マガジンのカバー画像

Audible読書記録

22
Audibleで聞いた本の感想記事のまとめです。 SFとミステリがほとんどです。 ネタバレ有りなのでお気をつけください。
運営しているクリエイター

記事一覧

2024年4月2日 「生きづらい明治社会ーー不安と競争の時代」感想

岩波ジュニア新書、著松沢裕作、「生きづらい明治社会ーー不安と競争の時代」を、Audibleで聴…

千歳緑/code
2か月前
5

2024年4月9日 「牧師館の殺人」感想 ネタバレなし

Audibleで聴いたアガサ・クリスティ「牧師館の殺人」の感想です。 セント・メリー・ミード村が…

千歳緑/code
1か月前
4

2024年4月14日「めんどくさがりの自分を予定通りに動かす科学的方法―意志力を使わず…

Audibleでアガサ・クリスティを聴きまくっていたのですが、流石に食傷してしまいました。 人が…

千歳緑/code
1か月前
4

2024年5月12日 「あなたの知らない脳 意識は傍観者である」感想

「あなたの知らない脳 意識は傍観者である」早川書房 ディヴィッド・イーグルマン 訳:大田…

千歳緑/code
2週間前
6

2024年3月2日 「春にして君を離れ」感想

アメリカの小説が合わなくて、イギリス小説に戻ってきた話は以前、書きました。 イギリスミス…

千歳緑/code
3か月前

2024年3月10日 「ポアロ登場」感想

Audibleでアガサ・クリスティーの「ポアロ登場」を読了しましたのでその感想です。 頭が忙しい…

千歳緑/code
2か月前
2

2024年3月23日 「火曜クラブ」感想 ネタバレなし

アガサ・クリスティーの「火曜クラブ」早川書房をAudibleで聞きました。 その感想です。ミステリの古典と言ってもいい作品ですから、読んだことがある方も多いでしょうし、ネタバレしても問題ないような気はしますが、クリスティーに敬意を評してネタバレなしの感想です。 これまでの、アガサ・クリスティー作品の感想はこちら。 新鮮な気持ち 火曜クラブは、クリスティーの生み出した名探偵の1人、ミス・マープルが登場する短編集です。13編の短編小説が収録されています。 たぶん子供の頃に、絶対

2024年2月24日 今の気分は英国

読書というのは不思議なものです。 昔の本でも最近、刊行された本であっても 読むタイミングと…

千歳緑/code
3か月前
4

2024年1月26日 「お嬢様ことば速習講座」感想

今日は雪がちらつくことはありませんでした。 雪が悪いというわけではありませんが、 ホッと胸…

千歳緑/code
4か月前
5

2024年1月28日 「脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき」の…

脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき 著:毛内拡 ブルーバックス をAu…

千歳緑/code
4か月前
4

12月22日の手紙 人類と気候の10万年史

拝啓 今日は冬至です。 一年で1番、夜が長い日です。 いただきものの小さな柚子があったので…

千歳緑/code
5か月前
2

12月16日の手紙 グレイラットの殺人

拝啓 楽しみにしていた、 M.W.クレイヴンのワシントン・ポーシリーズの 第4作「グレイラット…

千歳緑/code
5か月前
1

12月7日の手紙 カササギ殺人事件 ネタバレあり

拝啓 ホーソン&ホロヴィッツシリーズの作者であり、テレビドラマや映画の脚本家である、アン…

千歳緑/code
5か月前

9月12日の手紙 プロジェクト・ヘイル・メアリー

拝啓 今日の空には鱗雲が浮かんでいました。 端が溶けかけているようでしたが綺麗に並んでいました。  しかし、写真を撮ると、鱗雲には見えません。 スマホで写真を撮る才能が壊滅的にないようです。 目で見たようには撮れないのです。 それとも、 目のレンズには、すでに特別なエフェクトが入っているのかもしれません。 そのエフェクトが色々なものを美しく見せている、と推測して、人がひとり亡くなるということは、その人独自のエフェクトがかかった世界を2度と知ることができないと言うことでもあり