強かった…
これをドシドシ改良していき、読みやすくて、満足感を与えられる作品作りを目指して、来週もがんばるぞー!

次週は、プロットの一部をご紹介!
にできたらいいなぁ…。

▼GARAKTA ROCKERSはコチラから
https://novelgame.jp/games/show/3990


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