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八丈島生まれで今セブにいて今度ニュージ-ランドに行く人

「ピダハン」という言語学の本に、こういうエピソードがあったんです。
アマゾン川流域の人たちの中には、朝突然名前を変えていて、昨日とはまったく違う自分を生きる人たちもいる、って。それがほんとかどうかはわからんよ。
でもね、でもさ、そういうのが人間って感じじゃない?
なんかもう、ルールに縛られずに、モー好き勝手やるぞ!!!!!
っていうのがもう、人間じゃない?
人間だと思う。人間だよ。人間だし、それがしたい。
なのに戸籍が僕を僕であり続けさせる。
そんなのウソだ! こんなのウソだ! やってられない。
私は私なんかじゃない。私は何者でもない! どこへいっても、どこで死んでも、生きても、それは私の自由なんだ!!!!!
ってことを、インタビューしまくった結果、これが正解なんじゃない? っと思うようになりました。社会だから仕方ないけどさ。人間、好きなように生きて勝手に死ね、だよな。
と思う2024年5月2日16時36分に書く無名人インタビュー723回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは ___yk さんです!

年齢:20代前半
性別:女
職業:海外にいる人


現在:あんまり深く考えずに、楽しく生きてきてる人かもしれないです。

erica:今、何をしている方ですか?

___yk:語学留学していて、来週からニュージーランドにワーホリに行く人です。

erica:語学留学は、今どこに?

___yk:フィリピンのセブです。

erica:どれくらいの期間行っていたんですか?

___yk:10週の契約で、今9週目になります。

erica:そこから今度は、ニュージーランドへ行く?

___yk:はい、そうです。

erica:それぞれ、どういった経緯で行くことを決めたんですか?

___yk:元々、ワーホリにすごく興味があったんですけど。就活の時がコロナと被っていて、もう海外に行けなくて。日本の企業で働くしかないっていう選択肢だったので。

仕事しながらも、頭の片隅にはワーホリがあって。ちょうど3年目になる時に辞めようと決断して、ワーホリに挑戦しようかなと思って、今に至ります。

erica:されていた仕事を辞めようと思った、大きなきっかけはありましたか?

___yk:ちょうど担当してたお客さんが別の担当になるということだったので。それを聞いて、私の担当じゃなくなるんだったらもういっそ辞めちゃおうかなーと思って。スパッと辞めちゃいましたね。

erica:辞めた時は、どんな気持ちでしたか?

___yk:仕事で倉庫管理をやっていて、毎日ずっと倉庫の中にいたので、ラプンツェルになった気分っていうか。すごく外の世界だ!と思って、辞めれたのは嬉しかったですね。

erica:フィリピンの語学留学に先に行ったのは、何か理由があったんですか?

___yk:ワーホリに行きたいって決めたんですけど、自分の英語力だったらちょっとまだどこも採用してくれないだろうなと思って。ちょっといろいろ調べていったら、二カ国留学をやってる方が多いって聞いたので。

セブで1回基盤を固めてから、ニュージーランドに行こうかなって決めましたね。

erica:二カ国留学はどういった制度ですか?

___yk:二カ国留学は、最初にセブとかで語学留学が安くできて。そこから次のステップで、ニュージーランドだったり、オーストラリアだったり、カナダにワーホリに行く人が選択することが多いですかね。

erica:実際に、フィリピンで過ごされてみていかがですか?

___yk:夏はちょっともうお腹いっぱいですね。

erica:お腹いっぱいというのは?

___yk:ちょっともう暑いし。やっぱ日本とは違う文化もあるので、2ヶ月で大満足な感じはありますね。

erica:ワーホリでニュージーランドを選ばれたのは、何か理由はありますか?

___yk:最初、オーストラリアとニュージーランドで迷ってて。去年オーストラリアに、友達と旅行に行ったので。ワーホリに行くなら、行ったことがない国が良くて。必然的に、ニュージーランドにしようかなって。

erica:いつ出発ですか?

