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【カオチェー】味の想像ができない⁈ ペッチャブリー名物グルメで体も心も爽やかに

小旅行に出かけたら、そこでしか味わえない本場の味を食べたいですよね。

せっかくペッチャブリーに行くので、旧市街地のお寺巡り中に食べられるペッチャブリー名物のお店を事前にチェック!

一番食べてみたかったのは【カオチェー】

カオチェーとは、硬めに炊いたタイ米のぬめりを取ったサラサラなお米に、ろうそくの煙とジャスミンの花で香り付けしたジャスミン水を掛けて食べるものです。

味の想像ができないものは、一度は食べてみないといけない!

チャリでカオチェーのお店が集まるエリアに行き、とても賑わっていた【Kao Chae Ba Ee Restaurant ร้านข้าวแช่ป้าเอื้อนで食べることに。

宮廷料理と書かれていることが多いですが、元々はモン族がソンクラーンの時期に暑気払いに食べていたレシピ。

バンコクでは宮廷料理として多数のおかずと一緒に食しますが、ペッチャブリーではいたってシンプルなおかずひと皿と共に頂きます。

これで25バーツ(約100円)

と、偉そうに言うたもんのこれは後から調べて知った情報で、実際出てきた時には
「これ、どないして食べるん…」
と固まってしまいました。

相席になったド派手マダムにどうやって食べるのか聞いてみました。

スカーフみたいな柄のセットアップと
ネイルが素敵なマダム

先におかずを口に入れてから

何かはわからないが
甘辛い佃煮2種

水に浸したお米を食べます。

ジャスミンの香りが
芳しい

混ぜて食べるのはお行儀が悪いんだって。
ごはん少なめ、お水を多めにすくって食べるのがコツだそう。

甘辛い佃煮の味が、爽やかな香りのジャスミン水と不思議に合うんです。
まったりした佃煮の味が、ジャスミン水を口に含んだ瞬間ほどけていき、ちょうどよい濃さに中和されます。
なるほど。だから先におかずを食べるんだな~。

それにしても4月は常夏のタイでも一番暑い季節。
後から氷を入れている様子もないし、こんなに長時間外にお水をおいていてぬるくならないのかしら?

店のおばちゃんが言うには、素焼きの瓶にお水を入れておくと熱くなりにくいんだそう。

お持ち帰りの人も多く、おばちゃんが手際よくお米を袋に詰めていきます。

量が少なめなので、主食というよりはオヤツ感覚な感じだから、お買い物ついでにお外で食べるのもいいし、持ち帰ってクーラーの利いた部屋で食べるのもいいですね。

それに、ジャスミンの香りは緊張感、抑うつ感、怒り、疲労感を軽減させる効果があるんだそうです。
出典:伊藤園【研究レポート】ジャスミン茶の香りにリラックス効果

ジャスミンの香りが苦手な方もいらっしゃると思うので好き嫌いが分かれる食べ物だと思います。

私もひと口目はちょっとびっくりしましたが、ジャスミンティーをかけたお茶漬けってこんな感じなんだろうな、とも思いましたし、なにより暑さで食欲が無くてもサラッと食べられるのがいい。

バンコクではソンクランの時期にしか食べられない【カオチェー】
ペッチャブリーでは年中食べることができます。

ぜひ一度チャレンジしてみてください。

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