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たのむからもうちょっと「介護」させてくれよ(たのもう介護)

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胃を3分の2摘出している生真面目な義父 もう人生終わりたいグルメな義母 器質化肺炎で薬嫌いの実母 前立腺がん疑いでメダカ博士の実父 4人の後期高齢者(超高齢者含む)たちと苦楽を… もっと読む
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バアちゃんは、デイサービスで義父に手がかかるから一人が良かったと早速ぼやいたりしているらしい。でもこれは世話を焼きたい気持ちの表れだろうと夫と確認し合った。
義父に「デイサービスはどうね?」と訊くと「行っていない」と言うが「バアちゃんと仲良くね」と言うと「わかった」と応えていた。

大塚菜生
6日前

昨日施設に寄った際作業療法士が部屋に来てくれ、義父がこの頃は計算式だと熱心に取り組むと報告を受けた。そうだった。帳簿つけも真面目であったことを伝えて時折取り組んでもらえると有難いとお願いをした。連れて行ったひ孫にも笑顔を見せるし支柱を利用して冷蔵庫を開けたりする。体調が良かった。

大塚菜生
6日前
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夫が実家の賞味切れの卵を調理してみーさん(嫁御)に食べさせるので「やめてくれ」と懇願。食中毒の時季であるし母乳への影響を考えた。夫婦そろっての出先での初デイサービスは義父が入浴を拒否してしまった。又バアちゃんが飴玉をあたえるなどをしたらしくこちらもヒヤヒヤした。うまく続くのかな…

大塚菜生
11日前
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「○○さんに言われたからしたい」と流れがちな中よく聞くのは義父を「家で看たい」である。それは義父が又怪我をしたり共倒れになる恐れがあり選択肢に置いてなかった。夫は妥協案を考え始めている。まずデイサービス先を同じにして会う機会を増やしてはどうかという。今より月7万ほど高くなる算出。

大塚菜生
3週間前

今期の担当者会議は夫が出席した。バアちゃんの要望が毎会変わるので夫も客観視できなくなっているのか返す言葉が強くなりがちな様子(と感じられる分距離を置いて正解だった)。
「本心はどこにあると思う?」と夫に訊く。「明確にはない。だから定まらない」との返事。確かにそうなのかもしれない。

大塚菜生
1か月前

さて時が経ったので母の難病を明かすことにする。シェーグレン症候群というものだ。当時本人は肺炎の症状が重かったのでこの病に依る直接の苦痛は感じにくかったようす。今も「目が乾いたりしませんか」の問診に「特にないです」と返している。我慢強い性格だから不自由を訴えたくないのかもしれないが

大塚菜生
1か月前

本日は亡き弟の誕生日であり、三ヶ月に一度の母の検診日。病院は市内にあり太宰府へ迎えに行く二往復を3年近く続けてきた。通院も前ほどは嫌がらなくなり事前の行こう行かないのやりとりが少なくなっている。大病以前の生活習慣が復活していて感心しきり、全くこちらの都合であるが今は助かっている。

しばらく距離を置く。お互いのために。これは母が病に倒れた時もそうしたものだ。その間親近者が良くしてくれてケアマネさんを通じて宅配弁当を頼んでくれたそうだ。それも一日で「口に合わない」と断ったらしく、バアちゃんらしい。私も差し入れについては度々言われているから「やっぱりか」と思った

大塚菜生
1か月前
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バアちゃんが即来てくれというので実家へ。義父が施設でぞんざいに扱われているサービスを増やしたいと新規の第三者を連れてきて言わせる。現状では行き届いていると前から繰り返し説明してもサッパリ忘れるのでさすがに腹が立った。新生児が電話口で大泣きしていたのも思いやれなくなったのかと余計に

大塚菜生
1か月前

バアちゃんの虚言ともの忘れが人を傷つけるレベルになり辛い。事情をよく知らない者を味方につけようとするので一からの状況説明に立たされることも再三あった。家族はいちいちまともに対応するのではなく受け容れるしかないという。そうか、介護の一歩はそこから始まるのかと改めて厳しく感じている。

大塚菜生
2か月前
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2月はこれまでになく濃い濃い月でありました。3月はフィットネス再開します。筋力落ちたので体力つけなくては。この頃は買い物も人任せだったバアちゃんがマルキョウに2年ぶりくらいに自力で歩いて行ったそうな。え歩けるんだ。ジョーじいちゃんか。
”やむを得ず”は良いほうへ働く時もあるのねー

大塚菜生
2か月前
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バアちゃんつれて焼肉中「ほんと色白のヨカ男だった。悪いばってん女ならどげんうつくしかったろかね…」と急に弟の話に。
我々の結婚式時の第一印象のままなのね「悪いばってん」はわたしに掛かるのね……と思いつつ
「ありがとうね長生きして憶えておいてね(知る人)もう少ないからね」と言った。

大塚菜生
3か月前
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実父についても偶には。
毎日の公園歩きを欠かさないのがこの頃心配になってきている。雨の日も小降りであれば杖を片手に出かけるのは老いへのささやかな抵抗もあるのかな。飛行機の、航路が見渡せる休憩所でいつも日記のような詩のような文を送ってきます。その返信をするのがわたしの日課にも。

大塚菜生
3か月前
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予め、義父母どちらかが施設に入ったら同居をお願いされていたものの、この頃のバアちゃんはそれさえも忘れてしまったかのような言動があり戸惑っている。こちらも今は二世帯になっているので、それなら一人身がラクとか……遠慮している面もあるのかもしれない。見守りつつ先のことを考えていきたい。