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スワローズ Weekly MVP5/18-23

こんにちは、シュバルベです( ´ ▽ ` )

月曜日恒例のWeekly MVPでございます。これまでの記事は下記マガジンより。スワローズの前週活躍したMVPを勝手に選んでみよう!という企画です。

過去のものはマガジンに収録しております。

早速、先週をふりかえっていきましょー!

・総評

先週は20日(水)の阪神戦が雨天中止となり、計5試合でした。結果はこちら。

5/18@甲子園 ヤ14-神3 〇
5/19@甲子園 ヤ1ー神3 ●
5/21@神宮 ヤ3ーDe5 ●
5/22@神宮 ヤ1ーDe0 〇
5/23@神宮 ヤ10-De5 〇

ビジター甲子園を1勝1敗、本拠地神宮3連戦を2勝1敗と勝ち越し貯金を一つ増やすことができました。チームの貯金は4。明日から交流戦ですが、交流戦に貯金を持った状態で突入できるのは2012年以来だとか。記録的です笑

簡単に前週を振り返ってみましょう。

今シーズン一度も勝てていなかった阪神に甲子園初戦、サイスニード投手と西投手というマッチアップで勝てたのは大きかったですが、翌日の試合では阪神の2年目高卒ドラ1右腕の西純矢投手にプロの洗礼を浴びせられてしまいました。5回無安打はいくらなんでもですが、ツーシームを交えつつカーブをアクセントに使われて的を絞り切れなかったですね。

神宮に戻ってきてDeNA初戦はクローザー石山投手が打ち込まれまさかの敗戦。しかし土曜日はライアン小川投手が8回無失点とエースのピッチングで勝利をもたらし嫌な流れを断ち切ると、日曜日は長打攻勢で大勝。

悪くないんじゃないでしょうか。貯金あるし✌︎('ω')✌︎

さて、投打のMVPを選んでいきたいと思います!

・投手 Weekly MVP

投手では2週続けてこの人、"ライアン"小川泰弘投手です!

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5/22(土)のDeNA戦で8回無失点。内容も3安打1四球とほとんど出塁を許さず、一点のリードを守り切ってこの日のクローザーマクガフ投手にバトンを渡しました。

5/15(土)は中日を相手に100球未満で完封勝利を果たしており、二試合連続で完璧なピッチングを見せてくれました。この2登板17イニングで与えた四球はわずかに1つ。DeNA戦でもストライク先行ができ、常に投手優位のカウントでアウトを積み重ねて行きました。

2度の初球打ちを除くと打者25人に対して16回は初球でストライクが取れており、その割合は64%にも上ります。前回中日戦同様、ファーストストライクを取ることをバッテリーとして重視している結果なのではないかと考えています。

土曜日、実際に現地でライアンのピッチングを見て浮かんだワードが一つあります。それは、「意志のあるボール」という言葉。小川投手はルーキー時代からこの言葉を使ってきました。

2014年、打球直撃による右手有鈎骨骨折から復帰した7月12日DeNA戦、5回5失点と打ち込まれた試合では次のように語っています。

「勝負勘というか、危機感を持って投げるとか、そういうところがまだ足りないというか……。やっぱりもう少し厳しくっていう意識がなかったのがいけなかったですね。“意志のあるボール”というか、そこに投げるっていう気持ちをもっと強く持って、次はやろうと思います」
(2014年8月8日付 災難を好機に変える小川泰弘のプラス思考〜燕軍戦記2014〜VOL.4)

直近でも2019年のキャンプ中の練習試合で「前回の反省を生かして、打者との勝負の中で意志のあるボールを投げていきたい」(2019年2月20日付サンスポ)と語るなど、常にこのワードを意識してプロ生活を送っています。

土曜日の試合はファーストストライクを取りに行くストレート、空振りを取る変化球、見せ球としてのボール球、どれも低めに制球されたまさに”意志のあるボール”を終始投げ切り、不用意な力ない浮いたボールというのは1球もなかったように思います。

5月2日に行われたDeNA戦では3回投げ切れずノックアウトされてしまい登録抹消も味わいましたが、中日戦までの11日間で心身ともにリフレッシュし原点回帰と言わんばかりのピッチングにエースの矜持を見た思いです。ちなみに、筆者とライアン・ムーチョバッテリーは同い年バッテリーなのでこの2人のバッテリーで結果を出しているのは嬉しいですね。

・野手 Weekly MVP

野手では今のスワローズでは「伏兵」という言葉の似合う西浦直亨選手を選びました。

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先週はルーキーの元山選手とショートの守備位置を分け合うような起用でしたが、8打数3安打1本塁打と打撃で結果を残しました。

特に1本塁打は土曜日のDeNA戦でのソロホームランで、この1点を守り切って勝利した殊勲打となりました。この日の先発はDeNAも開幕投手を務めた濵口投手で、この試合まで5試合連続QS達成と安定した投球を見せていました。1回・2回と上位打線がヒット1本に封じられた中で3回の先頭で打席を迎えた西浦選手。初球・2球目とボールが続き、ストライクを取りにきた3球目を西浦選手らしく強く引っ張った打球は夕焼けの神宮球場に放物線を描くようにレフトスタンド最前へ吸い込まれていきました

西浦選手は好不調の波が激しく、ファンからの評価という点では余り芳しくないように見えますが、昨年も10本塁打を放っている隠れたパンチャーです。セリーグで昨年、遊撃を守備位置として2桁本塁打を放ったのはジャイアンツの坂本選手だけで、下位で自由に振らせることができれば西浦選手の打棒はチームに大きく貢献できます。

特にこの日のような他の選手が攻めあぐねている中でポンッと一発を打ってくれる印象があり、こうした伏兵的な選手が下位の打順にいると打線に厚みが加わります。

クールな見た目で、熱いところはあまり見せていない西浦選手ですが、裏ではこんな努力も。

こうした影の努力が実を結ぶのは嬉しいものですね。

今年は元山選手とショートレギュラー争いを繰り広げていますが、それによって適度な休みを与えることが出来ています。4月中盤~5月頭にかけて打撃絶不調期が訪れ今は打率2割前半と厳しい成績ですが、先週を立ち直りのきっかけとして2割中盤まで戻してほしいですね。

・さいごに

今回選出したMVPの小川投手、西浦選手が揃って活躍した試合はこちら。

こうして主催試合を公式アカウントがハイライトを上げてくれると助かりますね。広報部門含めて今年のスワローズはようやっとります笑。

明日からセパ交流戦。貯金4つで迎えられるということで焦らず3週間18試合というタームでチームを見たいなぁと思います。今年はセリーグも良い戦いが出来るんじゃないかと思うんですよね、スワローズが苦手とする阪神の強さは本物だと思いますし、スワローズもオスナ・サンタナ両選手の加入により野手陣は昨年と比べ物にならないぐらい厚みが出ています(昨年は交流戦ありませんでしたが)。

先発陣も金久保投手・奥川投手はじめ若い投手が開花しはじめ、リリーバーでは戦力外になった漢たちが古巣パリーグ相手にどんなピッチングを見せてくれるのか楽しみでなりません。

明日からも勝って今年は優勝争いを繰り広げたいですね。セリーグの台風の目になろう。

GO!SWALLOWS!!!

■出典








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