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初心者女子がコーヒー豆の焙煎に再チャレンジしてみた!


コーヒー豆を焙煎している写真
コーヒー豆の焙煎

皆さん、こんにちは、こんばんは。
oceanrich(オーシャンリッチ)です。

先日、コーヒー焙煎初心者女子2人で焙煎に初挑戦した記事を投稿しました。
結果は見事に失敗… 前回の反省をふまえ、焙煎に再チャレンジしました!

ぜひ、最後までお付き合いいただければと思います。


前回の反省…

前回は火力が弱すぎて失敗
前回は火力が弱すぎて失敗

前回は火力が弱かったのか、1〜2ハゼ目と思われる状態になるまで28分もかかってしまいました。
焙煎後の豆はこんがりとした色をしていたものの、中は生焼け。
出来上がったコーヒーも、まるで紅茶のようなコーヒーとは程遠い色をしていました。

前回の反省をふまえ、今回は焙煎開始時の火力と焙煎する豆の量を調整して再チャレンジしてみました!

↓前回の記事はこちら


今回焙煎した豆の紹介

1.焙煎初心者におすすめ ブラジル産ブルボン

ブラジル産ブルボンの生豆
ブラジル 産ブルボンの生豆

「ブラジル産ブルボン」は、今回の焙煎で初めて使用する品種です。
ブラジル産の豆は含水量が少なく、豆が薄く小ぶりで火が通りやすい形をしています。

水分含有率の低い豆は火が通りやすいので、焙煎初心者におすすめです。

2.前回も使用した エチオピア産グジ

エチオピア産グジの生豆
エチオピア産グジの生豆

前回焙煎に使用したグジの焙煎も再チャレンジしました。
前回は失敗してしまったので、ちょっとドキドキです。


焙煎に再チャレンジ!

〜焙煎環境〜

手回し焙煎器とコーヒー豆
前回と同じ手回し焙煎器を使用

手回し焙煎器とカセットコンロを使いました。
前回の反省として、換気のために開けた窓から入る外気の影響を受けにくくしています。


1.豆の計量

生豆の計量をしている写真
焙煎量は50g

今回の焙煎に使用する豆の量は50gです。前回は100gだったのですが、半分に減らしています。
★豆の投入量が少ないと焙煎進行が早くなります。

エチオピアは1ハゼ後まで、ブラジルは2ハゼの途中まで焙煎します。


2.火力調節

強火で焙煎
今回は強火で焙煎

前回は弱火で焙煎してかなり時間がかかってしまった為、今回は強火に近い火力にしました。
焙煎器を事前に温めておく暖機運転は行っていません。


3.焙煎開始〜1ハゼ目まで

焙煎開始2分で1ハゼ目に突入
2分で1ハゼ目に突入

ブラジル・エチオピアどちらも、2分経過した頃に1ハゼ目が始まりました。

エチオピアは前回との比較の為に、1ハゼ後で煎り止めしています。
ブラジルは2ハゼ目まで焙煎していきます。

焙煎開始3分で火力を中火に調節
1ハゼの途中で火力を中火に調節

1ハゼまでの時間が想定(5、6分)よりかなり早く、不安になり1ハゼの途中で少し火力を落としました。

後で調べてみてわかったことですが、1ハゼが始まった後に火力調節することは、焙煎で失敗しないコツの1つでした。
ハゼによって豆の水分がなくなると熱が伝わりやすくなり、火力をそのままにしていると、急激な温度上昇で1ハゼと2ハゼが繋がってしまうこともあるそうです。


4.2ハゼ目の途中で煎り止め

2ハゼ目はバチバチとした音が連続で鳴ります

焙煎をはじめて8分くらい経った頃、2ハゼ目が始まりました。
ブラジルは2ハゼの途中(8分半)で煎り止めしています。


今回は1ハゼ目が早すぎてハラハラしましたが、はたして焙煎は成功したのでしょうか…?


焙煎再チャレンジの結果は…!?

焙煎後の豆の状態


ブラジル産焙煎後のコーヒー豆と生豆の比較
ブラジル産 焙煎後のコーヒー豆と生豆の比較

ブラジルは生焼けにならず焙煎できました。豆は手でも割れる固さでした。
前回焙煎に失敗した時はハサミを使って生焼けの豆を割りましたが、ちゃんと焙煎できていれば手で豆を割れるんだ…と少し感動しました。

また、ハゼの際にコーヒー豆が大きく膨らむのですが、生豆と比べるとちゃんと膨らんでいることがわかります。

エチオピア産コーヒー豆の焙煎後と生豆の比較
エチオピア産 焙煎後のコーヒー豆と生豆の比較

エチオピアは煎り具合にムラができてしまいました。
生焼けの豆が多々あり、ブラジルのように手では豆を割れなかったです。


豆を挽いた状態

ブラジル産コーヒー豆を電動ミルで挽いた写真
ブラジル産 挽いた豆

電動ミルは中挽きに設定しました。
ブラジルは挽いた状態でも焙煎後の豆と同じような色をしています。


エチオピア産コーヒー豆を電動ミルで挽いた写真
エチオピア産 挽いた豆

エチオピアは豆が固く、電動ミルを中挽きに設定していたのに粗挽きになってしまいました。
挽いた後の方が、焙煎後の豆よりも少し明るい色をしています。


完成したコーヒーがこちら!

完成したコーヒーの感想
完成したコーヒーの感想

ブラジルは狙った通りの焙煎具合と味でした。一般的に連想されるスタンダードなコーヒーの味をしており、飲みやすくて美味しかったです!

エチオピアは前回よりコーヒーらしい見た目をしていますが、青臭いえぐみがあり味も薄かったです…

ブラジルは成功!エチオピアは失敗…という結果になりました。


エチオピア 煎りムラの原因考察

原因1 火力が強すぎて水抜きが不十分だった

煎りムラの原因 火力が強すぎて水抜きが不十分だった
原因1 火力が強すぎて水抜きが不十分だった

1ハゼ前の水抜きが不十分だと、煎りムラの原因になります。
豆の種類や量・焙煎器などの条件によって目安の時間は異なりますが、大体5分くらいかければ、しっかりと水抜きができるのではないでしょうか。


原因2 撹拌中に少し手を止めてしまった

原因2 撹拌中に少し手を止めてしまった

ブラジルを焙煎した時との違いとして、焙煎中に少し手を止めて焙煎風景を撮影していました。

ドラムの回転速度が遅いと鉄板の部分への接触時間が増加し、豆が焦げやすくなります。
手回し焙煎器を使う場合は、同じ回転速度を保つよう注意が必要です。
(今後は撮影に夢中にならないように気をつけます…)


失敗を恐れず楽しむことが大事!

手回し焙煎器で失敗しないコツ

焙煎で失敗しないコツを押さえるだけで、焙煎の難易度は下がります。
また、経過時間と豆の色を見ながら焙煎を進めると、失敗しづらいのではないでしょうか。


焙煎に成功した豆
少しムラはあるものの、初めて焙煎に成功!

ちょっとムラはあるものの、今回初めてコーヒーの焙煎に成功しました。焙煎初心者二人でドキドキしながらの作業でしたが、試行錯誤して理想の味に近づけていく過程がとても楽しかったです。


焙煎再チャレンジ編、いかがだったでしょうか?
皆さんもぜひ、楽しみながら焙煎にチャレンジしてみてください!

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。


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