___yk:来週、ちょうど出発です。

erica:今どんな心境ですか?

___yk:今は…。難しいですね。楽しみだけど、不安な気持ちもあるし。せっかく友達作ったから離れたくないしみたいな。いろんな感情があります。

erica:どんなところに対して不安ですか?

___yk:やっぱり、自分で仕事や部屋を見つけないといけないので、英語力が試されるときだなと思って。採用されなかったら本当にどうしようかなっていう不安が一番大きいですね。

erica:今は、どんなスケジュールで1日を過ごしていますか?

___yk:授業が8時50分から始まるので、7時ぐらいに起きて朝ご飯を食べたり、ルームメイトが私を含めて4人いるので話したりして、8時50分から17時10分まで授業って感じですね。

その後、遊びに行ったり、遊びに行かなかったらお友達とお話したりして、0時過ぎぐらいにいつも寝ての繰り返しです。

erica:元々、海外に興味を持っていたんですか?

___yk:元々、海外と繋がれたらいいなと思う会社を志望してたので。昔からそういう気持ちはありました。

erica:海外旅行も好きだったんですか?

___yk:そうですね。両親がもう旅行好きだったので。日本も海外も行ってたので、多分その影響で私も旅行が好きで、海外にすごく興味を持ち始めましたね。

erica:海外で一定期間過ごされてみて、何か気づいたことはありますか?

___yk:やっぱり、話す言語は英語になるので。深い話ができないって言ったらあれですけど、やっぱできない人同士だと浅い会話になるっていうか。お腹すいたね、そうだね、みたいな、軽い日常会話しかできないので。

そこから、どう普通にいろんなお話ができるのかなと思って。もっと自分の英語力を高めたいな、勉強したいなっていう気持ちは、ここに来てからすごく大きくなったし、自分自身もちょっと強くなれたかなって思います。

erica:ご自身の性格は、どう捉えていますか?

___yk:結構ノリとフィーリングで生きてきてるので。なんでこうしたの? に対しての答えが、えっまあノリ? フィーリングっていう感じの答えなので。あんまり深く考えずに、楽しく生きてきてる人かもしれないです。

erica:周りからは、何て言われることが多いですか?

___yk:周りには、AB型って言われますね。ザ・AB型。

erica:どこを見て、そう言われていると思いますか?

___yk:私も毎回それを聞いてるんですけど、いやそれだよ、みたいな感じで言われて、あまり的確なことを言われたことはないんですけど。行動や発言がAB型らしいです。

erica:ご両親とか、もっと親しい方からは?

___yk:しっかりしてるし、信頼を置けるけど、いきなり落とし穴を作り出す人って言われますね。

erica:落とし穴ですか。

___yk:そうです。すごいしっかりしてるんですけど、たまに自分で地雷を踏んで、後処理が面倒なことになってしまうことが多々あります。

erica:最近もありました?

___yk:人と話すのが大好きなので、とりあえずいろんな国の人を誘って飲みに行こうよってなったんですけど。ちょっと収拾がつかなくなってしまうぐらいの人数になってしまって。

私も幹事としての把握ができなかったので、それはちょっとやらかしてしまったなとは思います。

erica:何人ぐらいの集まりになったんですか?

___yk:18くらいで(笑)

erica:趣味や好きなものはありますか?

___yk:趣味はカメラを撮ること、旅行をすること、音楽を聞くことです。

erica:それぞれどんなところが好きですか?

___yk:カメラは、スマホじゃ取れない綺麗さと、絶対に消えない。

iPhoneだと容量が多くて、消さないといけない写真があるときがあるけど。カメラはSDカードがあるから無限ってところですかね。

旅行はもう新しいところに行くのが好きです。

音楽は、毎日の自分の気分に合わせて、いろんな音楽を聞いているので、欠かせない存在だと思います。

erica:今まで、何カ国ぐらい行かれたんですか?

