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「挑戦者に真摯に向き合うHRでありたい」採用人事のプロフェッショナルの次なる挑戦とは

UPSIDER への想い

入社を決めたのは、ミッションである「挑戦者を支える」という部分に強く共感したからですが、ミッションや事業内容のつながり、事業展開の方向性から「挑戦者に真摯に向き合う企業」と感じたのも決め手になりました。「事業を伸ばすために人を採用したい、けれども資金面の理由が合ってアクセルを踏めない」そんな経験があったからこそ、「お金の力で挑戦者のポテンシャルを解放する」ことの必要性と可能性を身に沁みて実感していました。
これからは人事のプロフェッショナルとして、採用領域だけではなく、人事が解決できる組織課題にじっくりと向き合い、みなさんと一緒に新たな挑戦への旅へと、心を燃やしていきます。

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UPSIDER で働く人を紹介する『Who we are』シリーズ。

今回語ってくれたのは、2024年3月に入社したTakita Narisa(瀧田 成紗 @takinarisa)さん。新卒でスマートフォン向けゲームを開発する株式会社コロプラに入社し、採用担当としてキャリアをスタート。複数のスタートアップを経て、当時120人規模であった株式会社SmartHRへ入社。一貫して人事のキャリアを歩んできた彼女が、「採用以外の人事のスキルの幅を広げたい」とUPSIDERを選んだ理由について語ってくれました。

2024年3月に入社したNarisaさんです。

新卒から一貫して人事の道へ


ーご経歴を含め、まずは簡単な自己紹介をお願いします。

はじめまして!2024年3月にHRチームに参画しました瀧田(以下、Narisa) です!

キャリアとしては、2016年に新卒として株式会社コロプラへ入社し、エンジニア職などの新卒採用を担当してきました。その後、仮想通貨系企業など複数のスタートアップ企業を渡り歩き、2019年にSmartHRに入社。一貫して採用担当の人事としてキャリアを歩んできました。

UPSIDERとは、転職を決意したタイミングでエージェント様にご紹介いただき出会いました。UPSIDERの「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」というミッションへの共感と共に、事業そのものが「挑戦者に真摯に向き合う姿勢」であることに惹かれ、参画を決めました。
UPSIDER ではエンジニアの採用業務を入口に、Tech 組織の組織開発にも携わっていく予定です。


内弁慶だった私に、社会の本質を教えてくれたガールスカウト

ーとても溌剌としたコミュニケーションで愛されキャラのNarisaさん。元々は人見知りだったと伺いましたが、どのような幼少期を過ごされてきたのでしょうか?

大阪で生まれ、三姉妹の長女として育ちました。妹たちとは歳の差があり、常に”お姉ちゃん”として振る舞い、かつ年齢の割には体格が大きかったためか、常に周囲からは実年齢+αで接せられることが多かったです。そのためか、大人ぶる癖がついた背伸びをした子ども時代でしたね。

性格としては完全な内弁慶で引っ込み思案。小学3年生までは友達が1人しかいませんでした(笑)
性格が変わる転機となったのは習い事に通い始めたことで、友達がいない私を見かねた親が、いろんなコミュニティに混ぜようと、さまざまな習い事を勧めてくれました。

テニス、書道、そろばん、英語、ガールスカウト…ありとあらゆる習い事に通わせてもらいました。

数ある習い事の中で、結局続いたのは英語とガールスカウトで、私の人格形成に大きく影響しました。特にガールスカウトは地域コミュニティの色合いも強く、社会とのつながりを強く体感できる場所でした。

参加当初、親の勧めで嫌々参加していたこともあり、本来の人見知りの性格も相まって、私は態度の悪い子どもでしたね(笑)そんな私を周囲は優しく受け入れてくれて、初めて「社会」という人との共同生活を知った瞬間だったかもしれません。英語教室もガールスカウトもディスカッションの機会が常にあり、「自分で物事を考え、発話する」「チームで何をするか、思考を巡らせる」といった思想がプログラムの中にちりばめられており、チームワークや自律性を育んでもらったことは、今ではとても感謝しています。
内弁慶で自分の意見を出すのが苦手だった私が、だんだんと自分の意見を表現出来るように変わり、学校でも友達をつくれるようになりました。

人事のプロフェッショナルキャリアを目指し、SmartHRへ

ーNarisaさんは新卒入社した株式会社コロプラから一貫して人事のキャリアを歩まれていますね。人事のキャリアを歩み始めるきっかけを教えてください。
新卒で株式会社コロプラに総合職として入社しました。漠然と「早く成長したい」という、今考えればふわっとした考えのもと、門を叩きました。当時ビジネスの新卒採用が2期目だったコロプラは「社内での人材競合が少なく成長機会の獲得がしやすいのでは?」と考えたのが入社を決めた理由です。

