大塚菜生

児童書やキャラクター絵本を出版しています。視覚優位。読み書きは苦手なほうです。絵と舞台…

大塚菜生

児童書やキャラクター絵本を出版しています。視覚優位。読み書きは苦手なほうです。絵と舞台がとびきり好きです。少し前はマレーシア移住計画を立ててました。ただいまは介護未満ライフを包み隠さず発信中。 よろしくお願いします。創作集団プロミネンス会員ほか https://itigo.xyz

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    「創作集団プロミネンス」とその会員の皆さんの活動をお知らせします。 「創作集団プロミネンス」は、その前身である「少年文芸作家クラブ」時代から半世紀近い歴史を持つ、児童書の作家・画家の職能団体です。 現在、岩崎書店と共に、「福島正実記念SF童話賞」(中学年向け)、「ジュニア冒険小説大賞」(高学年以上向け)というふたつの児童文学新人賞を運営しています。 「少年文芸作家クラブ」は1968年秋に発足しました。 規約には「本会は少年少女を対象としたエンターテイメントの創作、ノンフィクション、翻訳、美術を職能とする者によって、構成される」とあり、 初期の名簿には故石ノ森章太郎氏も名を連ねていました。 規約の文言は「本会は主として年少の読者を対象とした創作、ノンフィクション、翻訳、美術を職能とする者によって構成される」と修正されましたが、 現在も発足当時の精神を受け継いでいます。

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    絵本『給食室のいちにち』を紹介してくださった皆さま、 誠にありがとうございます!!

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「第69回」表彰式に寄せまして

先日の2月2日、第69回青少年読書感想文全国コンクールの表彰式が都内経団連会館で行われました。 全国から上位入賞の子供たちが招待されて、壇上にて学校名と名前が読み…

大塚菜生
3か月前
17

バアちゃんは、デイサービスで義父に手がかかるから一人が良かったと早速ぼやいたりしているらしい。でもこれは世話を焼きたい気持ちの表れだろうと夫と確認し合った。
義父に「デイサービスはどうね?」と訊くと「行っていない」と言うが「バアちゃんと仲良くね」と言うと「わかった」と応えていた。

大塚菜生
6日前

昨日施設に寄った際作業療法士が部屋に来てくれ、義父がこの頃は計算式だと熱心に取り組むと報告を受けた。そうだった。帳簿つけも真面目であったことを伝えて時折取り組んでもらえると有難いとお願いをした。連れて行ったひ孫にも笑顔を見せるし支柱を利用して冷蔵庫を開けたりする。体調が良かった。

大塚菜生
6日前
2

夫が実家の賞味切れの卵を調理してみーさん(嫁御)に食べさせるので「やめてくれ」と懇願。食中毒の時季であるし母乳への影響を考えた。夫婦そろっての出先での初デイサービスは義父が入浴を拒否してしまった。又バアちゃんが飴玉をあたえるなどをしたらしくこちらもヒヤヒヤした。うまく続くのかな…

大塚菜生
11日前
3

「包み隠さず」が目標なので書いておくが息子の会社でコロナ罹患が複数発生したそうだ。わが家は十数年前に建てた際災害は意識したものの(水害と停電)二世帯は想定しておらず昨夜は各部屋に分かれて就寝。水場消毒。抗原キットの在庫があり本人は朝を待って陰性を確認した。会社はリモートとなった。

大塚菜生
2週間前
1

嫁御とは娘のように接してる。私の前ではおパンツ姿も見せる「将来も同居したい」と言ってくれる。今は気を使っている面もあるだろうが。
苦手な家事は分担してるのでとても助かる。ふと私は「嫁」としてどうだったかなと振り返る。可愛げがなかったろうなとこれでいて反省もするのだよ。ちょっとは。

大塚菜生
2週間前

「○○さんに言われたからしたい」と流れがちな中よく聞くのは義父を「家で看たい」である。それは義父が又怪我をしたり共倒れになる恐れがあり選択肢に置いてなかった。夫は妥協案を考え始めている。まずデイサービス先を同じにして会う機会を増やしてはどうかという。今より月7万ほど高くなる算出。

大塚菜生
3週間前

今期の担当者会議は夫が出席した。バアちゃんの要望が毎会変わるので夫も客観視できなくなっているのか返す言葉が強くなりがちな様子(と感じられる分距離を置いて正解だった)。
「本心はどこにあると思う?」と夫に訊く。「明確にはない。だから定まらない」との返事。確かにそうなのかもしれない。