___yk:結構東南アジアが多かったので、東南アジアはほとんど制覇できてると思います。

erica:それは、元々東南アジアに行きたかったんですか?

___yk:安いっていうのもあるし。大学時代の専門が東南アジアの政治を学んでいたので。それで結構行く機会がありました。

erica:大学時代から行かれていたんですね。

___yk:そうですね。夏休み冬休みは絶対どっかしらの国に行ってました。

erica:今まででここが一番っていう国はありますか?

___yk:カンボジアとインドネシアですかね。

erica:それは、どういった理由から?

___yk:カンボジアは、時が止まってる感じっていうんですか。日本は令和ですごく進んでいて、カンボジアも発展はしてるんだろうけど、目に見えない感じがすごく考えさせられて。多分すごく眩しい方たちが多いんですけど、それでも結構みんなフレンドリーだし、幸せそうな感じが素敵だなって思って、すごく印象深いです。

インドネシアは、大学2年生のときに1ヶ月ホームステイをしてたので、それは忘れられない思い出ですね。

erica:ホームステイの中で、印象に残っていることはありますか?

___yk:お風呂のシャワーが壊れちゃったらしくて。1ヶ月ひたすら水を浴びながらお風呂に入ったことですかね。

erica:そうなんですね。

___yk:それが一番の思い出です。

erica:音楽のジャンルや好きなアーティストはいらっしゃいますか?

___yk:ジャンルはもう全部聞きます。J-POP、K-POP、洋楽。全部聞きますね。

好きなのは、女の子のアイドルが好きなので。最近は坂道系と、オーディションのME:Iっていうグループの新曲を聞いてます。

過去:やっぱ学生に戻れた気分っていうのも楽しいですし、同じ夢を持った人に出会えて、頑張ろうねって言いあえる存在ができたのがすごい嬉しいです。

erica:幼少期の頃は、どんなお子さんでしたか?

___yk:幼少期はすごく恥ずかしがり屋だったので。もうお母さんの後ろに付くか、友達にとりあえず付いていく子でした。

erica:それはどんな場面でもですか?

___yk:基本そうですね。付いていく人でした。

erica:何が恥ずかしかったんですかね。

___yk:いやもう大人と話すのが、恥ずかしかったです。

erica:恥ずかしがり屋は、年齢が上がると変わっていきましたか?

___yk:変わっていきましたね。小学高学年ぐらいから、結構社交的になり始めたと思います。

erica:それは何かきっかけがあったんですか?

___yk:いつも付いていってた友達、幼なじみなんですけど。その子がもう元々明るい性格だったので。それに付いていって、私の性格も変化していったんだと思います。

erica:幼少期や小学校の頃に好きだったことはありますか?

___yk:好きだったことは、1人でずっと歌ってるか踊ってるか演技してるかだったと思います。

erica:具体的に覚えていますか?

___yk:多分、その時期に好きだったアニメの歌だったり、その時やってたドラマのセリフをひたすら自分で遊んでました。

erica:それは、何が好きだったんですかね?

___yk:小学校の6年間、毎晩母が幼なじみのお友達とウォーキングに行ってて、1人になる時間が多かったので。カラオケっていうか、家の貸切状態を楽しんでて遊んでたって感じですね。

erica:その時の感情や気持ちって覚えてますか?

___yk:覚えてないですけど、多分楽しいから、毎日やってたんだと思います。

erica:そうなんですね。小学校生活はいかがでしたか?

___yk:小学校は2クラスしかなかったので、結構みんな友達だったけど。

やっぱり、ちょっと一時期ハブられたりもして。すごく辛かった時期もあったけど、全体的に見たらすごく楽しかったです。

erica:何か印象的な出来事はありますか?

