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【カナダ】他の人がどういうインタビューをしてるのかがすごい気になる人

こんにちは、こんばんは、おはようございます。私の名前は栗林です。
みなさんは、行動しなかったことは、ありますか?
私は、あります!
って、行動って何よ? という話なんですが、行動ってつまり、新しくする何か、という意味で使ってます。例えば、昨日と同じすき家で朝定食べるのではなく、朝から行列してるメキシコ人がやってるタコス屋でモーニング食べるようなことです。
ついつい昨日と同じことを人間はしてしまいます。これはなぜか? 人間には習慣というものがあって、そもそも新しいことをやりたがらない生き物だからですね。
さんざん、無名人チームの大学生に言うんです。評論家になってつべこべ良い悪い言うヒマあるならさっさと行動しろって。自意識なんてゴーストでしかないよ、なんもしてくれないからな、て。
でも、また、やんないんですよ。瞬間的な努力で成功したダイエットがしばらくするとリバウンドするのと同じ理屈ですね。習慣は粘着質なんですよ。なかなかそのネバネバからは逃れられない。
まあでも、全員が全員が新しいことをしても、その新しいことが死の匂いのするものかもしれないし。例えば世界中でめちゃ流行った食べ物に未知の毒性があって、新しもの好きの人はみんな死ぬとか。一定数行動する人がいて、一定数行動しない人がいるものですよ。まあ、それと個人の幸不幸は別物ですが!
が! 無名人インタビューががが!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは Seina さんです!



現在:とにかく今は模索中。自分の人生を。

Mai:今何をしている人ですか?

Seina:今はカナダのモールでスーパーバイザーをしてます。

Mai:スーパーバイザーって何ですか?

Seina:マネージャーみたいな。サポートをする感じですね。
普通のアルバイトの子とマネージャーの真ん中のポジションって感じだと思います。

Mai:仕事内容はどんな感じですか?

Seina:仕事内容は、スタッフに指示出してやることをまとめたりとか、今日何が必要なのかみたいなストックリストを作ったりとか。あとは、アルバイトの子から「この日が入れない」とか「こういうふうにしてほしい」とかそういうのをマネージャーに伝えたりとか。
どういうふうにしたらストアがもっと良くなるか考えたりとか、ですかね。

Mai:どういった会社ですか?お店ですか?

Seina:お店です。カフェです。
カナダに来た最初の6ヶ月目で見つけて、それからそこで働くのがすごい楽しくて。
ビザが1年で切れても、スチューデントビザで働ける環境を自分で作って、もう1年間それで働いて。
その後、そのビザが切れたので働けなくなっちゃって、辞めなきゃいけなくなっちゃったんですけど。
2年ぐらい前に、永住権が取れワークビザが下り今のマネージャーから戻ってこないかって言われてって感じです。

Mai:平均的な1日のタイムスケジュールはありますか?

Seina:今のところシフトが13時から21時半ってなってて、家が遠いんで大体10時ぐらいに出て、なるべく仕事場に早く着いてって感じですかね。

Mai:朝と夜の仕事以外の時間は何を?

Seina:夜は帰ってきて軽く食べて寝るか、お腹空いてなかったらYouTubeとかみてリラックスして寝る感じ。
朝はジムに行けたらなるべく行くようにして、起きれなかったらそのままシャワー浴びて仕事っていう感じです。

Mai:趣味は何ですか?

Seina:趣味は、昔はダンスに行くのが好きだったんですけど、今住んでるところは遠くて行くのが億劫というか、なかなか時間帯も合わなくてダンスにも行けないのと、料理するのも好きなんですけど、今の家のキッチンがちっちゃくてキッチンじゃないんで、料理する気が起きないみたいな感じです。

Mai:今、お仕事と趣味は割合的にはどんな感じですか?

Seina:98%仕事。趣味は空いてる時間があったらやるかな、みたいな感じです。

Mai:満足度的にはどうですか?

Seina:満足度的には、50%~60%ですかね。
仕事は好きだから満足もしてなくもないけど、自分の時間がないから何もできないっていう。ちょっと悲しいなって思うのもある
だからといって仕事を減らして、お金を費やして何かをするってなるのも何か罪悪感みたいなのもあって。

Mai:それってどんな罪悪感ですか?

