“狂ってた”という他ない
僕は、7年間勤めてきた会社を辞める。
新卒から社会人というものを
全てを教えてくれた会社を辞める。
辞めることが確定したときから
みんなで走っていたところから
スピードがどんどん遅くなっていき、
みんなの背中がどんどん遠くなっていく
感覚を覚えた。
今までなら追いつかなきゃって思ってたし、
もっと前で走ってやるとか思っていた自分が
嘘のようにどんどん追い越されていくことに
何の関心も持たなかった。
むしろ、必死に走っていたときには
考えないことや、見えなかったものが
嫌