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カメラ・写真に関すること
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ひとのいない桜の木の下で

星をガチで撮りたくなったら

天体撮影はハードルが高い。しかもハードルが何個もある。 今回、キヤノンマーケティングジャパンさんから天体撮影モデルをお借りして試すと、なんだか撮影が簡単になった印象があった。 そこで改めて、天体撮影のハードルを洗い出してみました。 1:星に対する知識煌めく星たちだけを撮りたいならば気にしなくて良い星の知識。 ただ「星座」「星雲・星団」「彗星」のような天体を撮りたい場合は、いつ・どの方向にという知識は知る必要がある。ネットで調べた知識だけでは足りない。 星を探すアプリがあっ

水たまりにiPhoneを置いてみる

雨が上がると分かっている日は、カメラをカバンに忍ばせる。 もし虹が出ていたら撮りたいから。 でも、今日はiPhoneの出番。 防水機能のあるiPhoneは、水たまりに寄り添ってくれる。 タイトル:本当の世界は下側に

視点をふやす

新月から数えて2~4日は、夕暮れに三日月が見える時期。 17時に退社して駅までの15分、月を探してキョロキョロしながら歩く。(しかもカメラ片手に) 怪しく思われても、月に会いたい。 秋が深まるこの時期は、退社時にグラデーションの空に出会える。そんな空と月の共演は本当に美しい。そしてグラデーションの空に交わるのは細い月の時だけだったりする。 そして、きのうTwitterにアップしてたくさんイイネを頂いたのが、こちらのお月さま。 この写真は、職場から最寄り駅までの道のりで

雨の空気感は好きですか?

雨が降り、気圧が下がると、気持ちも下がっていた。 でもカメラにハマればハマるほど、雨が好きになってきた。 カバンにミラーレス機を入れて通勤している。撮りたい空がいつ現れてもシャッターが切れるように。 月、彩雲、虹、美しい雲、グラデーション・・・ 限られた時間の中で色んな空に会いたい。 カメラにのめりこむほどに、色んな情景をじっくりと見るようになった。 雨の日は街の色が変わる。少しグレーがかるような、葉の緑も少し濃くなるような・・・そんな風に見える。 それなりの雨が降

「上手くなった気がする」を引き出す

一眼レフの入門講座を、北神戸田園スポーツ公園で行いました。 対象は一眼レフ(またはミラーレス機)を買ったものの、オートでしか撮ったことがない人。副題として「子供をさらに可愛く撮ろう」として子連れOK(むしろ連れて来て!)として開催。 座学の間も遊べるスペースを設けて、子供たちが退屈しないようにした。そして実践は子供達全員にシャボン玉を渡して建物の外にある遊具スペースで遊びまわってもらい、その姿を受講生でもある親御さんが撮影する。そんな講座だった。 「写真って見たまま

感性などない。だからたくさん学んだ。

「感覚で撮ってるから、カメラの事はよくわからない」 ステキ写真を撮る友達はみんなそう言う。 う ら や ま し い とはいえ、カメラが大好きだから上手になりたいし、良い写真だねって言われたいし、子供のキラキラした姿を残したいと思う。 そのため私に必要なのは「知識を得て、実践する」ことだった。 一眼レフを買ったのと同時期に星空にハマり、星空が撮りたくてベランダで夜な夜なチャレンジしていた。 星空写真はマニュアルモード(自分ですべて設定するモード)で撮るため、シャッタ

オールドレンズにハマる【ヘリオス 44-2 58mm F2】

レンズを変えることは、絵の具の種類を変えるのに似ている気がする。 水彩、アクリル・・・みたいなイメージ。 ミラーレス一眼が大好きな私は、そこそこレンズ沼の住人でもある。 そして、少し前に手に入れたオールドレンズに魅了されていたりする。 オールドレンズとは、フィルムカメラ時代に作られたレンズ。ミラーレス一眼との相性が良いため、最近少し注目されている。現代レンズのような精密さはないけれど、1つ1つ手作業で作られたレンズには「味がある」といいファンも多いと聞く。 ロシアの