Seina:もっとお金稼がなきゃみたいな。稼げるうちに。っていう感じですかね。

Mai:稼いだお金は、何か使う目的があるんですか?

Seina:明確な使い道はなくて。元々貯金が好きで、口座にお金が貯まっていくのがすごい嬉しいんですよ。で、それが減ると「減っちゃった」っていう気持ちになるし、日本に帰ったりもしたいしいろんな国も行きたいってなったら、お金が必要じゃないですか。
だからいつでもどこへでも行けるようにのためのお金かな。

Mai:自分の性格について人からは何と言われますか?

Seina:意外に真面目なんだねみたいな。最近はあんまりそういうこと聞かれないからわからないですけど。
大学生のときとかは、見た目も金髪でチャラチャラしてるようだけど、ちゃんと学校も行くし課題もやるし、全部ちゃんとするから意外にちゃんとしてるんだねとは言われてました。

Mai:自分ではどう思いますか?

Seina:自分では、真面目というか完璧主義というかって感じですかね。

Mai:そんな自分はどうですか?

Seina:完璧主義のくせに完璧にできなくて、いつも不満を抱えてて。だったら妥協すればいいじゃんって思うけど妥協できない。ってわかってる自分ですかね。

Mai:妥協できない。そんな自分どうですか?

Seina:そういう性格だからしょうがないのかなみたいな。

Mai:最近喜怒哀楽があったことは何ですか?

Seina:喜があんまりない。
怒りというかストレスは、接客業なんで、お客さんとかに理不尽なこととか言われるとイラッとはします。よく。
しかも、カナダはいろんな国の人がいるから、その人たちの当たり前がうちらの当たり前じゃないし。いろんな人がいすぎて、えー。なんで?ってイラッってするときもよくありますね。悲しくなるのはそんなになくて。
ハッピーじゃないわけではないけど、これといってイェーイみたいな感じのフィーリングはあんまりないですね。

Mai:働くのが好きとおっしゃってましたが、楽しいとは別ってことですか?

Seina:楽しいですけど、そういうと同時に、ストレスと時間に追われてるなって。
仕事に行ってみんなに会って適当な話をするのは楽しいですけど、新しい子とかが入ってきてトレーニングとかしてると、どうしたらもっと良くなるのかな?なんでこの子はこうなのかな?とか不満ではないけど、、、それもストレスになっちゃうんですかね。
その子が出来ないからSeinaがこれやんなきゃ、あれやんなきゃみたいな。

Mai:ストレス解消法は?

Seina:最近は、本当よくないなって思うんですけど、お酒。お酒を飲むことぐらいですかね。

Mai:お酒飲むとどんな気持ちになるんですか?

Seina:リラックスする感じですかね。何も考えないでいいかなって。とりあえずお酒飲んでテレビとか映画とかみて寝るような感じです。

Mai:自分をお酒の種類で例えるとしたらどんなお酒になると思いますか?

Seina:難しい質問。うん。どんなお酒なんだろう。わかんないです。

Mai:OKです。自分を動物に例えると?

Seina:犬だな。この人がどう思ってるんだろうなっていうのも繊細だからわかるし、人を喜ばせようとするし。って感じですかね。人に寄り添うじゃないけど。

Mai:そういうときどういう気持ちですか?

Seina:心配というか、みんな大丈夫かなみたいな。困ってることないかなとか。そんな感じですかね。

Mai:自分を喜ばせるためにしてることは?

Seina:特にないですね。

Mai:何したら喜びますか?

Seina:美味しいもの食べたり、美味しいお店を見つけたとか。何か新しい発見をすることですね。

Mai:それはどういうことですか?

Seina:基本食べ物が多いのかもしれないです。
例えば、新しいレストランができていったら、価格も良くて美味しかったら嬉しい気持ちになる。
もし違う国の料理食べて、そのレシピもらって作ってみて、美味しかったら、おぉ〜ってなります。ちょっと嬉しい。

Mai:特に好きな食べ物ありますか?

Seina:野菜と肉(笑)

Mai:今はカナダに住んで何年目ですか?

Seina:6年です。

Mai:一人暮らし?

Seina:彼と一緒に住んでます。

Mai:ちなみに今おいくつですか?

Seina:今、28です。

Mai:28歳、海外暮らしはどうですか?

Seina:普通です。普通に生きてるって感じですかね。日本にいても多分そんな変わらないのかなって思っちゃいます。

Mai:それでもカナダにいる理由は?

