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水、電気、ガス消費量に関する総括

2024/4/26に、念願のコンテナハウス(トレーラーハウス仕様)が納品・設置されました。秘密基地2号です。

現状、オフグリッドです。車があるから成立してるオフグリッドではあるものの、上下水道、電気、ガスは来てない。その条件で生活した際の記録。災害時の参考になるかも?

なお、災害ではないということがもちろんあるけど、悲壮感とか大変とか、何かを犠牲にしてるとか我慢してるとか、不便でやってられんという感覚はまったくないです。むしろしっくり来る、私はね。


・10泊の滞在で利用した水 52リットルくらい(12リットルタンクで湧き水を4回汲みに行った+予備の水。皿洗い、調理、頭洗うのに使用)

・上記には、買って来たペットボトルの水(というか凍ってるのを買って冷蔵庫冷やす)、お茶、スポーツドリンクの消費量は含まれないが、それがおそらく合計で10リットル弱。ペットボトル買うのやめてかれこれ5年は経つと思うので、これは今後どうにかしたい。

・で、上記の飲料と生活用を合計すると、合計60リットル=1人あたり1日2.7リットル消費している計算。

ただし、

・外食した際に飲んだり食べたり、外のトイレを使用した際の水の消費量はカウントしていない

・コインランドリーを一度利用した際の水もカウントしていない

・1回銭湯行った際の水もノーカウント

とは言え、トイレが水洗でないことにより水の使用量はめちゃくちゃ少なくて済むし、皿洗い1回やるのにも工夫次第で水の使用量は極限まで抑えられる。

皿洗いに「拭き取り」という工程を入れると更に水は使わずに済むけど、一方で紙をムダに消費することになるので、これも工夫が必要。最終的にうまくやる方法を編み出したので、水は少量、紙も使わない方法でもストレスはない。

洗剤は合成洗剤はふだんからまったく使用してないけど、ここでも同様。自分の土地にダイレクトに排水するとなると、合成洗剤は使いたくない。

スポンジは自分が栽培したヘチマを持って行ってるけど、ヘチマより指で擦り取るのが一番キレイになる。スポンジは最後洗い流すのを「加速」するのに使うと良い。

風呂?ねえよ!水飲まへんかったら死ぬけど風呂入らんでも死なへんし、シカとかサルとかクマとか、風呂入らんやろ。悪臭を放つ状態さえ避ければ別に問題ない。

電気

11:00 - 14:00くらいがもっとも発電できて、充電もできる。晴れ予報の前夜には、ポタ電で室内で夜使うための照明を充電。朝起きたら工具を充電。そして必要に応じて冷蔵庫の庫内温度を下げておく。

もろもろ完了したら、すぐポタ電自体を太陽光で充電。太陽光パネルは可能な限り陰にならない場所に置き、太陽の動きに合わせて2時間ごとに向きを変える。何にどんだけ電気が必要で、太陽光でどれくらい充電できるのか、数字で見えるのはおもろい。

ポタ電の電気を使うのはキャンプ用の照明器具(オイルランタンも併用しつつ)、車載用の冷蔵庫、ダイソンの小型掃除機、電動工具。iPhoneはジムニー運転中に充電する。いずれにしても電気は貴重!なので、水使う際の道具は電気使わない足踏みポンプ式にして良かった。

ただ、泥水さえも飲めるようにできる浄水器を買おうか検討中なんやけど、問題はそれが充電式ということ。また電気いるんかい!災害時でも使えるものが電動というのはちょっと矛盾しとる。

ガス

イワタニ・プリムスのキャンプ用のデカいガスボンベ(お馴染みの黄色いやつね)を、PRIMUS KINJAに繋いで使用して、ほぼ1本使った。まだ残ってはいるけど限りなく空に近いと思う。

朝コーヒー入れてパンを焼くのと、夜の調理に使用。晩ごはんは3回食べに行っただけやから、7回作ってるのかな?

だいたい、ごはん炊く、メインディッシュとスープを作る、食後にお茶淹れて飲むのに使用。弱火とは言え割と長い時間使うから、もっと早よなくなるかと思いきや、案外保ったね。

と、まあ、体験して見えてくるものは多い。多くの企業がこぞって「持続可能な成長!」とか「SDGs!」とか言うてるの聞くと、つい鼻で笑いたくなる。それ言うてる人間の大半が、意味わかってないんちゃうかって。

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