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雨の日に「虫」について考える

春は忙しいです. 庭の草もまだ小さいうちに取ってしまいたい.  だけどきれいな花を咲かせる草の芽や お茶にしたい草の芽は 引っこ抜いてしまわないように 目を凝らして 選別して. 

今日は雨. 今年は早々に八重桜が咲き始めたので 急いで種まきの準備をすすめなきゃです. あと二週間くらいあるな~と余裕ぶっこいていたらコレです. 冬の間にしておけばいいことを… トホホと 過去に心が飛びますが 次の瞬間には 未来へと心を飛ばす. 

へちま コットン バタフライピー の種を蒔きましょう. 月桃の苗を移植しましょう. 気温が例年になく高いので 今年は サトウキビを栽培にチャレンジしてみたいなぁ. あ!山菜も採りに行きたい! わらび たけのこ コシアブラ ふき. 裏山から湧き出る小川にワサビを植えたいけれど ハミ(毒蛇)さんがいるから ちょっと怖い. ヘビは苦手ではないけれど 毒ヘビさんは噛まれた後のことを考えると怖いです.  それに対して 虫さん. わたしは虫さんが大嫌いです. 嫌いという言葉に抵抗がある私ですが 嫌い!とはっきり思える数少ない対象です.  

毒のない虫さんでも 見かけるとゾゾぞっと心が震えます. わたしはいったい彼らにどんな恐怖を抱いているのだろう. 私の潜在意識のなにが刺激されてそんな感情を引き起こすのだろうと 思いめぐらせてみるけれど 思い当たる節がありません. 原因がみつからないので ひとまず敵認定. まずは敵を知ろう!と観察してみようかと試みてみますが 見てるだけで ゾゾゾっときます. たとえ図鑑でもゾゾゾです. 動画になったら吐き気すらします. 困りました. ですが 庭や畑で見かける虫さんにそこまでの嫌悪感はありません. ある一つの虫さんを除いてですが...。 ある一つの虫さんに関しては どういう環境であれ嫌悪感しかありません. 困りました. それ以外の虫さんに関しては 私のテリトリーの中に入ってこなければ 案外いける! ということは 虫嫌いなのではなくて テリトリーを侵害されたことと虫嫌いを誤認識しているのかもしれません.

DNA進化の観点からいくと、人間の世代交代は20年から30年前後でしょうか? それに対して 虫さんの世代交代は 一年に一回 もしくは3回くらい世代交代します. そのスピードを脅威ととるのでしょうか. 

「知らないということ」が恐怖や不安を引き起こし 情動が荒れやすくなります. 幸福や満足という情動よりも 激しく荒れるのは そこに注意する必要があるからなのでしょうが 恐怖や不安から焦って結論をださないよう しっかり注目して結論がだせるようになりたいところです. 

とはいえ!あのある一つの虫さんだけは、わたしのテリトリーに侵入したら何よりも早くご退去いただきたいところですけどね. どうしてもだめなんです. あの方だけは… そんな対象がひとつくらいなら あってもいいですよねと 捉えています. 

そしてそのある一つの虫さんは わたしの中で絶対的な嫌悪として君臨しているので 比較対象になりやすいです. あの虫さんと比較したら たいていのことは頑張れます! そいういう意味では ありがたい存在です. あの虫さんのおかげで 人に頼ることが苦手なわたしも 駆除してほしいと堂々と人を頼ることもできるようになりました.

今年も暖かくなってきたので おそらく そろそろ 夜にお見掛けするかもしれません. 地区140年を超えた我が家には 隙間が多いので どうしても時々彼らが侵入してきます.  それにしても去年は出現率が高かった! なぜだろう? 

温暖化により 農作物の虫被害も変化してきた. こんな雨の日は いろんなところを見直すためのいい時間になります.



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