見出し画像

【カナダ】英語が全く喋れずに38歳か39歳でカナダに来た人

どん! ばん! ぼん! ハイハイハイ! おはようございます!!!!!
今日も! 楽しい!! 毎日が!!!
やっっっってきました!!!!!
私、けっこう思うんですけど、実は高校から大学の間に私は2年間の引きこもり期間があって。いや、まあ、予備校行ったりしてたんで、完全な引きこもりではないですが、浪人という名を被った皮被りのなんにもしてないマンだったわけですよね。
そうなんですね。面白いでうす。
うん。
で、それを見かねた父親が、沖縄に行くんだ、って言ってきて、チケット渡されて、ツアーに一人で参加したのが良い思い出です。ツアー、複数でみんな参加しているのに、私だけ一人でなんなんだこれ、って感じになったんですよね。
それ以来、沖縄には足を踏み入れていません。
これは、ひょっとしたら、沖縄に行く伏線?
そう! このインタビュー記事が、あなたのカナダ行きの伏線になることを願って!!!!!
と思う2024年4月22日12時59分に書く無名人インタビュー744回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは Yona さんです!

年齢:40代前半
性別:女性
職業:Freelancer


現在:自分の感情というか自分の考え、湧き出たものとかに、なるべくフォローして自分の決断とかをするようにしてるので、自分のことは好きだと思います。

Mai:
Yonaさんは今何をしている人ですか?

Yona :
私は今カナダのトロントというところに住んでいて、おそらくMaiさんと同じだと思うんですけど。なんて言ったらいいのかな、今フリーランサーとして働いていて。ホテルのバンケットでサーバーをしています。ウェディングとかイベントとかで、フードのサーブをする仕事です。それがメインのお仕事なんですけど、他にも、ローカルのアイスクリームショップで5年前からパートタイムでお仕事をしていて、そこもそんなに多くはないんですけど月に何日か働いてます。ざっくり今していることといったらそんな感じですかね。

Mai:
フリーランスのフードのサービスのお仕事っていうのを、もう少し詳しく教えていただけますか?

Yona :
はい。一応ホテルがメインで、いくつかのホテルで働いてるんですけど。時々、ケータリング会社とか、知り合いの人とかに、そのスポットでサーバーが欲しいとかっていうオファーをもらったときも、なるべくフレキシブルに対応ができるように、スポットワークみたいなものも一緒にやってます。

Mai:
なるほど。そうするとホテルでのお仕事と、フードのサービスのお仕事っていうのは、別?

Yona :
同じです。サーバーとしてホテルがメインなんですけど、働く場所が、いろいろ。オファーがあったところで働くって感じですかね。どこにでも飛んできます、みたいな感じでやってます。

Mai:
この仕事を始められたきっかけって何かあったんですか?

Yona :
ちょっとその、後ほどお話させていただく過去の話に繋がるんですけど、たまたま友達のホームパーティーに参加してるときに、昔ウェディングプランナーやってて、こっちのウェディング見てみたいんだよねって話をしたら、そこに来ている人が、来月結婚式するよ、見に来る?みたいな感じで誘っていただいて。で、そこに参列していたら、知り合いの旦那さんがそこの会場でセキュリティの仕事をしていて、後日その方にお願いをして、改めてレジュメをマネージャーに渡して貰うつもりが、マネージャーの方を連れてきてくださって、その場で面接その場で採用みたいな流れでお仕事がゲットしたできたのか、きっかけです。ここでは、コネクションがないと仕事探しが本当に大変なので、凄くラッキーでした。

Mai:
今のお仕事をされてみてどうですか?

Yona :
すごい好きです。まだカナダに来て5年とかなので、英語に最初自信がなくて、仕事をするのがすごく大変だったんですけど。ウェディングの仕事を元々していたので、そのパーティーの進行とか流れとか何を準備しなきゃいけないかっていうのが、言葉がそんなに喋れなくても仕事の内容がわかったので、すぐすんなり入れたっていうのが多分、自信を持って楽しめて今でも続けられてる仕事だと思います。

Mai:
アイス屋さんの仕事はどうですか?

