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つながり活動〜noteのボクらの時代 介護編でつながる〜

ついに念願だった、「 noteのボクらの時代 」、

と勝手に名付けた、noterさんとのつながり企画が実現しました。

記念すべき第1回目は、介護編ということで、介護のお仕事をされている、

3人のnoterさん達とリモートでつながりを深めることが出来ました。

私がnoteを始めた頃から、3人のnoterさんの記事には

自然と目がいき、私はずっと刺激を頂いておりました。

いつの頃からか、「 いつかこの3人のnoterさんとは直接

お話してみたい 」と思うようになり、その後もその気持ちを

ずっと持ち続けていました。

3人のnoterさんとは(リモートに訪れてくださった順)、

○ 大兎さん


○ きれいごとさん

○ よしよしさん


私の好きな「ボクらの時代」という番組の「一般人バージョン」といった

イメージの企画なのですが、さすがに芸能人と同じようなことは出来ないので、

私がプチ司会のような役割で、話をお伺いする形をとらせて頂きました。

ただお三方とも、ご自身のお考えはしっかりとお持ちの方達なので、

私は途中から観客のように、お話しして頂いては内容に刺激を受けるという

ことの繰り返しで、プチ司会のことは忘れてしまっていました。

私にとっては、とても内容の濃いお話しばかりで、全てを記事にすることは

正直に言って難しいので、私の気づきの中で特に印象に残っているものを

書かせて頂きたいと思います。

まず、私も含めて、皆さんは「 介護人材の育成 」をお仕事の役割の1つと

して担っておられるというところが共通点だったので、大きなテーマとしては、

「 介護人材の育成 」を中心にお話を進めさせて頂きました。



育成には「覚悟」がいる

一番衝撃的で、私が個人的に目を覚まさせて頂いたのが、「覚悟」という

言葉でした。もちろん、私にも覚悟というものはあると思っているのです

が、御三方ともに、お話の中に強い「覚悟」を感じました。

所属する会社の現場職員の育成はもちろん、目の前のことだけではなく、

介護業界の今後のため、今いる地域のため、自分たちの介護の質を上げて

いかなければならないという覚悟。そのためにいろんな勉強をし、実行し、

修正し、失敗を乗り越え、また次の形へと進んでいく。教育の仕方は

それぞれの色があると思うのですが、この教育に関するビジョンや責任感、

現場職員やリーダー層を守り、時にはビジョンに合わない職員に対して、

諦めることも決断しながら、常によい教育の形を模索していく。全ての判断

に責任を持ち、会社の上層部にもしっかりと思うことを伝えていく。

このような覚悟の凄まじさを感じ、身が引き締まる思いでした。

しっかりとした介護観がないと、出来ないことだとも感じましたし、

この「覚悟」がないと、介護の質を低下させるだけだと改めて思いました。

また、介護の仕事をすること、介護現場のリーダーになることに対しても、

教育を受ける側の「覚悟」もないと、質の良い介護や、質の高い介護現場

にはならないということも同時に思わせて頂きました。やはり、特に

「リーダー層の育成」が重要なポイントになるというご意見でした。


今まで、エリアマネージャーとして様々な施設を渡り歩いて、春からはご

自身の会社を立ち上げて、自分の介護観を実践していくことを決めた大兎

さん、複数の施設の統括として、トップダウンとボトムアップのバランス

を見極めながら、信念を貫く姿を見せていくきれいごとさん、エリアで一

番大きな法人の中で、リーダーの育成役として、ビジネスの視点をたくさん

現場に取り入れて、ぬるま湯に浸かっている現場に自ら入り、辛抱強く、

現場を良い方向に導いていこうとされているよしよしさん、ただただ頭が下

がる思いでしたし、私ももう一度「求める介護観」を、現場に伝わる形で、

伝え直していかなければならないと刺激を頂きました。


「社会性のなさ」や「甘え」への危機感は共通の課題


今回は教育する側の立場からの視点での話なのですが、教育を進めている中で、

どうしても行き詰まってしまう部分があり、それが「現場職員の社会性のなさ」

です。もちろん、全ての方がそうだということではありません。ただ、大兎さん

がおっしゃっていたことで、「 他の業界から転職してきた方が、介護の仕事は

しんどいと聞いていたが、意外と楽ですねと言っていた 」ことに象徴されてい

るなと思いました。社会経験の乏しさなど色んな理由があるのだとは思いますが、

接遇面からはじまり、会社のビジョンを理解する等までのビジネスの基本的なこ

とが身についていないなど、いわゆる「ゆるい」、「ぬるま湯」の状態が多く、

また自分達介護士が、お客様に対してサービスを提供して対価を頂いている

「商品」であるということが理解できていない場合が多いということでした。

そういう状態が続いていると、お客様に意識がいかず、「自分優先」の仕事の進

め方になってしまい、どんどん「自分に甘い」状態になってしまいやすいです。

実際に、私の職場のデイサービスでも、職員同士が集まっておしゃべりをして

いて、利用されている高齢者の方達を全く見守っていないという状況を見たこと

もありました。(もちろん、すぐに教育し直しましたが)

