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10月25日の手紙 冬服への移行


拝啓

あれだけ暑さに苦しんでいたのに、冷えが気になる時期となりました。
朝夕は冷え込むことがありますから、
この月曜日から、レギンスを仕事着に足しました。

上半身には、まだインナーは増やしません。
のぼせやすいので、全身を温めてしまうと気分が悪くなってしまうことがあったからです。サウナに入ってのぼせてしまった人のようにしばらく駅のベンチに寄りかかり休憩した辛い思い出があります。あれ春先、寒い日と暖かい日の狭間で、厚着しすぎた結果だったと思います。

それ以来、冷え対策をしつつ、のぼせないように注意しています。
温めるのはもっぱら下半身、上半身は下半身よりは薄着で、脱ぎ着可能なものを重ね着と決めています。下半身に着るの発熱素材ではなく、できるだけ天然素材のものにして、温まりすぎず、汗を吸うようなものを選んでいます。
また、以前は、12月ごろからはかなり分厚い靴下もしくは、起毛の靴下を履いていました。昨年からは、五本指ソックスの「ケアソク」を履いています。

ふかふかの靴下は気持ちは良いのですが、外反母趾がひどくなったので、靴下を変えたのです。
「ケアソク」は、さほど分厚くはないのですが、足の指がしっかり動くからか、不思議なことに、寒くはありません。汗も吸収してくれるからでしょうか、冷えない気がします。(個人の感想です。)
「ケアソク」は、5本に分かれた爪先、かかとのクッション、アーチの固定ができる靴下です。
かなり高価ではありますが、足が疲れにくくなったのと、寒くても暑くてもはけるので、元がとれると考えて愛用しています。

上半身もさらに一段寒くなったら、インナーを足すことにしているのですが、
某有名衣料量販店のものは、暖かくなりすぎるため、不採用です。
色々と試してみた結果、ワークマンやスポーツ用品店のもののほうが、合うようです。機能が良ければよい、というわけではないようなのがインナー選びの難しい所ですね。

さて、このように、冬の重ね着は煙突のある暖炉のようなイメージにしています。「下からしっかり、温めて、上から空気を逃す形にする、そして空気を逃す部分で調整できるようにする」ということです。
最近は朝夕冷え込みますが、冷えるのはある程度予想がつくので対応がしやすいのです。むしろ、お昼過ぎが1番調節が難しい時間帯です。
食事をとったことで、体温が上がり、また、太陽の光が降り注ぐこの時間帯は気温も上がり、一時的に暑さを感じます。
しかし、ここであまり薄着になってしまうと、夕方には体がすっかり、冷えてしまったりします。ほどよく、調整しなければなりません。
「寒暖差疲労」という言葉があるそうです。簡単にいうと、温度差に対応しようとして、自律神経の交感神経と副交感神経が激しく切り替わり、自律神経が疲れてしまうことをさすとか。
服装や寝具の調節でも、体温の調節はでき、「寒暖差疲労」対策になるようです。 

襟ぐりが大きく開いた服は仕事着では着ないので、首元にボタンがあって、苦しくなった時はボタンを1つ2つはずせるようなシャツに上着を足すのがちょうど良いと感じています。今の時期だと、少し暑い場合は、シャツの袖を肘までまくり、それでも暑い場合やのぼせた場合は、上着を脱いで、さっとシャツのボタンを外すことができるからです。
「そこまできっちり決めておく必要はあるのか」と思う方もいると思いますが、選択肢が準備されているということは安心だと考えています。
体調の微妙な変化にも、サッと対応できるだけの準備があるとわかっていれば仕事だけに集中できます。
身体の不調はそれが微妙なものでも、仕事への集中を乱しますし、できるだけ心地よい身体の状態のほうが正しい判断ができると信じているということでもあります。
人によっては仕事中の身体の状態などあまり関係ないのかもしれませんが、自分がそういうタイプではないということを身をもって知っています。
仕事のパフォーマンスを上げるには…というと、知識とか効率、技術の習得が思い浮かびますが、どんな仕事もそれに取り組むのは自分という概念ではなく、身体です。
仕事について考える時、「この身体が、心地よくある」ということが無視されやすいような気がします。それが、仕事で心身のバランスを崩す人が多いひとつの原因かもしれません。

そんなことを考えながら、今夜も、
「身体を無視して、良い仕事はできない」と唱えながら、明日着用するレギンスを準備をしています。

それでは
また


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