Yona :
アイスクリーム屋さんは、楽しむために続けているような感じなんですけど。元々スイーツとかがすごい好きなので、一度昔スイーツショップとかを自分でオープンできたらななんて夢とかもあったので、ちょっと試しにローカルのスイーツショップ見てみたいなっていうので、アイスクリーム屋さんの募集見かけてお仕事始めたのがきっかけだったんですけど。
働き出してからもすごくオーナーさんに助けていただいていて。今はほぼサーバーの仕事が中心なんですけど、ちょっと楽しみに行くような感じで、今も働かせてもらってます。去年永住権を取ったんですけど、オーナーさんがすごい協力してくださって、永住権の取得に至れたりとか。カナダの生活で大変な時とかもすごく助けていただいてるので。なんだかファミリーのように、アイス屋さんでは働かせてもらってます。

Mai:
1日の平均的なタイムスケジュールはありますか?

Yona :
タイムスケジュールは、私はイベントがある場所に行ってサーバーをするので、毎日同じスケジュールっていう感じではないんですけど。例えば、アイス屋さんのシフトだったら、12時から5、6時ぐらいに終わるっていうシフトか、夕方5時ぐらいから深夜12時までのシフトのどちらか。
あとはウェディングのサーバーの仕事がある時は、昼の2時ぐらいに出勤して、夜中の2時ぐらいまでお仕事をしてます。
企業系のお仕事、イベントっていうかミーティングとかカンファレンスとかの仕事が入ってるときは、朝4時半起きとかをして、夕方の6時に終わるみたいな。そのイベントのスケジュールによって私のスケジュールも変わるので、まちまちですね。

Mai:
体力的にはどうですか?

Yona :
体力はすごく使います。体力がないと多分この仕事は、大変かもしれないです。体力は昔からある方だと思うので、そんなに苦にはならないですね。それよりも、終わった後の達成感がなんか病みつきというか。それでずっとやってるような気がします。

Mai:
趣味はありますか?

Yona :
趣味は、何かこれといって。音楽鑑賞とか映画鑑賞は好きですけど、趣味と呼べるほどのものはないんですけど、でも、食べることが本当に好きなので、空いてる時間とかは、新しいお店チェックして行ってみたりとか、話題のスイーツとかがあれば買いに行ったりとか。
あとは、多分週に、冬でも3回4回はアイスクリームを、いろんなところで食べて歩いていると思います。多分これが、いわゆる私の趣味かなと思っていて。
なので、食べることも、料理もすごく好きなので、サービスの仕事は料理のことを知れるっていう意味では、その趣味の延長でもあります。

Mai:
最近で一番印象に残っている料理は何ですか?

Yona :
印象に残ってる料理?印象に残ってる料理ですか?なんだろう。そうですね。あ、難しい。なんですかね。
なんか、4年ぐらい前に友人にすすめていただいたスコーン屋さんがあるんですけど、なかなか行けなくって。やっと行けたなと思って食べたらふわふわで、すごく美味しかったっていう。もっと早く行けばよかったっていうスコーン屋さんに出会いました。そのスコーンが多分、今までの人生で一番美味しいスコーンだなと思って、出会えて良かったなっていうところですかね。すいません。こんなんでいいんですか?(笑)

Mai:
大丈夫です。

Yona :
うん、そうですね。もうなんか好きすぎて、2日連続行っちゃいました。

Mai:
人からは、性格について何て言われますか?

Yona :
そうですね、外国人の方からは、すごいエナジーがあるねって言われます。あとは、正直だねって言われることが多くて。
日本人の方とかで言うと、何か第1印象は柔らかそうだけど、意外とはっきりしてるね、みたいに言われますかね。比較的人と話すのは好きなんですけど。それより人の話を聞くのが結構好きで。会ったら、なんていうんですかね、長時間聞いていられます。

Mai:
自分では性格についてどう思いますか?

Yona :
自分の性格?そうですね、真面目だと思います結構。なんか一つのことにすごい夢中になったりとかもします。あとは涙もろいとか。
自分の性格は、カナダに来て、昔よりははっきり、こうしたいああしたいっていうのを、人に伝えるようになったと思います。
そんなに暗くはないと思う。明るい性格ではないかなと思ってます。

Mai:
カナダ移住のきっかけは何かあったんですか?