大塚菜生
1か月前

朝の支度中派手に茶碗を割った。すかさず夫が「ほら一つの事故には幾つもの要因…」云云かんぬんと言い出す。聞いたばかりの法則らしい。知らあんてか今それ云う? と苦笑しながら沸々。夜茶碗の持ち主の息子に謝ったところ「それで怪我はなかったの?」と返ってきた。良かった息子に思いやりあって。

大塚菜生
1か月前
2

乳児の初散歩中(お宮参り除き)車いすの高齢者とすれ違う。介助の方が押していらして気持ちよさそう。義父も散歩に連れだしたいなと思う。昨夜は施設より尻もちをついたと連絡があったばかり(怪我はないが連絡有難い)あれこれ手を差し伸べたい時ほど用心しないと一番弱い立場の者へ無理がいくだろう

大塚菜生
1か月前
1

ヘルシーなイメージがある高野豆腐。戻しおくのが面倒というのと煮物に加えても彩りが映えないなどの理由から食卓に滅多にあげていなかったら、この頃はカットされた「旨味だし付」で売られているんですね。嫁御から「もう5年位前からありましたよ」といわれて、えっ? 売り場のどこ見ていたんだろ。

大塚菜生
1か月前
3

さて時が経ったので母の難病を明かすことにする。シェーグレン症候群というものだ。当時本人は肺炎の症状が重かったのでこの病に依る直接の苦痛は感じにくかったようす。今も「目が乾いたりしませんか」の問診に「特にないです」と返している。我慢強い性格だから不自由を訴えたくないのかもしれないが

大塚菜生
1か月前

本日は亡き弟の誕生日であり、三ヶ月に一度の母の検診日。病院は市内にあり太宰府へ迎えに行く二往復を3年近く続けてきた。通院も前ほどは嫌がらなくなり事前の行こう行かないのやりとりが少なくなっている。大病以前の生活習慣が復活していて感心しきり、全くこちらの都合であるが今は助かっている。

大塚菜生
1か月前

校区総会前の決算確認で集った(役立たない監査であったことよ)区分けにより十年以上務めた組長を解任。ここでも高齢化が急速に進んでいる。町内のしくみ/制度を考えなおす時に来ていると改善の道をさぐり合う。約2年半携わらせてもらった市施設のサポーター活動もいったん休止申請を届けた。

大塚菜生
1か月前
1

しばらく距離を置く。お互いのために。これは母が病に倒れた時もそうしたものだ。その間親近者が良くしてくれてケアマネさんを通じて宅配弁当を頼んでくれたそうだ。それも一日で「口に合わない」と断ったらしく、バアちゃんらしい。私も差し入れについては度々言われているから「やっぱりか」と思った

大塚菜生
1か月前
1

バアちゃんが即来てくれというので実家へ。義父が施設でぞんざいに扱われているサービスを増やしたいと新規の第三者を連れてきて言わせる。現状では行き届いていると前から繰り返し説明してもサッパリ忘れるのでさすがに腹が立った。新生児が電話口で大泣きしていたのも思いやれなくなったのかと余計に

大塚菜生
1か月前

「第69回」表彰式に寄せまして

先日の2月2日、第69回青少年読書感想文全国コンクールの表彰式が都内経団連会館で行われました。
全国から上位入賞の子供たちが招待されて、壇上にて学校名と名前が読み上げられて表彰されました。
今年度は約265万通をこえる応募があったそうです。
その中から選ばれるんですから本当にすごいですよね。きっと審査の過程も大変な選考であっただろうと想像しております。

有難いことに『給食室のいちにち』は中学年向

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バアちゃんは、デイサービスで義父に手がかかるから一人が良かったと早速ぼやいたりしているらしい。でもこれは世話を焼きたい気持ちの表れだろうと夫と確認し合った。
義父に「デイサービスはどうね?」と訊くと「行っていない」と言うが「バアちゃんと仲良くね」と言うと「わかった」と応えていた。

昨日施設に寄った際作業療法士が部屋に来てくれ、義父がこの頃は計算式だと熱心に取り組むと報告を受けた。そうだった。帳簿つけも真面目であったことを伝えて時折取り組んでもらえると有難いとお願いをした。連れて行ったひ孫にも笑顔を見せるし支柱を利用して冷蔵庫を開けたりする。体調が良かった。

