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トイレの消毒と手袋の着脱

医師や専門家等をお招きして、人にはなかなか聞けないトイレや排泄に関する情報をお届けするYoutube「オンライン日本トイレ研究所」(毎週水曜に更新)ですが、おかげさまで登録者が376人になりました。ちょっとずつ前進しております。ありがとうございます。

さて、現在公開している「トイレと新型コロナウイルス感染症予防」シリーズの最終回は「トイレの消毒と手袋の着脱」です。東京医療保健大学で感染制御学を専門とする菅原えりさ教授をお招きして、お話をお聞きしました。

この記事では、大切なポイントを1分で読める(400~600文字)ようにまとめました。詳しくはyoutube「オンライン日本トイレ研究所」をご覧ください。

トイレの消毒のポイント

トイレでは多くの人が同じ場所に触ります。排泄後は手が汚れているので、その手で触れた箇所は汚れている可能性が高いということになります。

トイレで主に手が触れる箇所

ですので、とくに手が触れる箇所は、定期的に清掃して汚れを落としてから消毒することが求められます。消毒するときは一方向に拭くようにします。
とはいえ、使用するたびにすべての部分を消毒するのは現実的ではありません。たとえ高頻度で消毒したとしても、直前の人が汚してしまうこともあります。
やはり、トイレ使用後はしっかり手を洗うことが自分自身を感染から守ることにつながる、ということです。

参考:「大腸菌はペーパーを何枚通過する?」「トイレでは袖をまくった方がよい?」

手袋の着脱方法

手袋をつける際は、腕時計等は外し、手首の方までしっかり伸ばしてつけてください。
手袋を脱ぐ際は、片方の手でもう片方の手袋の外側をつまんで引っ張りながら外します。外した手袋は、手袋をしている手のひらに握り込みます。
次に、手袋を脱いでいる手で、手袋の内側を持ち上げて、手袋の内側から裏返すように外します。そうすると手袋の汚れた面には触れずに外し、まとめて捨てることができます。私の文章力では、ものすごく分かりにくいので、ぜひ動画をみてください…
手袋を脱いだ後、いきなり次の行動に移ってはダメです。目に見える汚れがなくても手のひらは汚れているものとして、すぐに手洗いや手指消毒をしてください。
大変ですが、一人ひとりできることを丁寧に実践し、習慣化することが必要だと思います。



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