ドラマ『ブラック・ミラー』S6見た

Netflixのドラマ『ブラック・ミラー』シーズン6を見ました。
以下、ネタバレありの感想です。ご注意ください。


『ジョーンはひどい人』
始まりからは予想できない展開で、かつ、ハッピーエンドでびっくりしました。
女優さんたちの使い方が面白い〜!豪華!
全シーズンを通して上位にくるくらい好きです。

『ヘンリー湖』
これは逆に予想通り、終始いや〜な感じで終わってしまいましたね。
最後、1人生き残ってしまった息子が自殺して終わるかと思ったけど、あの感じだと彼は死ねないまま生き地獄を味わいそう…
授賞式の人々や、それを中継で見ている酒場の息子との温度差が悲しい。

『ビヨンド・ザ・シー』
これ絶対に最後殺されてレプリカ乗っ取られるやん、って思って見てたけど、それ以上に後味の悪い結末で度肝を抜かれました。ブラック・ミラーっぽさ全開。よくまぁこんな脚本が思いつくな…
この後の2人の心情とか、会話とか、想像する余地が残されていて『ヘンリー湖』より残酷ではあるけど面白いと思いました。

『メイジー・デイ』
オオ…そういうのが"あり"の世界観なのね…
近未来SFとかファンタジーとかホラーとか、どこまでが"起こり得る"世界観なのかということが最初に提示されていないと、後から実はこういうのも"あり"の世界ですよ、と言われても「じゃあなんでもありやん」って私はついていけなくなっちゃう…

『デーモン79』
いや、ほんまに世界滅亡すんのかい。
でもこれも悪魔に裏切られて絶望エンドかと思ってたから、意外にも爽やかなハッピーエンド?で意表を突かれて面白かったです。
ところで『メタルヘッド』に出てきたロボットが一瞬映ってましたよね。作品ごとの繋がりを見つけるの楽しい。

ブラックミラーは、見て気分が良くなるお話ばっかりじゃないのがわかってるから、見るまでがちょっと腰が重たかったんだけど…
さすがに面白かったな〜!

今回はオカルトとかホラーよりの作品があったけど、次のシーズンがあれば「ブラック・ミラー」っぽい、人間の本質を描く近未来SFをたくさん見れたらいいな。

2023/10/06

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