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浦和レッズ対湘南ベルマーレ【第18節】プレビュー

さて、今日は浦和レッズ対湘南ベルマーレの試合を分析や考察をしていきたいと思います。
あくまでも私の考えなので参考程度やこんな考えもあるんだと、温かい目で見て頂ければ幸いです。

【データから読み取る】

浦和レッズについて

浦和は公式戦10戦負けなし。

チーム得点王はユンカーの5ゴール。
チームアシストランキングでトップなのが山中の3アシスト。

ユンカーのシュート決定率は約41%
1試合平均シュート数は2.4 

山中の1試合平均クロス数は約4本
タックル成功率は約57%
空中戦勝率は約40%

【湘南ベルマーレ】

チーム内得点王は山田直輝の3ゴール
チーム内アシストランキング1位は高橋 諒

山田直輝のシュート決定率は約20%

【スタメン】

浦和は4-2-3-1で守備の時は4-4-2といつも通りでした。その時は小泉がユンカーの横に並ぶ形でした。

湘南さんは基本は3-1-4-2で守備の時は5-3-2の並びでした。WBの選手が後ろに落ちる形です。

【両者の守備の陣形】

浦和はコンパクトな陣形を作っていたと思います。
湘南さんは5-3-2と後ろに重心を置いていたと思います。このフォーメーションのメリットとしてはニアゾーンを消せる事もそうですし、前に2枚も残っているのでカウンターの推進力が増します。しかしデメリットもあります。
中盤が3枚しかいないので中盤の脇を使われやすくなります。

【ビルドアップ】浦和

浦和としては今日の湘南さん相手にそこまで変則的なビルドアップはしていなかったと感じました。ただ今日はビルドアップの中心として金子をCBの間に落として構築していくというタスクはあったのかもしれません。が今日の金子の出来は良くなかったと思います。それは失点のシーンだけではなく、前半21分のシーンとかも含めてコンディションが良くないなと思いました。


湘南ベルマーレ

湘南さんはしっかりとWBが高い位置を取り、幅を使ってくる印象がありました。石原選手はボールをとても運べるので浦和としては相当嫌な選手だったと思います。

【先制点】浦和レッズ 8分30秒

浦和としてはいい形で先制ゴールが取れたと思います。湘南のクリアミスからユンカー先生のゴールが生まれました。ユンカー先生の個人戦術になってしまいますが、シュートを打つ前の少しのバックステップが全てだと思いました。タイミングの合わせ方も完璧だと思いました。

【湘南ベルマーレ】同点 26分

浦和のビルドアップミスから失点のシーンです。これは湘南が前から結構な圧力をかけてきてたので長いボールでもいいのかなと感じました。しかし、これは時間が解決してくれるかなと感じました。チャレンジの中でのミスなので仕方ない部分もあると思います。

前半の浦和の狙い

浦和としては湘南の3CBの脇を速攻で使いたい。そのために田中を置いてると感じました。がなかなかそれも通用しなくなってきたように見えました。

浦和逆転ゴール 53分

高橋選手からのクロスボールを西大伍がクリアしたところから攻撃のスイッチが入りました。今の浦和には小泉とユンカーそしてスペースが有れば点が取れると思います。数的不利な条件でした、2対3の状態でこれを決めるユンカーは本当にスペシャルだと思いました。

湘南ベルマーレ 同点 69分

畑選手からのクロスボールにウェリントンのヘディングから得点が決まったシーンです。飲水あとのプレーからの失点です。その前に浦和がトドメを刺しておけばそこまで怖い失点にはならなかったと感じてます。このシーンで言うと西大伍の寄せが甘かったと思います。あれだけ間合いがあれば畑選手はいいボールを蹴れる確率は上がります。後半61分に意図的に左に畑選手はポジションを入れ変えています。75分で岡本選手の投入でまた高橋選手は左に戻っています。

【湘南ベルマーレ逆転】

このシーンはザイオンのビルドアップミスが全てになってしまうと感じます。強いて言うなら明本が大久保にもっと早く6番の岡本選手のところまで戻すべきだったと思います。ただこれも粘り強く戦った湘南さんを褒め称えるしかないと思います。

【総括】

浦和としては勝ちが欲しかったと思います。がとても積み上がってる物の沢山あると思います。正直言って湘南さんはいいサッカーをするし、現に川崎フロンターレを苦しめたりもしてました。ビルドアップの再現性はとても上がってきていると思います。それが公式戦10戦負けなしだったと思います。それを踏まえて、また次の試合を期待したいです。


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