Seina:今は彼がいるからですかね。勝手に帰れないし。
日本に帰ってもキャリアがないんで何もできないだろうなっていうのと、日本に帰ったら全然いい仕事できないんじゃないかなっていう。何のスキルもないし。大学卒業して就職もしないでこっち来たから何の経験もないし。
日本って多分キャリア社会だから、キャリアがないとなかなか雇ってもらえないんじゃないかなっていう想像があるから。

Mai:本音を言ったら、どうですか?

Seina:今、こっちで永住権を持ってるので、1年ぐらい日本に帰って何か違うのやってみたいなって気もしなくもないけど、彼は絶対日本に来て生活できないし、日本語も喋れないし、今学生してて、来年の4月に卒業するから、そしたら彼は新しい道があるし、それはこっちの仕事のものだから。そしたら彼は多分カナダから出て来にくいしみたいな。そんな感じですかね。

Mai:日本に行くなら絶対彼と一緒がいい?

Seina:一緒じゃなくてもいいんですけど、多分彼自体が一緒じゃなきゃ嫌みたいな感じの人なんでってなると厳しいなと。

Mai:現在について何かこれだけは話しておきたいことは何かありますか?

Seina:とにかく今は模索中。自分の人生を。

過去:高校生の頃の文化祭時期。パフォーマンスしてるときが多分一番楽しかったのかな。毎日が忙しくてがむしゃらでせかせかしてるけど、一番多分輝いてた気がします。

Mai:子供のときはどんな子でしたか?

Seina:子供のときは、わがわがままというか頑固。
人見知りすごかったし、自分がこれって決めたらこれしかしない。
もうお母さんが何を言っても駄目だし、って感じの多分すごい面倒くさい子です。

Mai:親とか友達とか、周りからは何と言われてましたか?

Seina:お兄ちゃんと性格が真反対だったんで、「Seinaもお兄ちゃんみたいになれば人生楽なのに〜」みたいな(笑)
親戚とかの集まりとかが嫌いで。嫌いでもないんですけど、挨拶するのも恥ずかしくて。
注目を浴びるのが嫌で。だから挨拶しに行くのも嫌みたいな。
いつもコソコソってしてたから、お母さんとかに「もっとちゃんと挨拶してみんなと話せばいいのに。」って言われてた感じですかね。

Mai:それって何歳ぐらいのときの記憶ですか?

Seina:それは、ちっちゃい頃から小学校3、4年生ぐらいまでですかね。

Mai:その後、小・中・高ってどんな感じでしたか?

Seina:中学生になってから部活がすごい忙しくて土日はほとんど部活だったから、なかなか親戚にも会うことはなく。会ってもそれなりの対応みたいな。
高校も部活はすごい忙しくてって感じですかね。変わったっちゃ変わったのかも。

Mai:部活は何部でした?

Seina:中学のときはバレーボールで、高校のときはダンスです。
Mai:中学校の生活はどうでした?

Seina:中学校の生活は、普通に生活してました。
あんまり大きい学校ではなかったから、2クラスしかなくて。クラスも多分20人ちょいぐらいで地元だし、顔見知りが多くて。みんながみんな知ってるみたいな感じの学校でしたね。

Mai:地元はどちらですか?

Seina:東京の杉並区です。

Mai:高校生活はどんな感じでした?

Seina:高校生活は、ずっとダンスしてました。部活がメインみたいな感じの生活でした。

Mai:一番記憶に残っていることは何かありますか?

Seina:ダンス部の時は文化祭が一番メインだったんで、夏の期間とかはエアコンもない部屋でずっと練習とか振りを考えたりとかっていういい思い出ですかね。

Mai:高校時代の友人関係はどうでした?

Seina:友人関係は、良かったと思います。そんな悪い子いなかったし、狭く深くっていうタイプなんで、別にみんなと仲良いってわけではなくて一定の子と仲良くて。
仲良くなったらとことん仲良いみたいな感じでした。

Mai:一番好きな科目は何でしたか?

Seina:体育です。マラソン以外。
マラソンは嫌いです。苦しいじゃないですか。なんでこんな苦しい思いをして競わなきゃいけないのか。なんでこんなことしなきゃいけないんだろうって(笑)

Mai:高校の後の進路はどんな感じですか?

