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今日は結婚にまつわる話題が色々と

「岸辺露伴は動かない」シリーズの高橋一生さんと飯豊まりえさんが
ご結婚!!!

めでてぇなーーー!!

結婚繋がりで(急に)今日の「虎に翼」の話。

無事に弁護士になった寅子だけど、来る日も来る日も依頼人に断られ
自分が未婚の女性であることが信用してもらえない原因だと思い
社会的信用を得るためにかつて避け続けた見合いすることを決意。
だが今度は年齢や弁護士資格がハードルとなって
見合い相手が見つからない。

これが地獄というものか…と思って落胆しているところに
かつて猪爪家の書生で司法試験を目指してた
優三さんが結婚相手は自分でどうかと提案し、
寅子もそれを受け入れ交渉成立。
「この手があったか…」とつぶやく寅子。

今週は花岡が佐賀に裁判官として赴任することになって
別れたと思ったら花岡が婚約者とともに現れ優三と結婚を決めると
毎週のことだけど展開が早い。

寅子の意識と同様、結婚というものに重きを置いてない。

いやこのあと人生において重みが増してくるんだろうけど
結婚も通過点の一つとばかりにあっさり決まる。

社会的信用を得るために結婚を利用するというのは
かつて男性が周囲からのプレッシャーによって結婚を決めていくのと同じ。
花岡の方がよほど結婚を神聖視していて
だから弁護士を目指す寅子にプロポーズできなかった。
まぁ花岡も寅子が弁護士を続けるための協力するために自分の仕事を多少犠牲にしなくてはならないことは理解し、自分の仕事と寅子を天稟にかけたとき仕事を取ったということだからどっちもどっちなんだけどね。

てかそもそも寅子は花岡のことどこまで好きだったんだろ?
花岡が寅子のこと好きだったのはわかるけど、
寅子は花岡から好意を寄せられてるの気づいてて
多少自惚れもあったのでは?
自分のことを好きだから結婚なんてしないって思ってたのかな。
依頼も断られ続け結婚してる久保田が先に法廷に立てると聞いて
自分と彼女の違いはなんだと思ったときに既婚か未婚かで
そこへ来て花岡婚約を知り、ガツンと来たと。

花岡と轟とよねさんが真面目に話してる場面に
寅子が両親に見合い相手を探してくれって土下座するシーンが
インサートされたのは花岡と寅子の温度差の違いを見せた感じ。

結婚をめぐる騒動の背景で昭和16年ということは
この直後に真珠湾攻撃があって太平洋戦争に突入。
すでに「ぜいたくはできない筈だ」の立て看板が街中に掲示されてて
家庭からの金属供与も始まり、どんどん不穏な情勢に傾いていってる。
この後訪れる困難な時代を考えれば結婚の話は
さっと済ませておかないとね。

重要なファクターではあるけれど、寅子が身に着ける武器の一つでしかないんだろうな。

そしてこのドラマ、とても親切で優しいんだよね。
花岡にもちゃんと言い訳させてるし、
やな一面を見せたあとにちゃんと違う面を見せていい人にしている。
見ていて不快感がないんだよね。さらさらと流れていく感じ。
どこまでさらさら行くんだろうと思ってるけど。

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