Yona :
きっかけは、日本でウェディングプランナーの仕事を16年していて、もう割と十分働いたなっていう。朝から晩まで、深夜までメールしたり電話したりして、お休みの日も働いてたような感じだったので。十分やったなと思ってたタイミングと、あとは当時結婚してたんですけど、12年一緒にいた方と、離婚して。で、なんかその昔叶えられなかった夢とかって何かあったかなー何かやってみようかなーみたいに考えるきっかけがあって。
そういえば、昔ワーホリに行きたいと思ってたけど、そのとき仕事が好きすぎて、行くのを諦めたことを思い出して。せっかくだったら、旅行とかじゃなくてちょっと海外に住んでみたいなと思って。働いてた会社を一旦休職をして、観光ビザでカナダに来て、まず語学学校に入りました。
カナダを選んだきっかけっていうのが、同じ職場のフロントデスクで働いていた同僚が、カナダの方と国際結婚していて。彼がもし英語の勉強するんだったら、カナダの英語は発音にクセがあんまりないからおすすめだよっていうのを言っていただいて、じゃあカナダ行こうかなっていう感じで来ました。

Mai:
カナダで一番好きな場所ってどこですか?

Yona :
好きな場所、トロントアイランドすごい好きです。育った場所の周りにあんまり大きな公園とかなかったので。カナダはたくさん公園があって、特にトロントアイランドは、わざわざフェリーに乗っていって、のんびりしたり、ビーチで夕日が綺麗に見えたりとか、ダウンタウンの夜景がすごく綺麗に見えたりとか、カナダっぽい感じがすごく好きで。友達が日本から来たときは、トロントアイランドに一緒に行きます。


【カナダの風景】こちらがトロントアイランド!!!!!

Mai:
今のご自身の英語力についてはどう思われますか?

Yona :
もう全然、足りてないですね。その、コミュニケーション能力みたいなもので、ごまかしているところはあるんですけど。でもやっぱり細かいところとか、まだまだ勉強しなきゃなと思ってます。
これは多分一生やらなきゃいけないかなと思っているので、あまり自分にプレッシャーをかけすぎず、のんびりやってこうと思ってます。

Mai:
自分をアイスのフレーバーに例えるとしたら、何になりますか?

Yona:
私、キャラメルのアイスクリームが好きなので、もうキャラメルです。キャラメルのアイスクリームの中に、そうですね、ブラウニーが入ってたりとか、クッキードウが入ってたりとか。中に色々入ってるみたいな。第1印象と、付き合い始めてからの私の印象が違うと思われることが多いので。食べてみたら何か色々入ってたみたいなアイスクリームかな。

Mai:
こんな自分についてどう思いますか?

Yona :
私結構、自分が好きだと思います。
おそらく一生、一番長く付き合っていくのは自分なので。
割と自分が嫌だなと感じたりとか、不快だなって感じるようなこととかは、そこをなるべく直さなきゃなって、解決しなきゃなとか思ったり。
なるべく自分が好きだなと思うことは、これ好きだから続けようとか。自分の感情というか自分の考え、湧き出たものとかに、なるべくフォローして自分の決断とかをするようにしてるので、自分のことは好きだと思います。


過去:もう死ぬほど大好きでした。本当にいいお仕事だったと思います。多分私のこの人生の、私を作り上げてくれたものかなと思うんですけど。

Mai:
Yonaさんは子供のときはどんな子でしたか。

Yona :
子供の時は、大人に混じってをよく話を聞いたり喋ったりする子で。母親がすごく友達が多くて、家によく友達を呼んでたんですけど、同い年の友達と遊ぶよりも、その大人たちに交じって話を聞いてるのがすごい好きな子供だったので、逆に同い年の子たちと遊ぶときはちょっとシャイでした。最初はあんまりうまく話ができなかったり、表現できなかったり、仲良くなるのにちょっと時間がかかる子でしたかね。
あとは、昔からよく寝てよく食べて元気で、兄が2人いるんですけど、兄と一緒に遊んでたので、お人形さんとかで遊ぶっていうよりは、外で泥まみれになって遊ぶみたいな、どちらかというとちょっと男の子っぽい感じだったと思います。

Mai:
人からは何と言われてましたか?

Yona :
その母親の友達には、ませてる子供とか言われてました。あとは、ピアノとか、クラリネットとか楽器を小学生ぐらいの頃から高校生ぐらいのときまで夢中でやっていて、言うこととか、感性が独特だっていうのは、その大人たちから言われてました。

Mai:
人の話を聞くのが好きっていうのは、いつごろからですか?

Yona :
いつ頃から…何となく10代後半に、私人の話聞いてるのすごい楽しいなってふと思ったような気がします。おそらく子供の頃からそういうのも好きだったんじゃないかなと思います。

Mai:
人の話を聞いてるときってどういう気持ちなんですか?