Seina:高校卒業して、料理とか栄養系の学校に行きたくて。でもその頃は専門学校が嫌で。
料理だけをしたいわけではなくて、いろんなことを知りたいって思って学校調べてて。たまたま運よく指定校推薦で受かって、大学に進めました。

Mai:料理、栄養に興味を持ったきっかけは?

Seina:多分おばあちゃんたちです。杉並区に住んでるおばあちゃんが、ちっちゃい食堂屋さんやってて、ちっちゃい頃から手伝ったりとか、一緒に料理したりとかして。
それが楽しかったからですかね。

Mai:料理と栄養を学んでから、何か夢はありましたか?

Seina:そんなになくて、棒呆然としてました。学んだ後も特にやりたいことないし、なんだろうなみたいな感じでした。

Mai:大学生活自体はどうでしたか?

Seina:大学生活は楽しかったです。1年目ダンスサークル入ったんですけど、レベルが低いなと思ってたけど、たまたま大学の先輩でダンススタジオで働いてる人がいて、そういうコネクションからダンススタジオに通い始めて。
大学の頃は、大学かダンスかバイトかって感じでした。

Mai:一番最初にダンスに興味を持ったきっかけは?

Seina:多分ちっちゃい頃から踊るのが好きだったっぽくて。テレビ見ながら踊ってたらしくて。小さい頃にお母さんにダンス習いたいって言ったんですけど、その頃ヒップホップってジャンルすらも知らなくて。
お母さんに連れてかれたのがバレエで、これじゃないってなって、そっからやらなくなって(笑)
高校でダンスみつけて、これだってなって、って感じですかね。
多分元々ちっちゃい頃から好きだったなと思う。

Mai:踊ってるときってどんな気持ちでしたか?

Seina:踊ってる時は無。何も考えない。何も考えずに、踊ってる。自分だけど自分じゃない感じです。

Mai:自分だけど自分じゃないっていうのは?

Seina:かっこよく見せなきゃいけないから、かっこよく見せる努力をするじゃないですか。何かを演じてるじゃないけど。自分じゃない自分になれるときって感じですかね。
例えば、イベントとかで友達からすごいねとか、かっこよかったとか言われると嬉しい。
Seinaじゃないみたいとか言われると嬉しい。褒められてるから嬉しいんですかね。

Mai:その後、大学を卒業した後?

Seina:1ヶ月だけフリーターでお金を稼いでカナダに行きました。

Mai:カナダに来ようと思った理由は?

Seina:大学生のとき就活をしてて、ピンってくるものが見つからなかったっていうのと、
ダンスの方があんまりうまくいかなくって、何もかもが嫌だった。その頃は。
で、適当にネットで調べてたら、ワーホリって出てきて、資料請求をしたらその会社から「説明会に来ませんか?」って電話がかかってきて断れず。でもそこで話を聞いてたら、行っちゃおうかなみたいな感じでお金を払っちゃいました(笑)

Mai:それがカナダだった理由は?

Seina:オーストラリアとカナダどっちがいいですか?って聞かれたんですけど地理が弱いんで、何が違うんですか?みたいな(笑)
そしたら、オーストラリアは暑くて、自然がいっぱい、そんな感じの場所。
カナダはバンクーバーとトロントがあって、バンクーバーは雨が多い。で、トロントは冬が寒くてみたいな。
暑いの嫌いだし雨も嫌いなので、トロントにしたみたいな。
そこからずっとトロントです。

Mai:カナダに来て最初の数年間はどんな感じでした?

Seina:最初は本当に英語ができなさすぎて「やばいな。このままで大丈夫かな?」って感じでした。でも日本人の友達もできて楽しかったですかね。
でもそれと同時に、6ヶ月目ぐらいで今の職場を見つけて、同僚はフィリピンの人とか、ネイティブの子もいて、本当に何言ってるか全くわからなくて。お客さんのオーダーも何言ってるかわかんないことが多くて挫折。「このままじゃ帰れない」と思った記憶があります。

Mai:「このままじゃ帰れない」って思ったときから何か取り組んだことはありますか?