配属は会社にお任せしたら「人事っぽい」という理由で人事配属となり、エンジニアの新卒採用を担当することになりました。

「人事っぽさ」は当たっていたのか、仕事はとても楽しく、一定の成果も出せました。

採用候補者と向き合い、多様な価値観・バックグラウンドに触れることは非常にやりがいに溢れていました。特に学会や研究室の訪問が好きでしたね。

環境には非常に恵まれていてそこに有り難さを感じた一方、上場企業の意思決定スピードが当時の私にとってはもどかしく感じる場面が多くなり、スタートアップへの転職を決意しました。

振り返ると当時の転職活動はとても甘く考えていて、結果としてその後、複数企業を転々としてしまいました。一度キャリアを仕切り直そうと思い、ご縁があったのが株式会社SmartHR(以下、SmartHR)でした。

キャリアの仕切り直しの条件として、採用活動に思いっきり打ち込み、高いレベルの成果を出せると自信を持てる環境であること、そして自分がもっているスキルや武器は決して多くないので、会社としてノウハウなどの情報資産が蓄積されていそうな環境であることを軸に探し、当時130人ほどのSmartHRに入社しました。

ーSmartHRでは、主に採用業務を担当されていたのですか?

はい。ありがたいことに、十分な予算と社員のみなさまの協力、裁量をいただき、思いっきり採用活動に打ち込めました。採用活動にまつわるさまざまな業務を任せていただいたのですが、中途採用のオペレーションの構築、採用広報の立ち上げ、0→1のプロジェクトから仕組み化するところまで.... 周りの支援もあり、成果を残すことができたと実感しています。

1年で200人規模の採用活動を推進するという、大きな数字を追いかけながらも、部門の方々と一緒に一つひとつ解像度を高め、どう事業に貢献できる採用活動を両立できるか?というバランスを追求できたことも自分にとって大きな経験となりました。

SmartHRでの経験は、私が転職当初目標としていた「採用活動に思いっきり打ち込みたい!」というキャリアの展望をかなえることができ、本当に感謝しています。

非常に充実した4年半だったのですが、人事としてどうキャリアを立てていきたいか?を改めて考え直した時に「採用以外の領域に自分の幅を広げていきたい」と感じるように。「もっとアーリーフェーズの組織に飛び込んだ方がその目的は叶えられるのではないか?」と考え抜いた結果、新たな環境へチャレンジすることにしました。

経験に裏打ちされた自信が奢りに...自己を見つめ直した後半のキャリア

ー新卒時代から一貫して採用人事の領域を経験し、順調なキャリアのように見えます。Narisaさんにも挫折経験はあったのでしょうか?

ありますね..。最初に感じた大きな挫折は大学生の頃でしょうか。当時うっかり単位を落として留年してしまった大学4年生の私は、上京をしインターンをすることを決めました。
そのインターン先はスタートアップ企業で、なんとオフィスが一軒家。家がなかった私にとっては非常に幸運で、住み込みで働かせてもらうことになりました。
同僚のインターン生はほとんどが高校生だったのですが、その方々がとても優秀で・・・。知識・コミュニケーション・スタンス、どれをとっても私は劣っている状態でした。優秀な人たちに囲まれ、打ちひしがれましたね。

ただ、インターンを通じて多彩な才能に溢れる彼ら・彼女らとの働くことで「年齢や性別、職種、役職は関係ない」と思えるようになり、対人における基本的なスタンスとして常にフラットさを意識できるようになったのは、この時の経験を経たからだと思います。

あと、実はSmartHR時代にも失敗した経験があるんです。今振り返ってみても、「謙虚さが足りなかった」と思っていますし、絶対に変わらないといけないと決意した原体験でもありました。

それは目標に対して未達だったチームメンバーにストレートに「どうして未達なのか」と強く問うようなコミュニケーションを取ってしまったことです。こうしたスタンスを取り続けた結果、当時のチームメイトから、「Narisaさんは怖い」とフィードバックを受けてしまうことも。

自分が変わるきっかけになったのは、SmartHRでグループ会社に出向していた頃のことです。

初めて営業やカスタマーサクセスに関わり、わからない状態になる苦しさを味わいました。未知の領域でもがきながら成果を上げる難しさを実感し、そして過去の自分を振り返った時に「誰しもこれまでの経験に裏打ちされた強みがあり、その強みを尊重し、相互に背中を預けあいながらチームとして成果を出すことが大切だ」と改めて実感しました。未達であることを一方的に責めていた自分を恥じましたね。