Yona :
新しいことを教えてもらったっていう感じですかね。なんかいろんな情報を教えてもらったって感じがします。あとは、自分で整理がつかない感情とか、人の話を聞いて、私もそういうふうに感じてたことあったなーとか、何か新たな発見になったりとかもするので、役立ってます。

Mai:
人の話を聞いて役にたったなっていう思い出、何かありますか?

Yona :
ウェディングプランナーの時に、その方たちの希望を元にプロデュースするお仕事だったので、話すタイプのウェディングプランナーと聞くタイプのウェディングプランナーの、私は2通りいるかなと思うんですけど。私は聞くタイプのウェディングプランナーでしたね、本当にやりたいこととか、希望してたことをちゃんと聞き出せたかなって思ってます。それが役立ったかな、とは思ってます。

Mai:
ウェディングプランナーになろうと思ったのはどうしてですか?

Yona :
私の2人の兄がほぼ同時期に結婚式を挙げていて、下の兄が9月で、上の兄が10月、ひと月違いで結婚式を挙げたので、その年はうちの家の中がもう結婚式ムードでずっと。
で、いざ結婚式に参列してみたら、すごく兄っ子なのでものすごく感動して。すごい衝撃というか、ものすごく良い式だったので、そこで働くスタッフさんはこれを見れていいなって思ったのがきっかけです。
その後にそのWebサイトとかで最初は音響さんとかのお仕事とかどうかなーとか調べてて、ウェディングプランナーっていうお仕事があるっていうのをそこで初めて知って、その後にウェディングスクールみたいなのに通い始めて、最終的にウェディングプランナーになりました。

Mai:
どうでしたか。ウェディングプランナーをやってみて。

Yona :
もう死ぬほど大好きでした。本当にいいお仕事だったと思います。多分私のこの人生の、私を作り上げてくれたものかなと思うんですけど。
その聞くっていうのが好きっていうのもそうなんですけど、やっぱりその始めた当初はまだまだ本当に未熟で、お客様を見てそのお客様から聞いて学んですごい成長させてもらったお仕事だったので、もう四六時中ウェディングのことばっかり考えてました。
例えば、お休みの日に雑貨屋さんに行って、これあのウェディングのテーマカラーにちょっと合ってるかもしれないから提案してみようとか、外で聞こえてくる音楽とかをサーチして、歌詞とかウェディングで使えるかどうかなっていうのをチェックして、ウェディングケーキ入力にこの曲合いそうだなと思うんですとかって提案したりとか。ずーっとウェディングのことばっかり考えてました。街中歩きながら、ここでウェディングの写真撮ったら絵になりそうとか、そうですね。すごく楽しんでいたと思います。
何かそれを通して出会った人たちとは、今でも付き合いがあるので。だから多分辞めずに16年間やれたんだと思います。

Mai:
16年目にしてやりきったなって思った瞬間って何かあったんですか?

Yona :
やっぱり16年長年やってる内にチーフプランナーになって、マネージャーになって、エリアマネージャーになってとどんどんポジションが上がってきて、もうその上は社長しかなかったんですね。とりあえず、その私のいた会社では、一番最後まで行き着けたので、ここが私のゴールというか。
この次もし何かをするとしたら自分で会社を立ち上げるぐらいだなー、でも、私はマネジメントの仕事も大好きだったけど、やっぱり現役のウェディングプランナーでいることが、すごく楽しかったので、月に何組か担当のお客様を持ちながら、エリアマネージャーの仕事をして。もうここが最後かな。もうこれで十分このお仕事はやりきったかなっていう感じですかね。
ただカナダに来るまでは、これを完全に辞めるっていう決断までは至ってなかったんですけど。カナダに来て、十分やったから、ここからは新しい人生に切り替えていってももういいかなー、十分かなーって思って決断したのは、カナダに来てからです。

Mai:
その後は、学校に戻ったってことなんですか?何を学ばれてたんですか?

Yona :
カナダで語学学校を卒業した後、一旦日本に帰って、日本で学生ビザの申請をして元々いた会社を正式退職して、カナダに戻ってきてカレッジに。
二つのカレッジに通ったんですけど、トータル3年通いました。そのカレッジを卒業するタイミングに今お世話になってるホテルにレジュメを持って行ったっていう感じです。

Mai:
カレッジでの専攻は何でしたか?

