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みどりの日

ンギエエエ!!イソガシイ!!!!になってしまって3月はほぼ仕事のことしか考えられずに困った。

お金を稼ぐのは大事だがちょっと時間の使い方を考え直さないと意味がない。

ほそぼそでもバランスをとって続けないと、唯一の自己表現の場すら失ってしまっては何も残らない。

私は複数のことをどちらも全力でやるというのができないタイプなので、どちらも60%くらいの力で日々こなし、そして時折丸一日ぐっすり眠る方がいい。

前も書いたと思うけど生理二日目のどうしようもない泥濘に沈み込むような眠りは本当に気持ちがいい。

これを疑似体験できる薬があったら飛ぶように売れると思う。

最寄りのスーパーに菜の花が並ばなくなった。

冬が完全に終わって、初春じゃない本番の春が来た。

ので、最後の菜の花を噛みしめるために冬さよなら定食をやった。

・菜の花のおひたし
・ホタルイカ
・わかめとホタルイカのお吸い物
・タコとそら豆の炊き込みご飯

菜の花は賛否両論の笠原のレシピが気に入っている。

今までおひたしを作るとき水を絞ろうとすると葉っぱも茎もグズグズになってしまって困っていた。

多分力加減が強すぎるのだろうと思ってやさしくやさしく絞ると全然水が切れないので薄味でおいしくない。

最近賛否両論の笠原のチャンネルでおひたしの作り方をちゃんと見たら、グズグズの原因は茹で時間だったことが分かった。

なんか目分量で1分以上茹でていたが、笠原は20秒で上げていた。

20秒というと、鍋に入れてちょちょっと箸で突っついてすぐ取り出すくらい。

ほとんど生じゃねえの!?と思いつつ言われたとおりにやったら全然生じゃないし、力いっぱい絞ってもグズグズにならない。

切ったら自立するし漬け汁の滲みもよい。

みそ汁とかもそうだけど、親に口頭で習った適当レシピのまま適当にやり続けてると本来のレシピとかけ離れた位置にいることに気付けなかったりする。

定期的に賛否両論笠原と栗原はるみと白ごはん.comでアップデートした方がいい。

最近仕入れた料理知識をもう一つ駆使してホタルイカも食べた。

茹でてあるやつを買ってきて、ピンセットで目とくちばしと軟骨を抜く。

ホタルイカのことをおいしいと思う反面「食感が悪いぜ」と思っていたのは事実で、しかし食感が悪い部分は取っちゃっていい、ということには全く思い至らなかった。

するめいかを一杯買って来たときは当然のようにそうするのだからホタルイカでやってはいけない道理はない。

なんか小さいのと、「調理済みの商品にさらにひと手間加える」という発想が全くなかったから今まで我慢して食べていた。

少々時間はかかるが慣れるとサクサクできるもので、下ごしらえしたホタルイカは柔らかくておいしかった。

そしてその流れでさらにそら豆を剥くという内職に突入した。

そら豆は薄皮が厚い。

そら豆くんのベッドのことを思い出しながら鞘を開くと、ワタの部分が記憶よりだいぶ薄くて面白い。

そら豆くんのベッドはフッカフカなので、実物を見るとショボくて驚く。

春の食材はどれも薄味で出汁の味が合うから好きなんだけど、あんまり同意を得られないので一人で黙々と食べた。

ご飯は余ってるので明日のお弁当にもする。

3年目だか4年目のボレアリスは今年も新芽を出した。

同時期に買ってきたソフォラは水が足りなかったのか冬を越せずに枯れてしまったけど、こっちは毎年勝手に伸びる。

そろそろ植え替えた方がいいかもと思うが、鉢植えってちょうどイヤだなと思う感じの値段なので尻込みしている。

ボレアリスは丸い葉っぱと葉っぱの間に細長い葉っぱがあるのにこの前気付いてすごく面白いなと思った。

レタスはようやくレタスらしさを出し始めた。

この二日間で一気に成長したように思う。

種が小さくて適当にパラパラやったら撒きすぎたのでどこかで間引かないといけない。

間引きの手間を考えると水耕栽培タワーに憧れるが、そのタワーだけで3万円する。

3万円の元を取るためにはレタスを何枚食べればいいのだろうか。

よく見てる山暮らしチャンネルの人が葉わさびを通販してたので買った。

さっき届いたので開けると菜の花に似た山菜がどっさり入ってて嬉しかった。

泥や虫が全くついてなかったので、摘んだ後洗ったりして発送してくれたんだろうな。

ザルに出して、醬油漬けにするために熱湯をかけたら細胞壁が壊れて一気にワサビのにおいが破裂してむせた。

今漬け込んでるけど食べ切れる気がしない。どうしよう。実家に送ろうかな。

その直後に初音ミクのコロロ食べたら鼻がバカになってて何も味がしなかった。

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