Seina:なるべく日本語のものを見ない。日本語のものを聞かない。全部英語っていう環境を作ろうとしてました。

Mai:カナダに来てから一番楽しかったこと、つらかったことを一つずつ教えてください。

Seina:一番楽しかったことは、キューバに行ったことですかね。初めての南米。南米全然知らない違う国みたいな。友達に行こうよって言われて、キューバってどこ?何?って感じで(笑)行ってめっちゃ楽しかったです。そのときは1週間。

つらかったことは、変な彼氏と付き合ったことですかね。
そのとき、時間も体力も精神力も、無駄にしたなと思います。

Mai:幼少期から振り返ったときに一番楽しかった記憶とつらかった記憶って何かありますか?

Seina:高校生の頃の文化祭時期。パフォーマンスしてるときが多分一番楽しかったのかな。せかせかしてるけど、一番多分輝いてた気がします。

つらかったときは、就職活動中くらいの時期に、何もかもうまくいかないじゃないけど、なんだかな〜っていうときでした。

Mai:自分を動物に例えるとしたら、過去の自分はどんな動物になりますか?

Seina:過去の自分は猫。自由気まま。自分がしたいようにしてたって感じですかね。

未来:いろんなところに行きたいです。世界中。
いろんなとこ行って、いろんなものを見て、いろんなものを食べて、いろんなものを聞いて。とりあえずいろいろ違う環境を見てみたい。

Mai:5年、50年後、あるいは死ぬときまでを想像して、未来についてどういったイメージをお持ちですか?

Seina:何のイメージもないです。正直言うと。今のまんま淡々と生きてくのかなって思ってます。

Mai:それについてはどんな気持ちですか?

Seina:つまんないなって思います。

Mai:どうなったらいいなってイメージはありますか?

Seina:今、やりたいことがちょこちょこ出てきて。今まではそんなやりたいこととかあんまりなくて。それしたいけど、どうしたらいいかがわからなくて。みたいな感じですかね。
このまま淡々と生きてどうなるんだろうみたいな。

Mai:淡々と生きるメリットって、なんだと思いますか?

Seina:安定感ですかね。何も変わらない。安定感。

Mai:やりたいことって、何ですか?

Seina:いろんなところに行きたいです。世界中。
いろんなとこ行って、いろんなものを見て、いろんなものを食べて、いろんなものを聞いて。とりあえずいろいろ違う環境を見てみたい。っていうのがあります。

Mai:それをしてるとき、どういう気持ちでいたいですか?

Seina:幸せっていう気持ちでいたいです。

Mai:その「幸せ」って気持ちを詳しくお願いします。

Seina:考えてるけど何も考えず。行き当たりばったりで。それで何かを見つけたらすごい嬉しいし、逆に変なもの見つけても嫌だったな〜ぐらい。
いいことも悪いことも全部がいい経験になりそう。だからあのときああしておけばよかったなーっていうふうに思いたくないかな。

Mai:死ぬときを想像して、こういう自分でありたい、こういう自分でよかったなっていう、そういった理想のイメージって何かありますか?

Seina:あんまりないですかね。とりあえずやりたいことをやって、やり残したことなく死ねればいいかなって感じですかね。

Mai:理想の自分像とか、目指す女性像みたいなものは?

Seina:とりあえずキラキラしてたいんです。
何かに必死だけど、何かに夢中で。それだけが楽しいみたいな。

Mai:もしも、日本に帰って好きなことを1年間していいって言われたらどうなると思いますか?

Seina:とりあえず友達と会いまくると思います。過ごせるだけ家族と過ごして。
日本1周もしてみたいです。あんまり日本のことも知らないから。
ここの県には何があるんだろうとか。

Mai:もしも「もう全てが大丈夫な状況で、安心も安定もあります。どうぞやりたいことやってください。」って言われたら、どうですか?

Seina:お金もあってということですか?

Mai:はい。

Seina:安定安心も全部あって、そしたら世界周ります。

Mai:世界周った先にどんな人生が待ってると思いますか?

Seina:よくわからないですけど何かが変わりそうな気がします。いろんなものを見て。いいことも悪いことも。

Mai:もしも「過去に戻れて一つだけ変えることができます。」って言われたら何を変えますか?

Seina:小さい頃に戻って、ピップホップを習います。
ヒップホップを習ってたら、なんかもうちょっと違ったんじゃないかな〜って思います。

ダンスも別にめっちゃうまいわけじゃないし、中途半端。動かしたいように体が動くわけでもないので、動画とか見ても気持ち悪いって思う。でも、ちっちゃい頃から習ったら、もうちょっと体の使い方もわかってるし、いろんなことができてたんだろうなって。

あとダンスができるとやっぱりどこの国でも、最強なんですよ、多分。
ダンスとか歌とか音楽とか。
だから、そしたら何か変わったのかなと思います。

Mai:何が変わったら、自分の中で良い未来になりますか?