介護業界のことを知らない方達からすると、驚くような状況だと思いますが、

実際に、私も介護の現場に出ていて、前から感じていることでした。

その中でも、教育をする立場として、しっかり丁寧に伝えていくのですが、

何度伝えても、全く響かない(もしくは、その時だけ反応し、その後に

また元通りの状況に戻ってしまう)ことも多々あります。すぐには諦めません

が、あまりにも変化が期待できない場合は、「諦める」という判断もしないと

教える側としても、他にもたくさんしないといけないこともありますし、ずっと

その状況が続くと、さすがに疲弊してしまいます。

教育について、「諦めない」「諦める」の判断をどうしているかを、教育の

立場の方にだからできる質問としてお三方にお聴きすると、大兎さんは、

「何度失敗しても、それでもなんとかしようと頑張っている姿が見えると、

諦めずに伝える」、きれいごとさんは、「結局、指示されたことをやるか、

やらないかの反応で判断する」、よしよしさんは、「挨拶できる、嘘をつか

ない、期限を守る、報連相ができることを基準に判断していく」と、迷いも

なく、すぐに答えてくださいました。私も、御三方の意見に重なる部分が

ありますし、また、私の個人の課題として、「諦めが悪い」「判断が甘い」

という課題もあるなと実感しました。これは本当に私の中では大きな収穫

でした。なかなか、大声では言いにくい介護現場の状況なのですが、働く人

たちへの教育の課題として、「社会性のなさや、甘さ」があるというのは、ど

の現場でも実際に起きている共通の課題であると実感しました。



介護の仕事の質や社会的地位を良くしていきたい


きれいごとさんは、「介護の仕事はしんどくて、賃金も安くて、大変なんだ

よね〜」と、自分で言ってしまってはいけないとおっしゃいました。それに

ついて、私を含め、皆さんが頷いておられました。もちろん色んな状況が絡

み合って、今の介護の仕事に対する仕事の質や社会的地位になっているのだ

と思うのですが、やはり自分自身で介護の質を上げていって、評価を受けて、

賃金も上げていくという意識がないといけないということを思いました。

そのために、私達のような介護人材の育成の役割を担う者としては、現場の

介護力の底上げをしていきたいですし、外への発信をしていくことも大切だ

というお話もありました。noteでの情報発信もその1つだということでした。

会話の中で、それぞれの立場で、今後の介護業界の質の向上につながるように

日々努力を続けているという、「 同じベクトルの向き 」みたいなものを

感じました。大兎さんは、新しいご自身の会社でチャレンジしていく、きれい

ごとさんは、今後は社長にはなりたくないとのことですが、外部への発信を

積極的に行っていく、よしよしさんは今のエリアで、コミュニティを作ったり

して、それを大きくしていきたいと、それぞれの表現の仕方で介護の世界を

盛り上げていくとのことでした。私自身も、介護の「つながり」を通して、

何か貢献できるものを考えていけたらいいなと思いました。


お人柄について

あくまでも私の個人的に受けた印象ですし、和やかな雰囲気で会話が進んだこと

が伝わるためにも、敢えて書かせて頂きます。

< 大兎さん > 

開始10分前にはリモートに参加してくださったので、少しの間、個人的に

お話をして頂けました。歴史好きということで、働くエリアを選んだ理由

も、「自分の好きな歴史上の人物が好きだった土地が、一体どんな土地なの

か憧れがあった」とのことで、とても憧れを大事にする素敵な方だなと思い

ました。何よりも、色んな不安を感じながらも自分の会社を立ち上げる姿

は、しっかりとリアルを受け止めつつ、その中でロマンを追い求める行動

が出来ている方なので、本当にカッコいいと思いました。

ちなみに、好きな女性のタイプは、「メガネをかけていて、小柄で、

優しい人」、特にメガネを外した瞬間が好きとおっしゃっていました。

結構リアルな説明に感じて、思わず具体的な人を見て言っているのでは

ないかとツッコんでしまいました 笑。


< きれいごとさん >

以前から記事を読ませていただいて、イメージとしてはトップダウン型

の仕事の進め方というか、カリスマ的な存在になれるのではないかという

ほどの影響力のお持ちの方だと思っていたので、少し「圧の強い感じ」の

方なのかなと勝手に想像していたのですが、とても笑顔が素敵で、私たち

の話にもしっかりと耳を傾けていただけましたし、何より、「メガネをと

った姿を見たい」というフリにも、ちゃんとノっていただける方で、

おもわず私は「 かわいいっ 」と声が漏れてしまいました 笑。

でもやはり、しっかりとした「軸」をお持ちだということは会話の中で、

終始伝わってきて、「本当にしっかりとした理想があり、自分の価値を追求

していかれる方、今後の介護の世界のことまで考えて行動されている方」と

