実写ドラマ『ONE PIECE』見た

Netflixの実写版ワンピース、めっちゃ良かったです。

ワンピースに関してですが、私は原作漫画は61巻(2年後がはじまったところ)までしか読んでいません。
(最推しはエースでした)(お察しください)

アニメはほとんど見ていません。
映画はいくつか見たかな。
おそらく一般的な知識はあるけどファンとは言い難いくらいの立ち位置です。

以下、ドラマのよかったところです。
作品の展開に関わるようなネタバレは書いていないつもりです。
ラストシーンについては最後の方にちょっと書くけど、また注意喚起します。

1.麦わらの一味がよかった

メインの5人がそれぞれめちゃくちゃ「っぽかった」です。
立ち居振る舞いや表情の作り方がそれぞれのキャラそのものに見えました。
もちろん原作との違いもあるんだけど、その違いがノイズじゃなくて魅力になってる感じ。

原作のルフィはもうちょっと能天気というかおバカっぽいと思うんですけど、イニャキルフィは良い意味で精神年齢が少し上がっていて落ち着いていて、そこがものすごくよかった。

他の4人についても同様に、原作の雰囲気はありつつ変に誇張しすぎないリアルさのバランスが抜群だと思いました。

2.プロモーションがお上手

私たち視聴者って、良くも悪くも公表されてる部分でしか作品を評価できないなって思います。
製作陣やキャストが作品に対してどう思ってるかは、出来上がったものからしか受け取ることができないし、SNSの公式アカウントの発言がその作品に関わる人達の総意のように見えます。

原作に対してどれだけ愛を持って作品を作ってくれていたとしても、出来上がったものがリスペクトに欠ける出来だったらがっかりしちゃうもん。

その点、実写版ワンピースは配信が始まる前から製作陣やキャストがどんな心意気で作品を作っているかっていうプロモーションの仕方が抜群にうまかった。
配信される前からキャストのこと大好きになっちゃってるもんね。

このプロモーションの仕方って、残念ながら作品の良し悪しに関わらず観客にとってはめちゃくちゃ重要なんだなってことは、この夏の某お人形さん映画の惨事を見ていて強く思いました。
そういう時代なんだろうね。

私なんかは特典映像大好き人間なので、毎日Netflixが YouTubeにupしてくれるワンピース関連の動画を見て、ますますキャストたち自身のことが好きになっちゃってます。
(Netflixにまんまと踊らされてる感あるね…お望み通り踊りまくってやるわ…)

大きく言えばこの2つの点がすごく私にはハマりました。
セットも良かったけどね〜!特にバラティエ!

ちなみに個人的にアクションシーンはあんまりでした。
単なる肉弾戦ではない、かといって魔法対決みたいにすべてがCGでどうにかなるアクションでもない、ちょうどその間を魅力的に見せるのって難しいのかな…(でも成功してる作品もたくさんあるよね)
見ていて血湧き肉躍る…って感じではありませんでした。

とはいえ原作漫画の有名なシーンは一通り押さえてる感じはすごくよかったよね。

以下、
※ネタバレ注意※
です。


最終話、ラストのみんなの幼少期のシーンを合わせた浸水式からのアニメ主題歌のアレンジからのドラマ版テーマ曲のタイトルコール、めっちゃめっちゃめっちゃよかったよね?
見終わった時に「よかったーー!!!」って思わせてくれる作品大好きよー!

シーズン2もめっちゃめっちゃめっちゃ楽しみにしてるよ!

2023/09/15

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