Yona :
ホスピタリティです。

Mai:
具体的にどういうことを学ぶんですか?

Yona :
割と一般的なそのホスピタリティに関わることを浅く広く学ぶ感じだったんですけど。アカウンタント授業もあれば、マーケティングの授業もあれば、リーダーシップとは、サービスマンとしての姿勢とか、そういうお客様との向き合い方とか。
あとは、カナダでの就職活動についての授業があったりとか、確かそのぐらいですね。何かに特化してるっていうよりは、ホスピタリティの仕事に関わるものが広く凝縮されてる感じでした。

Mai:
カレッジに通ってみてどうでしたか?

Yona :
ちょうどコロナのタイミングになってしまって、オンラインで家から授業を受ける感じだったので、本当は学校に行って友達をいっぱい作りたかったんですけど、それができなかったのはちょっと残念でした。
でも、英語の面で言えば、英語で授業を聞いて、英語で宿題をして、毎日毎日あるアサインメントにすごく苦しめられたんですけど、でもその3年間が一番英語力が上がったかなと思います。間違ってても伝えたいというか、伝えなきゃいけないっていう危機感があったので、自信を持って喋れるようになりました。

Mai:
初めてお仕事をゲットできたときってどんな気持ちでしたか?

Yona :
一番最初は、ジャパニーズレストランで働いたんですけど、たまたま道を歩いてて、hiringしてますみたいな張り紙を見て、そのままレジュメを持って入ってって、マネージャーの方に面接してもらってお仕事ゲットししたっていうのが、きっかけなんですけど。
ただそこよりも、その今も続けてるアイスクリーム屋さんで募集を見つけて、行ってそこの仕事がゲットできたときは、もうすごい嬉しくて。周りの友達みんなに食べに来てねってすごい言ってました。すごく嬉しかったです。

Mai:
過去の自分を、アイスクリームのフレーバーで例えるとしたら、何になりますか?

Yona :
過去の自分をアイスクリームフレーバーに例えると、何ですかね。ユニコーンですかね。なんだろう、ユニコーンかな(笑)
なんか昔の方が、ネイルをしたり、まつ毛のエクステンションしたり、エステに行ったりとか、美容室に行く回数も頻繁に行ったり。結構いろんなところに気を使って、派手だったような気がします。
カナダに来てからの方がシンプルになりました。着る服とか、着飾らなくてもいいやみたいな。今も派手なのが好きですけど、昔ほどじゃなくなったなっていう感じが。ユニコーンで合ってるかな。はい、そんな気がします。

Mai:
ちなみにユニコーンってどんなフレーバーですか?

Yona:
今働いてるお店だと、ピンクマシュマロのアイスクリームの中に、レインボーのチョコレートチップが入っているアイスクリームなんですけど。いわゆる子供が好きな、ピンクとか水色とかのカラフルなアイスクリームです。

Mai:
なるほど。ありがとうございます。
過去の話の中で、話し残したことって何かありますか?

Yona :
いや、過去は、大丈夫です。

Mai:
ありがとうございます。

未来:この人はこういう習慣があるんだろうなってことはこういうの嫌いかなとか。その受け入れたり想像したりする想像力とか、ものすごく変わったと思います。

Mai:
5年後、10年後、あるいは死ぬ想像して未来についてどういったイメージをお持ちですか?

Yona :
そうですね。今はまだ、やっとスタートに立てたというか。去年に永住権が取れて、ビザの心配もなくなり、思う存分今の仕事をしているんですけど。せっかくそのサーバーのスキルとか知識もついてきたので、今五つ星のホテルのサーバーになりたいと思って、最近転職活動を始めていて。ホテル業界のなるべく最高峰の場所でお仕事ができたらなと思ってるのが、今目指しているところですね。
で、この5年10年は、大きな会社を持ちたいとかそういうことではなくって、自分の能力を活かせる何かビジネスをしたいなっていうのはずっとずっと昔から思っていて。この5年の間に、サーバーの仕事も極めながら、5年以内に何か始めたいなと思っていて。
私は今もう40代中盤なので、15年後となると、リタイヤになるかなと。そういうのも今ちょっと意識していて。リタイア後は、ゆっくりその自分がやりたいお仕事だけを残して、仕事を辞めるということは考えてないんですけど、そのままのんびりカナダで暮らせたらなっていうのが、今の未来のイメージです。
ただもし、その他の国に住めるチャンスが何かしらであったら、ビザの問題とかそういうのも全部とっぱらって、どこかに住めるっていうチャンスがあったとしたら、おそらくそこに行くっていう選択ももしかしたらあるかなとも思ってます。

Mai:
日本に帰るという選択肢は今のところどうですか?