___yk:一時期、習い事が1週間ずっと入ってたんで、その記憶はすごくあります。

月曜日はこれ、明日はこれ、みたいな。私すごく忙しい小学生だわって思いながらも、すごく楽しんでました。

erica:楽しんでたんですね。

___yk:予定がある方が好きだったので。

erica:当時はどんなスケジュールだったんですか?

___yk:月曜テニス、火曜ダンス、水曜そろばん、木曜塾、金曜そろばんの後プール、土曜日ギター、日曜日何もないって感じですね。

erica:それは、ご両親に薦められて?

___yk:そうですね。全部両親の押しで始まってますね。

erica:特に好きだった習い事はありますか?

___yk:そろばんは好きでした。

erica:どんなところが?

___yk:問題集を毎回やって、全問正解したらシールをもらえるんですよ。シールを集めて景品と交換だったので、すごく頑張ってた部分もあるし。

幼馴染と一緒に行って帰ってきたりしてたので、それは楽しかった記憶がありますね。

erica:当時、幼馴染はどんな存在でした?

___yk:なんかいっつも一緒にいんな、こいつみたいな感じですね(笑)

同じマンションだったので、自治会の集まりだったり。親同士も仲いいので、親が飲みに行くなら、私達も付いて行くみたいな感じだったので、ずっと一緒にいましたね。

erica:中学校時代はいかがでしたか?

___yk:中学校は、ちょっとネジが外れて、いろんなことをやってました。

廊下で大声でカラオケしたり、授業中にいろんな人にちょっかい出したり。

erica:これは、お一人でされていたんですか?

___yk:友達と一緒にやってましたね。

erica:どうして、ネジが外れていろんな行動をしていたと思いますか?

___yk:中学で初めて仲良くなった友達が、そういう感じの子っていうか。

大声でカラオケしたり、ひたすらちょっかいを出す子だったので、その子と一緒にいたから私もネジが緩くなったんだと思います。

erica:一緒にいる人によって、ご自身の行動や性格が変わっていったんですかね?

___yk:多分そうだと思います。でも、高校生は高校生ですごい自分の時間を大切にしてたので。中学校までは、一緒にいた子の性格に染まる子だったと思います。

erica:高校ではそうではなかったんですか?

___yk:そうですね。特に理由はないんですけど、一緒にトイレ行こうっていう言葉がすごく嫌いだったので。なんで一緒にトイレ行かなきゃいけないんだろうっていう疑問があったので。

だから極力、トイレとか移動も自分の行きたいタイミング、自分の支度が終わったらもう自分で行っていました。

erica:どうして高校では自分の時間を大切にしていたんですか?

___yk:多分中学校までは、小学校の人もいたんですけど、高校はもう誰も知らない状態だったので。

私でも分かんないんですけど、多分自分の中で変化があったのかなって思います。

erica:周りに合わせる自分と、自分の時間を大切にする自分。どちらが本来の自分に近いと思いますか?

___yk:えー。でもどっちも自分なんですけど。高校のように自分でやりたいようにやってるのも楽しいけど、やっぱみんなと一緒に移動教室するのも楽しいし。

結構気分屋なので、周りが合わせてくれてたのかもって思います。

erica:高校時代で印象的だったことは何かありますか?

___yk:高校は、部活が韓国の国際交流部に所属してたので。高1高2で韓国にホームステイしたのが印象的でしたね。

erica:元々、その部活に入ろうと思っていたんですか?

___yk:そうですね。それに入ったら無料で韓国に行けるっていうポスターを見てたので。で、入りたかったんですけど、友達につられてバド部に入って。で、バド部を1日で辞めて、国際交流部に移動しました。

erica:韓国が、初めての海外ですか?

___yk:海外は、家族でグアムに行ったのが初めてだったと思います。

erica:韓国でホームステイされてた時期はいかがでしたか?