いう印象で、人間力の凄さを感じました。

ちなみに、好きな女性のタイプは「 元気のある人 」ということで、実際に

女優さんの名前もあげてくださいましたが、内緒にしておきます 笑。


(なんとなく名前を聴いたことのある女優さんだったのですが、わからずに

いた私に、よしよしさんが素早く携帯で調べて画面を通して見せてくださっ

たので、理解できました。ITについての勉強もされている記事を読ませて

頂いていたこともありましたし、教育にあたって、いかに共通言語として

わかりやすく提示して伝えられるかを大事にされている、よしよしさんの

素早い行動に、うりもおじさんは感動していました。)


< よしよしさん >

小さいお子さんがいらっしゃるということで、参加が少し遅れるということは

先に教えてもらっていたのですが、早いタイミングで参加してきてくださいま

した。

note記事を拝見させて頂いていて、私と好きなものが似ているように感じて

いて、勝手に親近感を抱いていましたが、仕事に関しては、とてもビジネス

についての勉強をされていて、オンラインサロンにも所属されたり、熱心に

取り組まれていて、それを介護の現場にいかに融合させて、現場の質的な変

化を起こすことにチャレンジされていて、とてもクレバーな印象でした。

少し前に、部署異動があり、とても大変な現場へのチャレンジになり、

noteの更新もできないくらいの忙しさやしんどさがあったとのことでしたが、

努力の甲斐もあって、今は新しい部署での関係作りもうまく進んでいるとの

ことで、元気にnote記事を更新しているとのことでした。

ちなみに、好きな女性のタイプは、「 笑ってくれる人、笑いの質が合う人 」

ということで、それがまさに奥さんだということでした。関西人の私としては、

「 ダウンタウン好き 」と聴くと、なぜか嬉しく思ってしまいました。


最後に


3〜4人で、あるテーマをもとに、自由に話を広げて思いや考えを受け止め

あうということを、リモートで初めて行ったのですが、思ったよりも緊張

せず、和やかな雰囲気で進められたと感じています。

介護の仕事をしているリーダー層(上層部)の方達ばかりだったので、

自然と会話の熱も上がり、その内容も自然に受け止め合い、とても心地良い

時間でしたし、何より私が刺激を受け過ぎてもっと聴いていたいと素直に

思ってしまいました。とても2時間では足りない印象でしたが、明日も仕事

だということでしたし、またこれからも続いていくという前提で、2時間で

締めくくらせて頂きました。

これからも、せっかく深められたつながりを継続させていきたいと思いますし、

今回は、教育する側の方の立場のお話でしたが、また別の機会に介護の現場で

頑張っておられる方達のお話も聴いてみたいなと思いました。(大兎さんも

以前にそういったアイデアを出してくださっていました)


今回は、あくまでこの参加メンバーの考えや思いを伝え合ったということであり、

何か結論を出すということでもありません。また、別の意見や、教育を受ける側の

方達の考えや思いもあるので、集まったおじさん達の1つの意見だということで、

記事をご覧になった方も受け止めて頂けたらなと思います。


このような素敵な時間を過ごせたのも、参加してくださったお三方のおかげ

だと思っています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうござい

ました。


また、私個人的には、自分の思いや考えをなかなか自分の職場の他のスタッフに

話すということもできないでいたので、共感しあえたり、受け止めて頂けたり

することが、とても有難く思いました。


素敵な時間の全てをうまく伝えられる技量のない私でしたが、

精一杯、ご報告させて頂きました。


これからも、「 うりものつながり活動 」をよろしくお願いいたします。



スタンドFMの告知です↓。


2月11日 (土) あさ 11:00〜

いよいよ明日に、さぼ姉こと「さぼてん主婦」さんのスタンドFMの生配信に、

私、うりもがアシスタントとして参加させて頂きます。

さぼさんファンの方達とも、コメントでの交流の機会を持たせて頂けるという

ことになるので、「つながり活動」を進める私にとって、とても楽しみです。

皆さんも是非、コメントでご参加ください‼︎。よろしくお願いします。



「 noteのボクらの時代 介護編 」に参加してくださった、noterの

きれいごとさんですが、前日に大切な家族である愛犬のゴン太君が天国

へ旅立ちました。そんなお辛い気持ちの中、企画に参加して頂いたこと

を、本当に感謝致しますし、きれいごとさんの思いに共感致します。

記事を貼ることしかできませんが、きれいごとさんの思いに、

微力ながら私も協力させて頂きます。

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