うらがみ

1999/生活の模索

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マガジン

  • 2024年5月

    毎日投稿の集合場所

記事一覧

毎日投稿、すこし休んで3日からまたはじめる予定です。6月の目標はその日のうちに投稿することです。

うらがみ
2日前

故障中の時計 2024.5.31

「故障中」「調整中」という紙が貼られたものを見つけると、写真を撮ります。 街中や駅の時計、駅のホームの電光掲示板、公衆電話などによく貼ってあります。 機能しなく…

うらがみ
2日前
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劇場で寝たい 2024.5.29

劇場という場所が好きです。 好きな劇場の話をしましょう。 KAAT神奈川芸術劇場 ホール 深いオレンジと黒の落ち着く空間です。大好きです。ロビーから続くKAAT色(?)の…

うらがみ
4日前
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ロロ 2024.5.28

次回作情報に興奮しています。これは絶対に観たいです。 ロロの作品はとても好きです。 『はなればなれたち』(2019年、吉祥寺シアター) 終演後、客席の階段を登ってい…

うらがみ
4日前
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【募集】往復書簡しませんか 2024.5.27

今日思いついたことを書きます。あまりにも思いつきなのでいろいろと変えたらすみません。 表題のとおりです。 往復書簡しませんか? オンラインで手紙のように文章をや…

うらがみ
6日前
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苦手チャレンジ 2024.5.26

苦手なことこそ挑戦したくなります。 いや、すこし嘘をつきました。ものによります。 「苦手だけどやりたいこと」がいくつか存在します。最近は木工、絵画、数学です。 “…

うらがみ
6日前
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怒れない 2024.5.25

昨日投稿できませんでした。残念。 ということで今日は「なおしたいこと」がテーマです。 怒られたり注意を受けたりすると「自分は間違っている、相手は正しい」と捉えて…

うらがみ
8日前
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たかが名前? 2024.5.23

最近はじめてペンネームを呼ばれる機会があり、自分じゃないような不思議な感じがしました。 「うらがみ」は2年前から使っていますが、思いついたのは5年前で、自分にはそ…

うらがみ
10日前
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覚書 2024.5.22

傾きはじめた太陽の黄色い光をうけて葉はきらきら すすきの白いところは光をとおす 紫色の空 まだ残る水色の空にピンクの雲と朧げな月、ぴかぴかライトの飛行機がとおる …

うらがみ
11日前
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バクの頭は重い 2024.5.21

今日は、湖に浮かぶボートに寝そべっていた。 水面は深い青色をして、鈍く光っていた。 ボートから見える山も空も、紺色に近い青色だった。山の麓に赤い屋根の建物がひとつ…

うらがみ
12日前
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書きたいもの 2024.5.20

書きたいものを書かなかった学生時代でした。当時理想としていた「書く」は、小説や脚本の作品を完成させる、というものです。目指すゴールは商業的なものでした。普段目に…

うらがみ
12日前
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憧れ 2024.5.19

「能ある鷹は爪を隠す」案件が発覚しました。 能ある鷹に爪を隠された身としては、「え、早く言ってよ〜!」という気持ちでいっぱいです。かつてその方とその“能”に関係…

うらがみ
13日前

占い 2024.5.18

ふと思いたち、ネットで姓名判断をしました。 「うらがみ」でひとつのまとまりですが、姓名判断の都合上「うら」と「がみ」に分けて。なんだか良さそうで安心です。 つい…

うらがみ
2週間前
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美味しい 2024.5.17

皆さんにとって、舌の上で美しさを感じる食べ物はありますか? 私はあります。大好きなうどん屋さんのかけうどんと、台湾で食べた小籠包です。 口に入れて、味わって、飲み…

うらがみ
2週間前
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写真、記憶、ずれ 2024.5.16

大切な写真集がある。撮影者は写真好きで、日常で撮ることを楽しむ人らしい。写真集は、ご家族がまとめて出版したものだという。 旅先での写真が多いのかな?そんな感じ。 …

うらがみ
2週間前
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たらたらつぶやく 2024.5.15

夢を諦めなければならなかった人に対して、「新しいことを見つけてみたらいいかもよ。世界は広い」と言ったことがある。世の中に数多ある物事からすれば、その夢は何万分の…

うらがみ
2週間前
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毎日投稿、すこし休んで3日からまたはじめる予定です。6月の目標はその日のうちに投稿することです。