___yk:毎年冬に行ってたので、すごく寒いのと。私の入部の理由は無料で韓国に行けるからだったんですけど、他の子はもうK-POPが好き、韓国語を学びたいっていうちょっと意識が高い子だったので。

ちょっと惨めだなっていうか。何も喋れないのに来ちゃったなと後悔してた部分があります。

erica:どこでもいいから海外に行きたかったという感じだったんですか?

___yk:そうですね。もうどこでもいいから外国に行きたかったですね。

erica:その思いっていつ頃から芽生えたんですか?

___yk:やっぱ両親の影響ですかね。今年はどこの国に行くぞとかすごい言われてたので。それで、私も国際関係の部活に入りたいなっていう気持ちはありました。

erica:ご両親はそれぞれどんな方ですか?

___yk:父は、私にすごく甘いんですけど、すごくきっちりしてる。ザ・仕事人間って感じですけど、すごく優しい人だなと思います。

母はもう全部肯定してくれる。私は家で会話をあまりしない人なので、なんかちょっと母に申し訳ないなって。いつまで思春期続けるんだよって毎日言われてるんですけど。それでも、ご飯を作ってくれたりするのがいいですね。

erica:ホームステイ自体はいかがでしたか?

___yk:はい、いいえ、大丈夫ですしか知らない状態で行ったので、まず会話ができない時点でホームステイの方にも申し訳ないし。かといって英語もできるわけでもなかったので、楽しいけど辛かったなっていう思い出のホームステイでしたね。

erica:楽しい点でいうと、何が一番印象に残ってますか?

___yk:韓国の高校生と日本の高校生で交流会が大規模であって、そこで日本人のパフォーマンスとか、韓国人のパフォーマンス、文化祭みたいなのをしてたのがすごく楽しかったです。

erica:それは実際に見られていたんですか? それとも参加されていたんですか?

___yk:どっちもです。やる側だし、見る側だしって感じでした。

erica:大学も、国際系の大学に進まれたんですか?

___yk:国際学部に入学しました。

erica:入学した大学を選んだ理由は?

___yk:やっぱり部活が韓国の国際交流部の部活だったので。やっぱり国際学部に入学して、できれば留学制度のある大学がいいなと思って調べて受験してって感じですね。

erica:大学生活はいかがでしたか?

___yk:大学2年生まではコロナがなくて、大学が結構山の方だったので、思ってた大学生活はできなかったなっていう最初の2年間ですけど。

大3大4はコロナがあって。でも、その分地元の人たちとすごく仲良くなれたので、大学生活は楽しかったなって思います。

erica:地元の人と仲良くなったのは、何がきっかけだったんですか?

___yk:成人式ですね。成人式後にちょうどコロナが流行って。自粛しなきゃいけなかったいけないっていう時期で。

自粛するなら地元しか遊べる人がいなかったので、毎日縄跳びしたりドライブしたり、そういうのをずっとしてました。

erica:大学卒業後はどういった道に進まれたんですか?

___yk:大学卒業後は、物流の倉庫管理の仕事に就きました。

erica:どうしてその仕事を選ばれたんですか?

___yk:私の中の条件は、オフィスカジュアルの服装を着ないところ、つまり制服があるところ。全国転勤可能。給料は別に気にしない。海外転勤もあるところ。絞ってったら倉庫、物流業界を見つけて、他の業界は見ずに物流しか見てなかったです。

erica:物流の会社に就職をされて、2年間働かれたんですかね?

___yk:そうですね。2年間働きました。

erica:その間はいかがでしたか?

___yk:全国転勤可能も最初は全然ありって思ってたんですけど。やっぱ周りと比べると、なんで毎日制服着てるんだろうっていう思いが込み上げてくるし。なんで私は都会にいないで倉庫の中にいるんだろうとか、デメリットの部分ばっかり見つかったので。1年終わったぐらいから、すごい辞めたいなっていう気持ちがありました。

erica:そこからでももう1年続けられたんですよね。

___yk:そうですね。ちょうど新入社員の教育係に任命されたのと、当時は辞めたいだけの理由だったので。辞めてどうしようかなと考えていたので、2年は続きましたね。

erica:いつ頃からワーホリっていう選択肢は思い付いたんですか?