Seina:もうちょい妥協できたら.....?自分の未来変わるのかな.....?
妥協って言葉が合ってるのかわからない。
仕事でも全部完璧にしようとしちゃうんですよね。ほっとけない。
だから結局何か自分のしたいことは後回しで。別にいいんですけどね。でも自分の時間なくて。
時間があったとしてもやりたい事がよくわからないから、それでまた行き詰まっちゃうと思うんですよね。

Mai:未来のあなたからメッセージが来ました。今日のあなたに。なんて言われてますか?

Seina:大丈夫か?って言われてそうですね(笑)あとは頑張れとか、かな。

Mai:今の生活満足してますか?

Seina:満足してるっちゃしてるけど、してないっちゃしてない。

Mai:割合にしてみたら?

Seina:満足が40%、満足じゃないが60%ですかね。

Mai:100%満足な人生になったら、それはどんな人生だと思います?

Seina:楽しくてしょうがないんじゃないですかね。
もう寝たくないみたいな。ずっとこれやって寝たくない。寝るのも勿体ないみたいな。

Mai:5年50年後、近い将来そうなったら、そういう状態だったらどうですか?

Seina:いいなと思います。

Mai:最後に何か言い残したことありますか?読者向けでも自分に対する独り言でも感想でもOKです。

Seina:逆に何か他の人がどういうインタビューをしてるのかがすごい気になります。みんなのことが気になります(笑)

あとは、なんだろうな。
なんかね、カナダに来たときみたいに、行動をぱって起こせればいいんですけどねとは思います。その頃は別に失うものもなかったし、自分1人だったから何でもかんでも何かやろうと思ったらでしたけど。今の状況と年齢を考えると現実味が出てきちゃって。
彼がいるとか。もし子供を作るならって考えたら、多分35ぐらいまでにしとかないと、リスクもあるしもし、子供ができたらって考えたら、子供が大人になるまでは多分自分の人生は自分だけの人生ではなくなってしまうから。
そしたらそこまで今のように好きなことはできないし、って考えるとリミットがだんだん見えてきて。焦るわけじゃないけど、だからこそ何かこのままじゃなきゃいけない気がする。何か今しないとみたいな。

うちの親は早く結婚して早く子供産まれて。お母さん、お父さんも一生懸命働いてるの知ってて。お父さんもだと思うけど、特にお母さんには「お母さん自分の時間がなくて、何が楽しいん?同じこと毎日して何が楽しいの?」って聞いた記憶もあるし。
お母さんに「離婚しちゃえば?」みたいなことも言ったこともあるし。「離婚したらもっと自分だけの時間ができて楽しくない?」みたいな(笑)
でも、今お母さんは、多分自分の時間をやっと楽しめてて。妹も大きくなって。その姿を見てると、早く子供産んで育っちゃえば、自分の時間もやっと持てていいんだろうなと思う。
でも年齢的なことを考えると、20、30代と50、60代はやっぱり違うから。
それだったら20、30代にしかできないことを今のうちにやっておきたいっていう思いが芽生えてきたって感じですかね最近。

あとがき

きっとやりたいことは、大なり小なりみんな持ってる気がする。

でもそれは、できない理由ややりたくない理由という大音量の False Alarm(誤警報)によってあっという間にかき消される。

人はその False Alarm(誤警報)を止めようと、必死になって忙しくしてる。
でもね、実はそのアラームは故障しているから、何度止めてもまた鳴るのよ?
安心したのも束の間、繰り返し繰り返し、またあなたを不安にするよ?

もう止めようと努力するのはやめて、いっそのこと破壊してしまうのはどうだろう?
勇気を出して踏み潰してめちゃくちゃにしてみるのはいかが?
そのアラームと一緒に「何がしたいかわからない。」「どうしたらいいかわからない。」も、消えるはず。

そうしたら、あなたの本音がひょっこり顔を出す。
新たな世界がそこに待ってるよ。
あとはそこに飛ぶこむだけ。

【インタビュー・編集・あとがき:Mai】

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