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【映画】こんな記事見てないで、映画館で上映しているうちに見に行け!!!「THE FIRST SLAM DUNK」感想

この記事を見ている諸君はTHE FIRST SLAM DUNK当然見ましたよね!
見てない人がいたら、今すぐブラウザバックして上映している映画館に行ってください!全人類見るべき作品です!!!

いやー非常にすごい作品でしたね。
何が凄いって、兎に角凄いんですよ!!!(理由になっていない)
凄すぎて2回見に行くぐらいには衝撃的でした。
2回目は人生初IMAXシアターで見たけど、IMAXでも凄かったです。

私は知らなかったんです。
SLAM DUNKがこんなにも面白い作品であることを。
今年に入るまでは、SLAM DUNKなんて「バスケを題材にした古い作品でしょ」ぐらいのイメージでした。
映画もやってるし、評価も高いみたいだし、ちょっと気になるし見てみたいなと思ったのが沼の入り口だったかも知れません…
とまあ私がSLAM DUNKにハマった経緯なんか話してもつまらないので、映画のレビューに移りましょうか。

感想(ネタバレあり)

最初から衝撃でしたね。
私たちが求めているのは桜木花道が主役のSLAM DUNKじゃないですか!!!
だから、リョータの過去からスタートしたのは知っている人からしたら相当驚いたと思います。

「もう返ってくるな」っていう圧倒的フラグとフラグ回収からのリストバンドをつけるシーン最高すぎません?
一見、試合準備しているだけのシーンでしたけど、リョータの過去を知っていたら、その1シーンに込められた感情の凄さに圧倒されますよね。
圧倒されている私を置き去りに物語は進んでいくんですけど、The Birthdayの「Love Rockets」が流れて、圧倒的作画で書き始められるリョータ。
続く三井、赤城、流川、桜木が行進を始め、我らが湘北高校!!!
それに対し、王者としての存在感を放つ山王工業が登場。
湘北vs山王工業の試合が描かれることを私達に300%わからせてくる演出がとてつもない
そのスピード感を維持したまま、初期位置につく選手達。始まる試合。
そこにバスケットボールを忠実に再現した光景が広がる。
ここで思ったこと2つあります。
これがあと1時間半続くの?って気持ちとこんなにも滑らかで自然な映像に驚きました。

ふぅ(一息つく音)

ガンガン鳴らされるBGMとキャラクターの動きだけですべてを伝えてくるこの感覚が一つの魅力だと思います!!!

そんなこんなで前半はサックリ終わった気がします。

語りたいのはやっぱり後半戦ですよね!!!

まず触れるべきはみっちゃんがカッコ良すぎますね。
後半入ってフラフラで手も上がらない。限界を迎えている三井が何度でも蘇るように3Pを決めていく。

「俺の名前はなんだ」と問いかける。
流川にパスを受けて「そんなタマじゃないだろ」と言われて3P決める瞬間。(そのタイミングでBGMを全部シャットアウトする演出も好き)

どのシーンを取ってもめちゃくちゃにカッコ良くて震えました。

あとリョータの過去回想を通して、三井がブランクを経験しているのも簡潔に伝える構成に感服しました。
尖っている(小学生時代?の)リョータが公園で1人練習をしているところに1on1を誘いに颯爽と現れた青年。2回目見るまでは気づかなかったけど、みっちゃんって呼ばれていて三井じゃん!?湘北で喧嘩する前に会ってたんだってなりました。
その後、三井とリョータの喧嘩したところで、リョータのバッシュを見て蹴り飛ばすところと自分の足を見るところの2つのシーンが印象的でしたね。中学時代はバスケットを楽しんでいたのが高校に入ったらグレていて、しかもバスケに八つ当たりしていると来た。
上に書いた2つのシーンである程度三井の身に何が起こったのかを考えさせるだけの情報が揃っているのが良かったですね。

次は誰について書こうか?
やっぱリョータかな!
山王のゾーンプレスを突破する瞬間はもう見てる人全員が鳥肌立てているはず!!!
何回見てもそのシーンで痺れると思う!!!
「行けーリョータ!!!」からの10-FEETの第ゼロ感がカッコ良すぎるんだ!!!
お兄ちゃんに対する思いと自分のプレッシャーとそれを乗り越える成長が垣間見えて、もうすごい気持ちにさせられます(語彙力)

もっと書くことあるだろって感じだけどうまく表現できないから次に行きます。

桜木もカッコ良すぎる(もう湘北全員カッコ良いで良いと思う)
来賓席に飛び乗り山王に勝つ宣言をして、みんなの士気を高め、シロートだからよって言うところ。兎に角カッコ良いんだわ。
来賓席に突っ込んで背中に怪我を負ったときは驚いたけど、その後安西先生に「今が全盛期なんです」っていうのもかっけぇよ。

さっきからカッコ良いしか言っていない気がする←

湘北が逆転してからの演出が完璧すぎて一生凄かったって言っているんですけど、あの音の無くなる演出やばくないですか???
最初は観戦席に座って湘北を応援していると思っていたら、自分たちも湘北のメンバーと錯覚するのとんでもないと思います。(具体的に書きます)
同じコートで一緒に戦っていて、もう残り数分、あの王者山王に圧倒的点差をつけられていたにも関わらず逆転した。そんな状況になったら、沸騰する試合会場の鳴り止まない歓声も何もかも聞こえなくなると思ったら自分も湘北のメンバーの一人としてコートに立っているんじゃないかって思いました。
そこから来る0秒シュートですよ!!!なんですかあの熱くて滾る展開は!!!
逆転したと思ったら、残り数秒で再逆転。
試合再開と同時に走り出す桜木からの作画の疾走感と時空が歪んでいる感じがとてつもない。目に焼き付いて離れないぐらい印象的でした。
流川からパスを貰って、決める桜木の合宿シュート。

試合が終わった瞬間の興奮がすごいんだわ。

試合後の沢北の悔しさ溢れるシーンもしっかりあるの堪らなかった。

まとめ

最後だいぶ駆け足になった気もするけど、書きたいことはおおまかに書けたからまあ良いでしょう。結局は自己満の世界だし。

作品通して思ったことは、
構成と音の使い方が天才過ぎますね。
無音の演出が映画館で見たほうがより体感できるから、上映中している間に映画館で見てほしいなって思います。知り合い全員に薦めているまであります。

THE FIRST SLAM DUNKのTHE FIRSTって部分がSLAM DUNK知っている人にとって新たなスラムダンクであり、知らない人にとってはこの作品がSLAM DUNKの世界の入り口みたいなダブルミーニングなのかなって思いました。

タイトル、構成、演出どれを取っても最高すぎてもう映画でこれだけ衝撃を受けることは無いんじゃないかなって思わされる作品でした。

是非、全人類見てほしい!!!

執筆者:Moni


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