Yona :
今のところは考えてないです。ただ、6年前は自分が永住権とってカナダに永住するっていうことを考えてもなかったので、人生何があるか分からないので。もし日本でやりたいことが見つかったら帰るとは思うんですけど。今のところ、何か魅力的なものを見つけたところに流れていけたらなと思います。

Mai:
個人ビジネスっていうのは、どんなサービスとかっていうイメージはもうお持ちなんですか?

Yona :
数年前は、本当に本気でスイーツショップをオープンしたいなって思ってたんですけど、アイスクリームショップで働いて、色々見えたというか。私がもし今からオープンするとなったら、ローンを返す期間があと15年しかないとか、いろいろ現実的なことを考えて、難しいなと断念したんです。なので、今まだ模索中です。でも、もしできたら誰かの助けになるようなお仕事に繋がったらいいなと思ってます。

Mai:
五つ星ホテルへ、最高峰への転職ってことなんですが、なぜ最高峰に行きたいんですか?

Yona :
おそらく出会えるお客様のキャラクターとかタイプも変わってくるかなと思っていて。たくさんのタイプのお客様の対応ができるこそ、それってその自分のスキルになるかなと思うので、ハイスタンダードのお客様も対応できるようなスキルが欲しいなと思ってます。

Mai:
もしも、カナダに来ないっていう人生だったらどうなってたと思いますか?

Yona :
そうですね、おそらくウェディングの仕事を続けてたと思うんです。もしかしたら、その会社にずっととどまって、社長の座さえも狙っていたか、もしかしたら誰かと一緒に会社をしようとかっていう話になったかもしれない。おそらくウェディングに関わるお仕事はずっとしてたと思います。

Mai:
もしも離婚してなかったらどういう人生なってたと思いますか?

Yona :
…どうですかね。離婚してなかったら、確実に海外には来れてなかったと思います。日本にいるっていう選択の中で、自分がやりたいことをおそらく探したんだと思います。

Mai:
何かこれをやろうって思ったときの、決め手になるものって何ですか?

Yona :
決め手になるもの。楽しそうだなって思うかどうかですかね。何か新しいことをやるとき、うまくいくかなとか、大丈夫かな、私でやれるかなとかっていう心配もあるんですけど、でもそれよりも、ちょっとやってみたいな、ちょっと見てみたいなっていう気持ちの方が強かったら、もう迷わず行くようにしてます。

Mai:
もしもこれから何でもやっていいですよ、お金の心配もビザの心配も何もありませんって言われたら、何がしたいですか?

Yona :
他の国の人の生活も見てみたいので、おそらく他の国も回ってみると思います。旅行とかじゃなくって、その場所に行って何年か住んでみる。で、またもし他に気になる国があったらまた行って何年か住んでみる。
その国で生活している人のことが知りたいというか、そこの国に住んでる人たちが、何かどんな文化を持ってどんな習慣をもって、どんなふうに生活しててどんなパーソナリティなのかとかって、そういうのを見たいと思ってカナダに来たのがきっかけなので、それは変わってなくって。
もし本当にお金ビザいろんなことが許されるなら、そうですね。カリビアンの方とかに住んでみたいなって思ったりもします。

Mai:
それを知って自分にどんな変化があると思いますか?

Yona :
確実に自分の視野とか受け入れられるものとか、考えられる柔軟性とかは、成長できると信じてます。

Mai:
カナダに来てから、それを振り返ってどうですか?

Yona :
私がいるトロントには、たくさんの国の出身の方が住んでいて、いろんな習慣とか考え方の違いとか、宗教的なものとか文化とかが私とは違って。悩むこととか、ぶつかったりすることもあるんですけど。
でもそれよりも、新しい発見というか、そんな生活があるんだとか、そんな考え方があるんだとか、すごく考えられる器の幅が広がったような気がします。この人はこういう習慣があるんだろうなってことはこういうの嫌いかなとか。その受け入れたり想像したりする想像力とか、ものすごく変わったと思います。来てすごく良かったです。

Mai:
日本に住んでる日本人の方に向けて、もし一言海外からのメッセージを伝えるとしたら、どんなメッセージになりそうですか?