仕事は一人で完遂するのは難しいことです。だからこそ「ごめんなさい」や「ありがとう」を一貫して言動として表す、をポリシーに体現できるようになったのは最近ですね。今後も大切にしていきたいです。

挑戦者が直面するお金の課題を人事として感じてきたからこそ、「挑戦者に真摯に向き合う姿勢」に強く惹かれた

ーUPSIDERに入社した決め手を教えてください。
入社した決め手は選考過程でお会いしたKohei(冨士本)、Kaho(宮本)、Toru(宮城)、Tomo(水野)のお人柄が素敵で、またそれぞれ別の魅力がありながらも、共通したUPSIDERらしさといえるものを感じられたことです。

またミッションである「挑戦者を支える」という部分にとても共感したのですが、ミッションと事業内容のつながりや事業展開の方向性から、「挑戦者に真摯に向き合う企業」と感じることができたことも決め手の一つです。

個人的には採用以外の人事業務に挑戦したいと考えていたのですが、個人のキャリア形成機会として以下の点も面白そうだと感じました。

  • 組織づくりとして「リモート・グローバル」が条件にあり、より難易度の高い業務環境であること

  • 幅広く裁量が持てそうな組織フェーズであること

  • HR組織をこれから拡大するフェーズであること

新卒から人事としてキャリアを積み、プロフィットセンターではなく、コストセンターから事業にコミットすることを一貫して経験してきました。アーリーステージから上場後のスタートアップを経験したなかで、人事として事業を伸ばすために人を採用したい、けれどもお金の制約があってアクセルをふむことが出来ない、そのようなもどかしい経験をしたからこそ「お金の力で挑戦者のポテンシャルを解放する」ことの必要性と可能性を身に沁みて実感していました。

人事のプロとして、お金の力でユーザーのポテンシャルを解放することを含めて「挑戦者を支えたい」と思っているんです。
そしてUPSIDERなら多様な経験を経て、人生がアップデートされていく感覚を味わえるチームだと感じたんです。人事として、高いレベルでの実行力とクリエイティビティを求められる、非常にレベルの高いチームだと。「私もここで挑戦をしたい!」と直感したんですよね。

茨の道をいっている方が、働くなら面白いと思いませんか?(笑)

UPSIDERでの挑戦を通じて、自分の生き方を問い続けたい

ー今後UPSIDERで成し遂げたいことはありますか?

まずは採用活動を通じて、事業成長に貢献したいと思っています!最終的には人事の領域(採用・組織開発、労務、退職など人事サイクルのすべて)を人事のプロとして貢献できるようになりたいですね。

いかに業務を効率化、定型化するかが求められるコーポレートチームに所属する一方で、複数領域で事業をもち常に不確実性に向き合っている事業部門とはギャップが生まれやすい環境にあると思います。
だからこそできるだけ変化に柔軟に、事業の意思決定や組織づくりに最大限寄り添えるようになりたいし、人事として介在価値を出していきたいですね。

ーNarisaさんが人生を通じて成し遂げたいことはありますか?

えーっ(笑)難しい質問ですね...。働く上でのポリシーとして「死ぬまで楽しく働きたい!」とは思っているんです。
成し遂げたいことというより、こういう生き方をしたいという感覚なんですが、一緒に働く人、社会、会社のお客様、友人、ステークホルダーに対して真摯であることを問い続けたいし、そういう生き方を貫きたいです。過去にそれができなかった自分を悔いているし、謙虚さを取り戻すことを常に忘れないようにしたいですね。

ー最後に、UPSIDERへ興味のある方へ一言メッセージをお願いします!

UPSIDERは創業して間もないにもかかわらず、法人カード「UPSIDER」と「支払い.com」という非常に規模の大きな事業を二つも運営しています。

さらにUPSIDERは非常に複雑性の高い領域を追求していると思います。
Toruが「私たちは茨の道を突き進んでいる」と言っていたことに深くうなずきましたね。もっと具体的にいうと、金融機関としての信頼性と、スタートアップとして圧倒的成長スピードと変化の両方を磨いているんです。

更に人事的な観点を掛け合わせるなら、難易度が高くなる要素が沢山あります。例えばグローバルな組織であったり、フルリモートであることなどですね。
私は難しい方が楽しく働けるかなと思っています(笑)。

こんな難易度の高い挑戦に一緒に挑んでみたい!と言う気持ちがある方とともに、この難攻不落の山を一緒に乗り越えていきたいです!


ーNarisaさん、ありがとうございました!

UPSIDER へ少しで興味を持った方、Narisaとお話してみませんか?

当社では、HRを含めた多様な職種で積極採用中です!!当社メンバーとぜひお話しませんか?


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