日記 2024.5.6

風がそよそよと吹く朝だった。シャツ1枚、汗をかかずに着ていられる気温。
春の匂いがしていた。むっと香るけど跡を残さない、さわやか...じゃないけど悪い気はしない匂い。
ピクニックしたい、芝生で寝っ転がりたい、という言葉に共感しながら風を受ける。

Pasco商品の袋についた小さいシールに、[Pascoの国産小麦・北海道ツアー]の文字とQRコード。
まさか小麦を見に行くのかな?
QRコードを読み込む。
旅程は小麦畑の見学、製粉工場の見学、パンが出てくる朝食イベント。ほんとうに小麦旅。ニッチ。
行きたいかと訊かれるとよくわからないけどわからなすぎて興味出た。

修学旅行や遠足で行った場所について話す。小学校の社会科見学でビール工場に行ったことを思い出した。ホップは苦い、と聞いた記憶が残っている。当時はなんとも思ってなかったけど、小学生がぞろぞろビール工場を見学するのは面白い。

“もう会わないかもしれない人”が発生する。また会うと思ってたからびっくり。世間話するくらいで過去のことも今のことも詳しくは知らない人だけど、そこがたのしい関係性だった。人と人は元々違う場所にいて、たまたま同じ場所に集まって、またそれぞれの場所へと向かう。意図しないと再会できないことがほとんどなのだろう。連絡先も知らないままいなくなればそれまで。なんだか不思議。そんなもんなのかな。大人になると友達ができない、という話がちょっとわかる気がした。そういうことかわからないけど。

久々に小説を読んだらおもしろすぎる。今読んでるものがあまりにも好み。読んでいる間、乗っている電車がどんどん降車駅に近づくのが惜しかった。てことで電車を降りても文字を追って歩く。早く続きを読みたくてしょうがない。

1日がんばったからアイスを食べた。甘さ、なめらかさが完璧。こっくりしてすぐ溶けるから、ちょうど良いひんやり。冷たさがやさしくて最高。アイスも疲れも舌の上でとけた。

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