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キラキラした純愛、キュンキュンする胸~初恋は十二使徒~

・キーボードを叩く手が止まる。恋愛ゲームみたいなものを作っていて、告白シーンや愛を囁くシーンが絶望的に書けない。現実なら「好きだよ」「うん」で通じても、ノベルゲームだとこう...ポエムチックというか、少女漫画的表現というか、ある程度文字数を使ってLOVEを表現しなくてはならない気がしている。その文言の引き出しの言葉が全く無いわけではないが、人に見られる前提になると羞恥心がどっと押し寄せてくるのだ。私の恥部をまざまざと観られるような感覚。わかるか?『あーちゃん!』の最後のラブポエムも書き連ねてて結構恥ずかしかった。なーにがアダムとイブじゃい!!全世界に発表してんねんぞ、それをよ!!...コメディのラブシーンですらこの照れ具合、恋愛がテーマともなるともはや何がなんだかわからない。自分のラブレターを全世界に向けて朗読される感覚、といったらどれくらい恥ずかしいかわかるかも。エロ漫画やエロCGの公開はそれほど恥ずかしくなかったりする、なんなんだろうこれは。私の恋愛観がどっかこっか狂ってるのだろうか?今までしてきたのが胸を張れるような恋愛ばかりではなかったから今苦しんでいるのかもしれない。初恋は悪魔くんの十二使徒のなんかだったし(暴露)。一番まともだと思える恋愛を高校で終わらせたのも拗らせている原因なのかもしれない。その後のアディショナルタイムが糞オブ糞。まあ、そんな糞な恋愛ばっかの奴がまともな恋愛ゲームのシーンなんて書けるわけないわな、と、手が止まっているわけだ。キラキラした純愛が書きたいし、プレイヤーの胸をキュンキュンときめかせたいのに。恋愛ゲームに憧れているだけだったのかもしれない、とも思える。


・では、また。

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