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占いのお店④


お祓いに来た。

父親がゾロゾロ連れてくる死霊を、霊体に穴がある私が吸収してしまっていたようだ。

出産前からちょこちょこ用事で、実家と自宅の行き来をして、実家から少しづつ自宅へ霊をせっせと運んでいたらしい。

実際には、死霊のほとんどは私の体の中にいて、当時住んでたアパートの一室(私がメインで使う部屋)に3体いた。



それだけではない。

肩に成仏出来ていない御先祖様が、たくさん憑いてるそうな。

そのどれもが「苦難」という思いを持っていて、だから私は「苦難」を引き寄せてしまうそうだ。

ちなみに、私は育児で孤独を感じていたけれど、「みじめ」という感情に釣られた死霊も、多々体の中に入ってしまっていた。


みじめというのは、前の旦那と離婚するのに苦労したけれど、それでも全てを捨てても彼と一緒になる道を選んだのに…という想いからだ。

(詳しくは、マガジン、ツインレイプログラムに書いてます)


それから不特定多数の生き霊も憑いていた。

霊媒師の方に『何したの?』と聞かれ、「昔から女性から嫉妬はよくされますね。」なんて答えたら『そういう感じの憑き方ではないね。不特定多数だね。23歳くらいから…何かやってたの?』と聞かれた。

年齢を聞いてピンと来た。
「ああ〜、歌を動画投稿サイトに投稿してました。」と答えると『それだ!』と言われた。

歌を歌う人は、嫉妬されやすいとか。


死霊は、左脳だけでも3体いるそうで、
脳の神経に入ってしまい、私を死においやろうとする。

「あ〜、これで自殺する人いっぱいいるな。これはきつい。ノイローゼなる…」
私はやっとやっと、ツインと一緒になれて、家族も1人増えたとこだったから、死霊の考えには乗らない。ってなる事が出来たけれど…

とはいっても思う様に体が動かなかったり、呂律も回らなくうまく話せない状態になってしまっていた。

道路を渡る為にも、車がこないか?と右、左と見ているうちに現実が分からなくなってしまい渡れなくなるほど。

動悸もしていて、心臓にも何体かいた。
とにかく全身死霊だらけ。


産婦人科に相談して、紹介してもらった心療内科へも足を運んだけれど、病院の扉を入った所から腰くらいまで溢れるネガティブな海(エネルギー)に浸かる感覚があって、通院は1回で辞めた。

これ、このまま治らないのかな?いつまで耐えれば良いんだろう?私死んじゃうのかな?なんて考えて、毎日をなんとか生きている。
呼吸をするだけで精一杯だった。


そんな日々に、少しでも気分転換になれば…と、昔友達に紹介してもらった占いのお店(「希望すれば、次元上昇とか覚醒とかも、してくれるらしいよ〜」と言ってた。)に行く事になった。

旦那も私の症状に困っていたので、『行かないよりは、行ってみたら?』とお店へ連れてってくれた。


お店には、2名のスタッフがいて、それぞれチャネリングやリーディング、霊視が出来る様で、
今はいないけど、予約をすればお祓い出来る先生もいるそうだ。

私は霊視を選んで見てもらった。

「どうにもこうにも、行き詰まっていて…どうする事も出来なくて…」と話すと、
体の中に死霊がたくさんいる事と、成仏出来ていない御先祖様達が肩にたくさんいる事を教えてもらった。


『あー、この状態では、無理でしょうね。』


それを聞いて安心している自分もいる。
母にも、「気の持ち様だ」と言われり、義母にも「皆そうやって(産後の子育てを)乗り越えて来たんだ」と言われ、誰にも分かって貰えなかったからだ。



その方とお話しをしていると、体の中に(お腹の辺り)熱い部分があってなんだか震える。


「なんか…この辺が熱いんですけど、、何が起こっているんですか?」

『もしかして?使命を持ってるのかなー?』
そう言うと、私ではなく、体の中の熱い部分を見て話しかけた。


『あなた、使命があるんでしょ?この人(私)をどうするの?動きたくても動けないのよね?本当はやらなくちゃいけない事あるんでしょ?でも動けないのよね?』

なんだか、悲しみを煽る様に話しかけると
とめどなく涙が溢れ止まらなかった。

私は昔から、自分には何か使命がある様な気がしていて、その使命がなんなのかは分からないけれど、情熱みたいな物だけはとても強く感じていた。

それ等のその気持ちは、私についていた存在のものだったんだ…

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