故障中の時計 2024.5.31

「故障中」「調整中」という紙が貼られたものを見つけると、写真を撮ります。 街中や駅の時計、駅のホームの電光掲示板、公衆電話などによく貼ってあります。 機能しなくなった時計を見て、時計がなかったらどうなるんだろう!と楽しくなった数年前、集めはじめました。 流れている時間と、時計の針が刻む時間は別のものだと思っています。 風が木をゆらすこと、川の水が動くこと、鳥が移動すること、これらによって「流れている時間」を認識できます。 言葉を書くこと、言葉を読むことのなかにも時間が感

劇場で寝たい 2024.5.29

劇場という場所が好きです。 好きな劇場の話をしましょう。 KAAT神奈川芸術劇場 ホール 深いオレンジと黒の落ち着く空間です。大好きです。ロビーから続くKAAT色(?)のオレンジが素敵。実際はHPの写真よりもやさしい色に見えます。客席や壁は無機質というか何の変哲も装飾もなく、すべっとした印象です。その後腐れなさというか、主張のなさも好きです。一番寝泊まりしたい客席です。 客電がついた状態でもやけに落ち着いた気分になるので、開演前に照明が落ちるだけで一気に深くまで潜り込むこと

ロロ 2024.5.28

次回作情報に興奮しています。これは絶対に観たいです。 ロロの作品はとても好きです。 『はなればなれたち』(2019年、吉祥寺シアター) 終演後、客席の階段を登っていたら、当時毎日のように一緒に過ごしていた大学の友人たちの、50歳くらいの姿が浮かんだ記憶があります。どういう物語だったのでしょう。 『四角い2つのさみしい窓』(2020年、こまばアゴラ劇場) 「よくわからなかったな」と思いました。わからないことは嫌ではなくて、わからない、というだけです。わからなさを頭に巡らせ

【募集】往復書簡しませんか 2024.5.27

今日思いついたことを書きます。あまりにも思いつきなのでいろいろと変えたらすみません。 表題のとおりです。 往復書簡しませんか? オンラインで手紙のように文章をやり取りします。お互いnoteに投稿する形や、リアルの知り合いなら公開せずにLINE等で送りあうのも良いですね。郵送で送ることは考えていません。 文字でコミュニケーションを取るときは、チャットで短文を交わすことの多い昨今。まとまった長文をだれかと送りあって対話してみたい、という動機です。 内容は、だれかに話したか

苦手チャレンジ 2024.5.26

苦手なことこそ挑戦したくなります。 いや、すこし嘘をつきました。ものによります。 「苦手だけどやりたいこと」がいくつか存在します。最近は木工、絵画、数学です。 “苦手に挑戦”で一番手っ取り早いのは食事な気がします。実はいけるのでは?という好奇心にのっかり、時々苦手なものを食べます。 たとえばレバーが苦手なので、焼肉屋さんに行くとほぼ毎回挑戦します。滅多に行かないから挑戦の間隔がちょうど良いのです。毎回惨敗です。 それにレーズン。レーズンは生地などに混ざっていて避けようがない

怒れない 2024.5.25

昨日投稿できませんでした。残念。 ということで今日は「なおしたいこと」がテーマです。 怒られたり注意を受けたりすると「自分は間違っている、相手は正しい」と捉えてしまいがちです。それをなおしたいです。 相手の言い分によって自分の行為をコロコロと変えてしまいます。その方がその場は丸く収まるとしても、丸く収めない方が良いときもあります。ただ、正否を判断する方法がわからないのです。責任逃れかもしれません。もし不当な扱いを受けても「不当」だとは感じずに落ち込むだけのことが多いし、怒っ

たかが名前? 2024.5.23

最近はじめてペンネームを呼ばれる機会があり、自分じゃないような不思議な感じがしました。 「うらがみ」は2年前から使っていますが、思いついたのは5年前で、自分にはそこそこ馴染みがある名前のはずです。それでも、慣れなくてふわつきました。それと、呼ばれたときよりも名乗ったときのほうがおぼつかない心持ちがしたかもしれません。 とはいえ、今後「うらがみ」という名前の、“自分じゃない”ところに守られることもありそうだな、と思います。もちろん責任逃れはできませんが、本名の私とは切り離すこと

覚書 2024.5.22

傾きはじめた太陽の黄色い光をうけて葉はきらきら すすきの白いところは光をとおす 紫色の空 まだ残る水色の空にピンクの雲と朧げな月、ぴかぴかライトの飛行機がとおる 振り向くたびに濃くなる真っ赤な夕焼け オレンジ色の窓ガラス 一面の緑 白い花の青っぽい匂い わしゃわしゃ重なる細い葉のヴェールは辺りを包む 遠くの空からくる風がのんびり通る 言葉や写真に変えなくてもずっと残っていたらいいのにね

