人生のお暇をいただいている

9月から人生のお暇をいただきまして、仕事も休職して田舎の実家で暮らしています。
ちなみに家の周りには畑と田んぼしかなく、鹿や猪などの野生動物はうろうろしてる、歩いていける距離にコンビニなんてないレベルの田舎です。

社畜精神が根付いているので、休職した初めの頃は「平日の昼間に働いていないこと」への罪悪感を感じたり、置いてきた仕事のことが気になって考えてしまったりと、あまり好きなことができませんでした。

家に1人でいても良くない方向に考えてしまうので、普段は映画館にあまり行かない私もさすがに市内に唯一ある映画館に頻繁に通うことに。

平日の昼間にしか行ってないからだと思うけど、お客さんが10人以上入っていた回はありません。
公開直後の『ジョン・ウィック』が座席数270に対してお客さんは私含め7人だったからね。視界に人がいない、ほぼ貸切状態を毎回満喫しました。

でもね〜、本当に映画館で見る映画の選択肢がないんだ、これが。

大阪だったら、まず電車ですぐ行ける距離に映画館が山ほどあるし、スクリーンの規格もたくさんあるし、見たい映画も選びたい放題だったのにね…
一長一短ですね。

それで9月の後半になる頃には、映画館で見たい映画は見つくしてしまいました。

とはいえ1ヶ月経って10月に入るとさすがに今の生活にも慣れてきて、1日の大半をベッドで怠惰に過ごしてもあまり罪悪感を感じなくなってきたので、今は家で映画やドラマを見まくっています。

本当は9月の頭からそういう生活が出来ていたら、普段はなかなか手が出なかったシーズン数の多いドラマに着手できていたんだろうけどなぁ…

『セックス・エデュケーション』とか『ロック&キー』とか『LUCIFER/ルシファー』…話数がそれほど多くないけど『Lupin/ルパン』とか『ブリジャートン家』も…

シリーズ視聴中に途中で他に見たい作品が出てきて間に挟むと、もう元のドラマには一生戻れない性格なので、視聴を始めるにはそれなりの覚悟が必要です。
しかも10月は絶対に絶対に絶対に外せない『アッシャー家の崩壊』の配信開始があって、何を見ていたとしてもこれが始まれば最優先になってしまうこともわかっていたので長編作品に手が出せず…

『アッシャー家の崩壊』を見終わってひと段落ついた今、あらためて未視聴の長編作品に着手すればいい話なのですが…残念ながら人生のお暇のリミットの方が近づいてきてしまいました。

それで今は何をしているかというと、マイク・フラナガン監督の『ジェラルドのゲーム』から『アッシャー家の崩壊』までの7作品の出演者をすべて洗い出し、2作品以上出演しているキャストを抽出、作品ごとに何役で出ているかをまとめた表をExcelで作成して遊んでるところです。

出演数が多い人順に並び替えて、キャストごとにどの作品に何役で出ているかが一目でわかるようにしています。

メインキャストはさすがに作品を見ただけで「あ、この人また出てるな〜」って気付けてたんだけど、たとえば名もないホームレス役とか刑事役とかでも複数回出演してる人がいて、新たな気づきがあって面白いです。

で、気になってまた作品を見返すというループ。

いや、そんなことしてる時間があるなら未視聴作品見れるやろ、ってことは重々承知してるんですが。なんせこの遊びが楽し過ぎる。

残りわずかな暇も楽しみたいと思います。

2023/10/17

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