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ロレンツォの母達

「ロレンツォのオイル/命の詩」という映画をお知りでしょうか?

昔の(1992年の)映画なのですが、あらすじとしてはこのような内容です。

・ひとり息子であるロレンツォの難病(副腎白質ジストロフィー)を治すためにオドーネ夫妻(夫アウグストと妻ミケーラ)は、医学の素人でありながら自力で治療法を探すことを決意

・医学図書館で調べ、世界中の研究者に問い合わせ、ついには副腎白質ジストロフィーの国際的シンポジウムを開くに至る

・息子の様態は日々悪化するものの、食事療法として特定のオイル(エルカ酸とオレイン酸のトリグリセリドを1:4で配合したもの)を摂取するという治療方法を思いつき、最適な方法で蒸留することが出来る化学者を見つけ出す

というノンフィクションのストーリーの映画です。

当時(2016年~2017年の話)に戻ると、オーソモレキュラーと生化学の勉強を一人で次男の産休・育休中に進めていった私は、育休を終え、2017年の2月に復職していました。

そして、2017年の4月に、自分が子宮頸がんワクチンの副反応によって、様々な不定愁訴が起こっていたことを悟ります。

当時、自学とはいえ、結構な知識が既にそこそこあったので、そろそろ外部セミナー等を受けてみたいなーと思い始めます。

興味のあった分野として、脳神経再生をどうやって行うか?という自費治療のセミナーを見つけて来て、当時、会社にこっち方向に興味のある先輩を誘い、参加しました。(今考えたら、ものすごい上級の難しいセミナーなんですが、当時、そこらへんのレベル感をわかってなかったです、笑)

そこでの出会いが、自分の人生を変えた…と今でも思います。

セミナーの内容は、流石に1回では完全にはわからなかったのですが、面白く、こんな治療法が色々自費分野ではあるんだ!と思いました。

そして、そのセミナー後に自閉症のお子さんを抱えて今まで色々な治療にトライしてきたお母さん達と仲良くなり、近くのカフェでお茶をします。

折角の縁だから…ということで、チャットのグループを作り、そこから日夜やり取りをするようになりました。

生化学的なTCAサイクル等々は分かっていましたが、毎日、ニューロンの再生に必要な条件とか、神経細胞の発火の仕組み、ミクログリアの働き、ミクログリアが出すサイトカイン、ミクログリアの種類等々を張り付けられた論文、脳を損傷したマウスでの実験論文、統合失調症モデルマウスの論文などとそれに対するやり取りをする中で、どんどん知識が深まりました。

多分、どんな有料セミナーに出るより有益であのチャットした日々によって得た知識・経験が、私の今の知識の構成要素の8割を占める気がします。

当然、今もやり取りしていますが、普通に生化学やら脳科学の分野を仮説を立てて、それに対してやり取り出来る相手がいるのは、本当に幸せだなぁと思います。

それらを経て、色々知識は深まっていきました。

で、TCA回路を促進するサプリを摂取している間においては、倦怠感等なくなるのですが、サプリを摂取しないと出るという状態でした。

ただ、今までで一番良い身体状態を保ててはいました。

また、EAT(Bスポット療法)にも通いました。

確かに耳閉感(サプリ摂取時に一度解消したもののまた出ました)にてきめんに効果があり、かなりこれによってマシになりました。

ただ、もっと根本的なものってないのだろうか…という考えを抱く状態にもなっていました。サプリも何も要らない状態…。

そういった状態になれないか…という事で、色々調べ始めていました。

<サプリメントで補助することでなくなった症状>

頭痛、肩のこわばり

<軽減した症状>

倦怠感、慢性疲労感、立ち眩み、筋力低下、羞明

<残った症状>

耳閉感、耳鳴り(キーンとする意識の遠のき)、軽度の記憶障害

耳閉感と耳鳴りは、EAT(Bスポット療法)がよく効き、そういった症状の8割が治まるのですが、しばらくやっていないと起こるという感じでした。


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