バクの頭は重い 2024.5.21

今日は、湖に浮かぶボートに寝そべっていた。 水面は深い青色をして、鈍く光っていた。 ボートから見える山も空も、紺色に近い青色だった。山の麓に赤い屋根の建物がひとつ。青の中の赤がアクセント。 気温は過ごしやすく、眩しい日差しもなかった。曇っていたのかもしれない。空が白かった記憶はないからよくわからない。心地良い肌触りの涼しい風が吹いていた。冬という認識だったと思うが寒くはなかった。 ボートには友人が同乗していて、哲学とか、抽象に近いような話をぽつぽつと交わしていた気がする。 時

書きたいもの 2024.5.20

書きたいものを書かなかった学生時代でした。当時理想としていた「書く」は、小説や脚本の作品を完成させる、というものです。目指すゴールは商業的なものでした。普段目につくのはそれらで、それ以外にどんな選択肢があるのか知りませんでした。 壁が高くて、どこから始めたら良いかわからなかったし、創作本を読んでもぴんとこなくて取りかかれませんでした。そして、自分がそういうものを作れるとも思っていませんでした。自信がなかったというよりは、同時代のコンテンツにあまり触れていなかったからです。馴染

憧れ 2024.5.19

「能ある鷹は爪を隠す」案件が発覚しました。 能ある鷹に爪を隠された身としては、「え、早く言ってよ〜!」という気持ちでいっぱいです。かつてその方とその“能”に関係あるような話をしたものの、まったく食いついてこなかった気がするし、いろいろと驚きました。 たとえば実はピアニストなのにピアノの話に乗って来なかった、という感じです。相手にされていなかったのでしょうか…。 なにかと喋りたがる私は、「実は…」とすごいことを隠し持っている方々に憧れます。すごいことなのに自分からは言わない、

占い 2024.5.18

ふと思いたち、ネットで姓名判断をしました。 「うらがみ」でひとつのまとまりですが、姓名判断の都合上「うら」と「がみ」に分けて。なんだか良さそうで安心です。 ついでに本名でも。 あるサイトでは、水に関係する職業が向いている、と出ました。酒屋、クリーニング業、浴場、魚店、水商売など、とのことです。職業を「水」という観点で捉えたことがなかったので新鮮でした。というか、水商売は水関係にして良いのでしょうか?名前だけでは?おもしろいですね。 生年月日をもとにした占いなんか、結構当た

美味しい 2024.5.17

皆さんにとって、舌の上で美しさを感じる食べ物はありますか? 私はあります。大好きなうどん屋さんのかけうどんと、台湾で食べた小籠包です。 口に入れて、味わって、飲み込んで喉を通るときまでずっと美しい。今の何!?と思っているうちに食べ終わります。「おいしい」はひらがなで書くのが好きですが、このふたつだけは「美味しい」のほうがしっくりきます。 大好きなうどん屋さんに行くと、いつも冷たいかけうどんを頼みます。つやつやとしてコシのある麺。見た目も味もクリアに透きとおるつゆ。目の前に運

写真、記憶、ずれ 2024.5.16

大切な写真集がある。撮影者は写真好きで、日常で撮ることを楽しむ人らしい。写真集は、ご家族がまとめて出版したものだという。 旅先での写真が多いのかな?そんな感じ。 被写体は、人物が印象に残る。同じ部屋の中にいる人、同じ車に乗っている人、何枚にもわたって登場する人。または、たまたま交通機関に乗り合わせた人、道行く人。撮影者と被写体との関係性はわからない。写真にはタイトルも説明もないから撮影場所もわからない。 同じ場所・同じ構図で、ピントを合わせるところだけ変えた2枚の写真はチャー

たらたらつぶやく 2024.5.15

夢を諦めなければならなかった人に対して、「新しいことを見つけてみたらいいかもよ。世界は広い」と言ったことがある。世の中に数多ある物事からすれば、その夢は何万分の1の存在だ。他にも良いものがあるかもよ、と励ましたかった。けれどその人にとっては、かけがえのない、ただひとつのものだった。見えていたはずなのに何もわかっていなかった。とても反省している。 失恋した人への「次だよ次!相手はいくらでもいる」もそうだけど、たとえ本当に“いくらでもいる”としても、少なくともその時のその人にはそ