とりあえずやってみる精神で挑戦【20代前半の仕事②】
こんにちは。ライトコピーライターの海島たくやです。
今回は主に、20代に関わってきた仕事で体験し、気づいたことを、お伝えしていきます。
前回の続きです。
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お金にも時間にも困っていた私は、もっと効率的に、手っ取り早く稼げるものはないかな?と探していた時に、
「二丁目で身体を売る仕事」
に出会いました。
きっかけはアーティスト仲間の「Sくん」した。
彼に始めて会ったのは、とある都内のアコースティックライブハウスでした。
一人30分を1ステージとして、4ステージで「1公演」という「対バンスタイル」でのライブで出会いました。
Sくんは、ジャニーズにいそうなイケメンで、しかも性格も穏やかで、声も優しい人でした。
誰にでも公平に話してくれる、とても気づかいができる人でした。
ギターもピアノも弾けて、おまけにどっちも上手い。
トークにも引き込まれるし、女性に確実にモテるタイプの人でした。
私は彼のことを、アーティストとして、とても尊敬しました。
何度かライブで一緒になることも増えて、お互いプライベートなことも話すようになりました。
そこで彼は、普段はあんまり、アルバイトをしていない様子でした。
なのに、ライブの楽屋では、ヴィトンの財布や、モンブランの高級ペン、高級腕時計をよく見かけました。
私は彼に質問しました。
「そういえばSくんって、高そうなものたくさん持っているね。普段はどんな仕事をしているの?」
すると彼は、こう答えました。
「二丁目で男の人を相手に、身体を売る仕事をしているんだよ」
と淡々と教えてくれました。
私は目を丸くして、口が縦に開いたままになりました。
そして彼は、続けてこう言いました。
「海島くんはまだ若いし、素朴な感じだから、年上の男性からモテそうだね。僕がお世話になっているお店で働いてみる?」
仕事内容にもびっくりしましたが、彼自身がそういう仕事をいていることにも、びっくりしました。
すでに私が借金があること、音楽をする時間を作るために、お金を効率的に稼ぎたいことなどは話していたので、
彼に誘われるまま、身体を売る仕事を始めることになるのです。
また、とりあえず当時、ちょうど付き合っていた彼女とも別れてすぐでしたし、特に男女のこだわりも、あんまりありませんでした。
おまけに、この経験も、創作の糧になるはずだと思い、勇気をもって飛び込みました。
仕事は仕事(接客)ですので、お客さんがどうすれば喜んでくれるのか?ということを、いつも考えていました。
決して嫌な感じはありませんでした。
むしろ、下は同年代から、上は70代の方とお話する機会があって、印象的でした。
色んな世代の方が、悩みながらもがきながら生きていることに、逆に助けられた思いがしました。
日中のアルバイトが終わり、週1~2日は二丁目のお店で働く日々。
当時、1日で最高3万円近くを稼ぐことができました。
もちろん、私みたいなイケメンでもない、あまりおしゃべりでもオシャレでもない人は、これだけ稼げれば、よい方です。
ちなみに、Sくんは1日で最高10万円近く稼いでいたようでした。
その後も、Sくんとは、アーティスト仲間としても、仕事仲間としても、楽しく関係を続けていきました。
おかげで借金も返せて、しかも時間にも少しずつ余裕が出てきました。
ですが、20代中盤に差し掛かってきたとき、中々疲れがとれなくなっていきました
おまけに、歌の方でも、ライブ前に声が枯れたりして、演奏が厳しい時も多々ありました。
ですので、新しく何かを始めなくては!と思いました。
そこで以前から興味があった「歌を教えること(ボイストレーナー)」を新たにスタートするのです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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