(ほぼネタバレ)
ヘミングウェイは、自身の小説のスタイルについて以下のように述べています。
「もし作家が十分に真実を書いているのであれば、読者は省かれたものを強く感じとることだろう。動く氷山の威厳は、水面に見える8分の1のためだけにある」(略述)。
1952年に書かれた「老人と海」も、その手法が貫かれた作品です。
アーネスト・ヘミングウェイ(1899-1961)~アメリカ・小説家~
「失われた世代」の代表的作家。後に多くの作家に影響を及ぼしたハードボイルドの文体をつくりあげた。「老人と海」でノーベル文学賞を受賞。他に「武器よさらば」「日はまた昇る」などが有名。
https://www.amazon.co.jp/dp/4102100180/