___yk:去年の夏ぐらいだったと思います。

erica:それは、誰かがきっかけですか? それともご自身ですか?

___yk:ちょうどその時ぐらいから、インスタでワーホリのストーリーがすごく流れてきていたので。そっからすごく興味を持ち始めて、明確になっていきましたね。

erica:仕事を辞めてワーホリに行くという決断をされてみていかがでした?

___yk:いやめちゃくちゃ怖かったですし、人にあまり相談をしないタイプなので。自分で決めて、会社に報告して、全部が終わってから親に報告してみたいな、全部事後報告の人なので。

みんなには申し訳ないなと思いつつも、今は実行できてよかったなって思います。ここにいれていいなって。

erica:どれくらいの期間で、そう思えるようになりました?

___yk:でも、フィリピンに来てからですかね。

やっぱここにいる人たちも、結構ワーホリに行くから二カ国留学で通ってる人もいるので。やっぱ学生に戻れた気分っていうのも楽しいですし、同じ夢を持った人に出会えて、頑張ろうねって言いあえる存在ができたのがすごい嬉しいです。

erica:過去で、何か他に話したいことはありますか?

___yk:生まれが、八丈島っていう島生まれなんですよ。そっから今は埼玉にいるんですけど。八丈島はいいところだよって伝えたいです。

erica:どんなところが特に好きですか?

___yk:1日で島が巡り終わっちゃうんですよ。潜ったら絶対にカメはいるし、釣りしたら絶対何か釣れるし。ご飯も美味しいところが好きですね。

erica:実際に潜られたり、釣りされたりするんですか?

___yk:もう、夏は毎日ですね、祖父の仕事の手伝いが終わったら、母と海に行くのがルーティンです。

未来:きっと私が見えないところで葬式に来てくれた友達が多分友達だと思ってるので、その人にとっていい人でありたいなって思います。

erica:5年後、10年後、あるいは亡くなる時まで想像すると、未来についてどういったイメージをお持ちですか?

___yk:もう今年のイメージもできないので。私がこれからニュージーランドに行くっていうイメージもできないので。5年後10年後は、家族がいて日本で暮らしてたいですね。

erica:日本なんですね。

___yk:日本がいいですね。ニュージーランド行ったら、気持ちが変わるかもしれないんですけど。

erica:ニュージーランドでしたいことはありますか?

___yk:いろんなことしたいですけど、自分で車を持って旅行に行きたいです。

erica:特に行きたいところはありますか?

___yk:ちょっとまだ調べてないんで分かんないんですけど、有名なところ行きたいですかね(笑)

erica:ニュージーランドにいる期間は決まっているんですか?

___yk:ワーホリのビザが1年で決まってるので、とりあえず来年の4月まではいると思います。

erica:それ以降は何か決められていることはありますか?

___yk:いや何も決めてなくて。とりあえず日本には帰らなきゃいけないので、日本に帰って、日本の企業に就職するか、またオーストラリアだったりカナダのワーホリに行くのか、多分その2択になってると思います。

erica:現時点でいいんですけど、どっちを選びそうですか?

___yk:今の時点だと、日本で就活してる自分がちょっと想像できないので。でも私結構結婚願望があるので。ここでまた違う国に行ったら婚期を逃すんじゃないかなっていう不安はあります。

erica:想像できないのはどうしてですか?

___yk:2年前みたいに週5で働いてる自分が想像できないっていうのもあるし、別に社会人じゃなくてフリーターとしてバイトをするのでも別に私はいいんじゃないかなと思ってるので。絶対日本の企業に入らなくてもいいのかなっていう考え方はあります。

erica:どんなことでもいいんですけど、これをするまで死ねないみたいなものってありますか?

