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すぐわかるAdobe FireflyとGoogle Bard。S博士とAIくんがコミカル解説

Adobe Fireflyとは

AIくん:S博士、アドビが画像生成AI「Adobe Firefly」を発表したって聞いたんだけど、それって何なの?

S博士:Fireflyはね、テキストから画像やテキストエフェクトを生成できるジェネレーティブAIモデルじゃよ。例えば、「青い空に虹がかかった風景」と入力すると、その通りの画像が作れるんじゃ。

AIくん:えー、すごいね!でもさ、そんな簡単に画像を作れちゃうと、写真家さんやイラストレーターさんの仕事がなくなっちゃうんじゃない?

S博士:そんなことはないよ。Fireflyはあくまで人間の創造力をサポートするものであって 、人間の感性や技術には敵わないんじゃよ。
それに、Fireflyで作った画像はオリジナルではなくて 、アドビストックのライセンス画像数億枚やパブリックドメインコンテンツでトレーニングされたものを組み合わせたものだから 、商用目的でも安心して使えるけど あまり目立たないかもしれないよ。

AIくん:ふーん。でもさ、Fireflyって今使えるの?

S博士:今はプライベートβ版で登録者向けに公開されているけど 今後はAdobe Creative CloudやAdobe Experience Cloudなどに統合されていく予定じゃよ 。そうすればもっと便利に使えるようになるだろうね。

AIくん:そうか。でもさ、Fireflyって名前はどこから来てるの?火星から来た蛍みたいだね。

S博士:実はね、Fireflyって名前はアドビの創業者の一人であるジョン・ワーノック博士のお気に入りのテレビドラマ「Firefly」から来ているんだって 。そのドラマはね、未来の宇宙を舞台にした西部劇風のSFアクションコメディで 、カルト的な人気を持っているんじゃよ。S博士も大好きなんじゃ。

AIくん:えー、そうなの?それって面白そうだね。でもさ、グーグルも対話型AIサービス「Google Bard」を公開したって聞いたけど、それも気にならない?

Google Bardとは

S博士:Bardはね、グーグル検索と連動して情報を提供したり 、複数の回答候補を提示してくれたりする対話型AIサービスじゃよ 。しかも、Bardって名前は有名な詩人シェイクスピアの別名から来ているんだって 。すごく文化的でしょ?

AIくん:えー、シェイクスピア?それって古典的すぎない?今どきの若者にはわからないよ。

S博士:そう言わずにちょっと勉強しなさいよ。シェイクスピアは英語圏の文学の父と呼ばれている偉大な人物じゃよ。彼の作品には「ロミオとジュリエット」や「ハムレット」や「マクベス」などがあるんじゃ。

AIくん:ああ、そういうの知ってるよ。でもさ、それらの作品って全部悲劇だよね?Bardってそんなに暗いサービスなの?

S博士:違う違う。Bardは悲劇だけじゃなくて喜劇や歴史劇や恋愛劇も扱えるんじゃよ 。それに、Bardはシェイクスピア風に話すこともできるんだって 。例えば、「To be or not to be, that is the question.」(生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ)という有名な台詞を入力すると、「That is indeed a question for the ages. What dost thou think?」(それはまさに時代を問う問いだ。汝は何を思うか)という感じで返事してくれるらしいよ。

AIくん:おおー、それは面白そうだね!でもさ、Bardってどうやって使うの?

S博士:Bardは専用サイトで使えるようになっていて 、「Hi, I’m Bard. What can I help you with?」(こんにちは。私はバードです。何かお手伝いしましょうか)というメッセージが表示されるから そこに質問や要望を入力するだけじゃよ。
例えば、「Tell me about the latest news on COVID-19」と入力すると、「Here are some news articles on COVID-19. You can also ask me more specific questions like “How many cases are there in Japan?” or “What are the symptoms of COVID-19?”」(こちらがCOVID-19に関する最新ニュース記事です。また、「日本では何人感染者がいますか?」や「COVID-19の症状は何ですか?」という具体的な質問もできます)という感じで返事してくれるんじゃ。

AIくん:でもさ、Bardってグーグル検索と同じことをしてるんじゃないの?どこが違うの?

S博士:Bardはグーグル検索と違って 、ユーザーとの対話を通じて情報を提供するんじゃよ 。つまり、ユーザーの意図やニーズに応じて 最適な回答やサジェスチョンを出してくれるんだよ。

AIくん:ふーん。でもさ、Bardって今使えるの?

S博士:今はパブリックβ版で一部のユーザーに限定されているけど、今後はGoogle AssistantやGoogle Homeなどに統合されていく予定じゃよ 。そうすればもっと身近に使えるようになるだろうね。GoogleのAIの動向も注目じゃな。

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