Yona :
海外に来たいと思ってる方たちへのメッセージですか?じゃなくて、日本にいる方たち?

Mai:
価値観的な部分でもし何かあれば。

Yona :
そうですね、なんかこれってすごく難しいんですけど、海外に来たからあなたの今の価値観が変わるから、絶対来た方がいいよって言うふうには思ってなくて。たまたま私には、それがすごく合っていたというか、自分がそれを欲しいていたので、それができて来て良かったと思ってるんですけど。
日本で海外に行こうかなって迷ってる方がいたり、興味のある方だったら、絶対来た方がいいよって背中を押してあげたいんですけど。でも、別にそう考えてなく、その人たちの価値観の中で幸せに暮らしている人たちなのだとしたら、それはそれでいいと思うので。
難しいですね。これなんて言ったらいいんですかね。来なよと、言うつもりはないというか。ごめんなさい、何か。

Mai:
ありがとうございます。

Yona:
そうですね。もし海外に行きたいという興味があったら、いろんな不安があるかもしれないけどそれよりも得られるものがものすごく大きいから、人生は1回しかないから来た方がいいですよって言いたいです。

Mai:
では、未来の自分を想像したときに、最後にアイスフレーバーは何になりそうですか?

Yona :
なんだろう。なんか一つのアイスクリームっていうよりは、もう2段3段4段、いろんなフレーバーがある人になりたい。誰かが食べたいと思うようなフレーバーがどこかにあるみたいな。
なんて言ったらいいですかね。チョコレートもキャラメルもミントチョコレートもバニラも、いろんなフレーバーを持ってる人になりたいです。

Mai:
パフェみたいな?

Yona:
パフェみたいな感じですかね。そうですね。いろんなものが受け入れられるような人になりたいですかね。

Mai:
最後にいい残したことは何かありますか?読者の方にでも、何かに関する一言でも、感想でも何でも大丈夫です。

Yona :
私、日本にいるときに、本当に英語の勉強とかを全くしてきてなくて。カナダに来てから、いわゆる皆さんが中学生とかで習ったI,my.meみたいな、ああいうのから始めて。来たときはもう、全く喋れなかったし聞きとれなかったし、コーヒーすら買えなかったし、私38歳か39歳でカナダに来てるんですけど、大の大人が道端で大泣きするぐらい大変だったんです、でも振り返ってみて、たくさんの方の協力があって、結果的に何とかできるようになるというか。心配なことがあっても、夢は叶えられると思うので、ぜひ何かやりたいなとか興味あるなって思うものがあったら、飛び込んで欲しいなって。そういう勇気が与えられたらなと思ってます。

今回のインタビューは、カナダで留学コーディネーターをしているharuさんにご協力いただきました。

haruさんありがとうございます!!!!!
カナダ、トロントでの留学、トロントで〇〇したいなどのご相談は、こちらのinstagramアカウントへDMしてくださいませ!

カナダ留学相談のinstagram
https://www.instagram.com/harunglish/

モチベーショナルスピーカーのinstagram
https://www.instagram.com/haru.tamin/

haruさんの無名人インタビューはこちら!
https://note.com/unknowninterview/n/n67839f61d08a

カナダに関するマガジンはこちら。
https://note.com/unknowninterview/m/m3c85d60194fb

あとがき

スマホさえあれば、いつでもどこからでもたくさんの情報が入ってきて、
知識を得ることは簡単になってきているように感じる。

でも本当に大切なのって結局「やってみる」「飛び込んでみる」ことなんだとつくづく思う。
どんなに知識があっても使わなきゃ意味がない。

SNSで ”使える英語フレーズ” らしき投稿をどんなにたくさん保存しても
それを実際に使わなきゃ、英語が話せるようになったとは言えない。
知識で英語は話せるようにはならないんだよな〜。
きっとこれって英語以外でも、多くのことにあてはまるように思う。

得た知識は使ってみてなんぼ!
さぁ、やってみよう!飛び込んでみよう!

【インタビュー・あとがき:Mai】

【編集:mii】

#無名人インタビュー #インタビュー #海外 #移住 #カナダ

マガジンで過去インタビューも読めますよ!

インタビュー参加募集!


いただいたサポートは無名人インタビューの活動に使用します!!