【要約】 心療内科医が教える本当の休み方
今回紹介する内容は秋葉原savaクリニックで心療内科医をしている鈴木裕介さんの『心療内科医が教える本当の休み方』の一部分です
▪︎心療内科医が教える本当の休み方について
①自分より周りや会社を優先しない
うまく休めないのは自分より周りの人や会社を優先しすぎるからです
自分のニーズを後回しにして会社や他人のニーズばかり応えていくとなかなかゆっくりと休めません
『休むと迷惑がかかる』や『評価を下げたくない』といった真面目で責任感が強い人ほどこの傾向にあるでしょう
そもそも仕事というのは果てしないマラソンのようなものです
『今日だけは』と短距離走のように自分を追い込むと後半に失速したりバテてしまうので最後まで走り続けるためにも適度に休む必要があります
②ストレスがかかっていることに気づく
私たち人間の身体というのは多少のストレスは誤魔化して耐えられるようにできています
ストレスがかかっている時、人間の身体はストレスに抵抗するために抗ストレスホルモンと呼ばれるアドレナリンやコルチゾールといった物質を放出します
それらが分泌されることで心拍数や血圧が上昇し集中力が上がりストレスを感じない戦闘モードになりますが、解除されることで初めて疲労に気づくことになります
過度なストレスはパフォーマンスを高めてくれますが、このストレスが慢性的に長く続くと段々と心身が耐えきれなくなってしまいます
うつ病にならないためにも早い段階で自分のストレスに気づいて定期的に休むことが大事になります
③自分がリフレッシュできることを知る
リラックスするためには自然に触れたり、人やペットとの繋がりを感じることが大切です
例えば、恋人を抱きしめたり、他人と雑談したり、ペットを撫でたり、大地を裸足で踏みしめたり、朝にスタバの店員とちょっとした会話をしたりするだけでも繋がりを感じて気分が高まります
逆に孤独を感じると免疫力が弱まり、脳機能が低下し、睡眠の質が悪くなったり、疲労感やイライラが増すことがわかっています
つまり、適度に人との繋がりを感じることは必須ということです
④自律神経のバランスをとる休み方
自律神経とは呼吸や体温、血圧、心拍、消化、代謝、排尿、排便など生きていく上で欠かせない生命活動を維持するために24時間365日休むことなく働き続けている神経のことです
この自律神経は全身に張り巡らされており、ストレスや環境の変化に応じて身体を微調整しながら全身を最適な状態に保ってくれています
ストレスによって自律神経のバランスが崩れてしまうと体調を崩したり疲れやすくなってしまうということです
まず、ストレスを受けた時に自分が感情的になって熱くなるバトルモードなのか、無感情で眠くなるフリーズモードなのかを理解する必要があります
大切なのは静と動のバランスを取ることです
⑤自分が支えになったものを思い出す
リラックスするためには自分の支えになったものを思い出すことも大切です
誰でも辛い時を乗り越えて今を生きているので、自分が辛い時にどうやって乗り越えてきたのか、その方法を思い出して実践することでリラックスすることができます
例えば、美味しいものを食べたり、芸人のコントを見たり、メダルゲームに没頭してみたり、ペットと散歩や触れ合ったりなど人それぞれいろいろあるでしょう
子供の頃にやっていたストレス解消法は大人になった今でも通用することが多いですよ
▪︎【まとめ】心と身体の疲れが取れると前向きになれます
静と動のバランスをとった休日を過ごし、他人との繋がりを感じ心と身体の疲れが取れると自分でもわかるくらいに元気になることができます
仕事のパフォーマンスが向上したり、ご飯が美味しく感じたり、他人に優しくなれたり、前よりも自分を好きになれたりするとこの本では紹介されています
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