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読書録

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本と呼ばれるもの全て(紙の本、kindle、Audible)の感想をまとめたマガジンです。 ジャンルはSFやミステリが多めですが、多岐に渡ります。
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記事一覧

2024年4月2日 「生きづらい明治社会ーー不安と競争の時代」感想

岩波ジュニア新書、著松沢裕作、「生きづらい明治社会ーー不安と競争の時代」を、Audibleで聴…

千歳緑/code
2か月前
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2024年4月9日 「牧師館の殺人」感想 ネタバレなし

Audibleで聴いたアガサ・クリスティ「牧師館の殺人」の感想です。 セント・メリー・ミード村が…

千歳緑/code
1か月前
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2024年4月11日 「幾世の鈴 あきない世傳 金と銀特別巻(下)」感想

海外文学をメインに読んでいると 格好つけておりましたが、時代小説も実は読んでおります。 と…

千歳緑/code
1か月前
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2024年4月14日「めんどくさがりの自分を予定通りに動かす科学的方法―意志力を使わず…

Audibleでアガサ・クリスティを聴きまくっていたのですが、流石に食傷してしまいました。 人が…

千歳緑/code
1か月前
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2024年5月12日 「あなたの知らない脳 意識は傍観者である」感想

「あなたの知らない脳 意識は傍観者である」早川書房 ディヴィッド・イーグルマン 訳:大田…

千歳緑/code
2週間前
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2024年5月15日 「秘密の古代ギリシャ、あるいは古代魔術史」 感想

古代ギリシャ研究家で古代ギリシャのお祭りを再現する「古代ギリシャナイト」を主催する藤村シ…

千歳緑/code
2週間前
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2024年3月2日 「春にして君を離れ」感想

アメリカの小説が合わなくて、イギリス小説に戻ってきた話は以前、書きました。 イギリスミステリの女王、アガサ・クリスティーの作品をAudibleで聴き終えましたので、その感想です。 今作、「春にして君を離れ」はジャンルとしては、ミステリではありません。 じゃあ、何のジャンルなのか?と聞かれると、「文学作品」ということになりましょうか。 ミステリを期待して読むと肩透かしかもしれませんが、しかしこれはとんでもない作品です。 ミステリではないのでネタバレと言えるほどのネタバレはない

2024年3月10日 「ポアロ登場」感想

Audibleでアガサ・クリスティーの「ポアロ登場」を読了しましたのでその感想です。 頭が忙しい…

千歳緑/code
2か月前
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2024年3月21日 「ミステリの女王の名作入門講座 クリスティを読む」感想

大矢博子「ミステリの女王の名作入門講座 クリスティを読む」東京創元社 を読みましたので、…

千歳緑/code
2か月前
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2024年3月23日 「火曜クラブ」感想 ネタバレなし

アガサ・クリスティーの「火曜クラブ」早川書房をAudibleで聞きました。 その感想です。ミステ…

千歳緑/code
2か月前
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2024年2月24日 今の気分は英国

読書というのは不思議なものです。 昔の本でも最近、刊行された本であっても 読むタイミングと…

千歳緑/code
3か月前
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2024年1月26日 「お嬢様ことば速習講座」感想

今日は雪がちらつくことはありませんでした。 雪が悪いというわけではありませんが、 ホッと胸…

千歳緑/code
4か月前
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2024年1月28日 「脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき」の…

脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき 著:毛内拡 ブルーバックス をAu…

千歳緑/code
4か月前
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2024年1月21日 「性差別の医学史 医療はいかに女性たちを見捨ててきたか」感想

「性差別の医学史 医療はいかに女性たちを見捨ててきたか」 著:マリーケ・ビッグ 訳:片桐恵理子 双葉社 ひさしぶりに、読んだ本の感想です。 難解な上、テーマがテーマなだけになかなか感想が書けませんでした。 興味がある人は、こんな感想を読むよりご自身で読んだ方がいい本だと思います。 著者が言いたいことを正確に読み取れている気がしないまま、 これを書いています。 そんな理解で何故、感想を書いているのか、 それは、 この本について議論をしたいからではなく、 自分が読んだ際に湧いて