___yk:パッと思い浮かんだのは、スカイダイビングすることと、ドイツに行くことですかね。

erica:それは、元々したいと思っていたんですか?

___yk:あんまり経験できないことを経験したいんで。

erica:ドイツでは何をしたいですか?

___yk:元々、ドイツの歴史が好きなのと。大学の授業の時にヨーロッパの性格っていう、イタリア人はこういう性格でこういう生活スタイルでっていうのを学んでいて。

ドイツがめちゃくちゃ私で。ちっちゃい頃からドイツに行きたいっていう夢だけはあったので。多分、前世がドイツ人だと思うんですよ。だからドイツに行きたいんです。

erica:もしこの2つが叶えられたら、どんな気持ちになりそうですか?

___yk:多分、みんなに自慢すると思います。

erica:インドアで、旅行に行かないようなご両親だったとしたら、ご自身は今どこで何をされていると思いますか?

___yk:多分、インドアな人になってて。でも、母の実家が八丈島だったので。飛行機に乗るとか、どっかに行くっていう習慣はついてそうなので。なんだかんだ結局旅行が好きになってると思います。

erica:八丈島から移動するには、何かしらの手段を使わないといけないっていうことですよね。

___yk:そうですね、飛行機か船ですね。

erica:なるほど。昔から、どこかに行くときは飛行機か船で?

___yk:そうですね。それか父の運転でどっかに行くって感じです。

erica:5年後10年後のイメージが想像できないと言っていましたが、こうありたいというものは何かありますか?

___yk:30までには結婚したいなって思ってるので、30までにいい人を見つけて、いい家庭になってたらいいなと思います。

erica:いい家庭って、具体的にどんなイメージですか?

___yk:両親みたいな家庭ですね、それが理想です。土日の毎週どっかは遊びに連れてってあげたいし、母のようにやりたいことをやらせてあげたいなと思います。

erica:最後に、言い残したことはありますか?

___yk:これがもしnoteに載った時に、めっちゃつまらない人生だなーって今のところは思いますね。

erica:そうなんですか。

___yk:読んでて楽しくないだろうなって思います。

erica:なんでそう思いますか?

___yk:自分で話してて、パッとあんまり思い出せなくて。多分今よりかは、これからの生活の方がきっと楽しいんだろうなって思います。

erica:どんなことができたら、楽しいことが増えていきそうですか?

___yk:毎日同じことをしないことですかね。仕事をしていた時は、1日倉庫に行って疲れて帰って寝て、週5仕事をしてたんですけど。

やっぱ今の方は、授業が終わっても、今日はどっかに食べに行こう、遊びに行こう、今日はお話しようとか、違う毎日を送れているのが楽しいです。

erica:もし亡くなったときに、周りの方からどういう人だったって言われたいですか?

___yk:いいやつだったなーって言われたいです。

友達って、友達でしょっていう言葉だけじゃないですか。きっと私が見えないところで葬式に来てくれた友達が多分友達だと思ってるので、その人にとっていい人でありたいなって思います。

あとがき

「友達って友達でしょっていう言葉だけ」という発想はこれまで考えたことがありませんでした。

確かに、アニメみたいに「友達になろう」とか誘うわけじゃないし、恋人のように「付き合ってください」とも言わないし。

どこからともなく仲良くなっていて、なんだかんだ定期的に会う。
普段は考えたこともなかったけれど、友達ってとても不思議で何だかありがたい存在だなと感じました。

旅先でできる友人は、学生時代の友人とはまた違う存在。今の自分の状況を鏡合わせにしたような、自分と似た人に出会うような気がします、気のせいかもしれないけど。

ニュージーランドでの生活も、楽しいことが沢山見つけられますように、と陰ながら願っております!インタビューへのご参加ありがとうございました!!

【インタビュー・編集・あとがき:erica】

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