夫が実家の賞味切れの卵を調理してみーさん(嫁御)に食べさせるので「やめてくれ」と懇願。食中毒の時季であるし母乳への影響を考えた。夫婦そろっての出先での初デイサービスは義父が入浴を拒否してしまった。又バアちゃんが飴玉をあたえるなどをしたらしくこちらもヒヤヒヤした。うまく続くのかな…

「包み隠さず」が目標なので書いておくが息子の会社でコロナ罹患が複数発生したそうだ。わが家は十数年前に建てた際災害は意識したものの(水害と停電)二世帯は想定しておらず昨夜は各部屋に分かれて就寝。水場消毒。抗原キットの在庫があり本人は朝を待って陰性を確認した。会社はリモートとなった。

嫁御とは娘のように接してる。私の前ではおパンツ姿も見せる「将来も同居したい」と言ってくれる。今は気を使っている面もあるだろうが。
苦手な家事は分担してるのでとても助かる。ふと私は「嫁」としてどうだったかなと振り返る。可愛げがなかったろうなとこれでいて反省もするのだよ。ちょっとは。

「○○さんに言われたからしたい」と流れがちな中よく聞くのは義父を「家で看たい」である。それは義父が又怪我をしたり共倒れになる恐れがあり選択肢に置いてなかった。夫は妥協案を考え始めている。まずデイサービス先を同じにして会う機会を増やしてはどうかという。今より月7万ほど高くなる算出。

今期の担当者会議は夫が出席した。バアちゃんの要望が毎会変わるので夫も客観視できなくなっているのか返す言葉が強くなりがちな様子(と感じられる分距離を置いて正解だった)。
「本心はどこにあると思う?」と夫に訊く。「明確にはない。だから定まらない」との返事。確かにそうなのかもしれない。

朝の支度中派手に茶碗を割った。すかさず夫が「ほら一つの事故には幾つもの要因…」云云かんぬんと言い出す。聞いたばかりの法則らしい。知らあんてか今それ云う? と苦笑しながら沸々。夜茶碗の持ち主の息子に謝ったところ「それで怪我はなかったの?」と返ってきた。良かった息子に思いやりあって。

乳児の初散歩中(お宮参り除き)車いすの高齢者とすれ違う。介助の方が押していらして気持ちよさそう。義父も散歩に連れだしたいなと思う。昨夜は施設より尻もちをついたと連絡があったばかり(怪我はないが連絡有難い)あれこれ手を差し伸べたい時ほど用心しないと一番弱い立場の者へ無理がいくだろう

ヘルシーなイメージがある高野豆腐。戻しおくのが面倒というのと煮物に加えても彩りが映えないなどの理由から食卓に滅多にあげていなかったら、この頃はカットされた「旨味だし付」で売られているんですね。嫁御から「もう5年位前からありましたよ」といわれて、えっ? 売り場のどこ見ていたんだろ。

さて時が経ったので母の難病を明かすことにする。シェーグレン症候群というものだ。当時本人は肺炎の症状が重かったのでこの病に依る直接の苦痛は感じにくかったようす。今も「目が乾いたりしませんか」の問診に「特にないです」と返している。我慢強い性格だから不自由を訴えたくないのかもしれないが

本日は亡き弟の誕生日であり、三ヶ月に一度の母の検診日。病院は市内にあり太宰府へ迎えに行く二往復を3年近く続けてきた。通院も前ほどは嫌がらなくなり事前の行こう行かないのやりとりが少なくなっている。大病以前の生活習慣が復活していて感心しきり、全くこちらの都合であるが今は助かっている。

校区総会前の決算確認で集った(役立たない監査であったことよ)区分けにより十年以上務めた組長を解任。ここでも高齢化が急速に進んでいる。町内のしくみ/制度を考えなおす時に来ていると改善の道をさぐり合う。約2年半携わらせてもらった市施設のサポーター活動もいったん休止申請を届けた。

しばらく距離を置く。お互いのために。これは母が病に倒れた時もそうしたものだ。その間親近者が良くしてくれてケアマネさんを通じて宅配弁当を頼んでくれたそうだ。それも一日で「口に合わない」と断ったらしく、バアちゃんらしい。私も差し入れについては度々言われているから「やっぱりか」と思った

バアちゃんが即来てくれというので実家へ。義父が施設でぞんざいに扱われているサービスを増やしたいと新規の第三者を連れてきて言わせる。現状では行き届いていると前から繰り返し説明してもサッパリ忘れるのでさすがに腹が立った。新生児が電話口で大泣きしていたのも思いやれなくなったのかと余計に