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INTERVIEW: Kota Hayakawa(part,0)

こんばんは、まりあです。ここ最近は、まちづくり系のイベントやパネル登壇、仕事でもいろんなプロジェクトを進めており大学院の論文も末期という、たぶんメンバーの中で一番多忙な日々(そんな多忙な日々にご関心があればFacebookを覗いてくださいな(https://www.facebook.com/kusakamaria))を送っている自覚がある今日この頃の私ですが、時に穏やかで、時に志熱いみんなとの交流を楽しみに、気づけば更新されるnoteを読んでいます。ありがとう!

まちの若者と「政治」

いきなりですが、このゆるい謎メディア「海に包まれて」にはインタビュー企画がありまして(むしろそれがメインだったり???)、始動するかなり前段階からその取材が進められていたとか。この「海に包まれた」まちに暮らす若者が、どんなふうにまちを見て、何を考えているのか、ちょっとずつお届けしていく予定なのです。

それにしても、まちについて考える若者なんて聞くと、大層なものに思えますね。イベントでパネリストとかやってそう(私やん(笑))。選挙とか好きそう。っていうか出てそう。(苦笑)

別にそんな「政治を語ろうぜ!」みたいな暑苦しくて堅苦しい視点じゃなくても、カフェやってたり、ふつうに会社員してたり、なんでもいいのですが、まちと関わるなかで、自然と芽生えてくる興味関心や疑問、モヤモヤって誰にでもあると思うんですよね。それをカタチにしている人、特に若い世代にフォーカスしていこう!というのが、「海に包まれて」のインタビュー連載です。関門地域に係るエキサイティングかつインタレスティングな若者の視点が、きっとあなたのまちへの興味を誘うはず。

というのは序章で、本題の「政治」の件へ。

「髭バリスタ」でおなじみとなったあの人。

初回インタビューでお届けするのは、早川幸汰(はやかわこうた)さん。
私が彼と出会ったのは、TAGLINE(タグライン)という下関市役所前のカフェ。当時TAGLINE店長をしていた彼について生い立ちなど具体的なことは何も知らなかったが、よく利用するカフェということもあり、顔見知りになってSNSで繋がるなどしておりました。

昨年2月に、下関市議会議員選挙があって、そこで彼が出馬することを知り、おそらく一番若い立候補者ということで、すぐに関心を抱きました。
なんでも、彼は自分の当選を目指したり、何か公約を掲げている様子が全くなく、ただひたすらに「選挙行こうぜ」ということを言い続けていました。極端な話、公約が「投票率の向上」といってもいいくらい、選挙活動に淀みがない。選挙カーも使わなければ、街頭演説もしない。SNSと小さな冊子だけでの選挙活動は、この、捉えようによっては「保守的」とされるまちに、じわりじわりと衝撃を与えたと思います。

関門地域の若者らによる選挙啓発プロジェクト "Vote on Bote"による zine(小冊子)

そんな彼を同じまちの若者として応援してみたら面白いかもしれない、まちと選挙と彼の考えの化学反応が見てみたくて、私は彼の選挙ポスターの掲示の手伝いを引き受け、市内10か所ほどのポスター貼りをしました。

選挙ポスターの掲示って、誰かの後援会にでも入っていない限りなかなかできる経験じゃないですよね。知ってましたか?あのA4よりはデカいぐらいのサイズ感のポスター用紙の裏はシールになってて、そのままペタッと貼れちゃうようになってるんですね!いちいち両面テープとかじゃないんです。画期的。
彼の、日本語が一切載っていないデザインのポスターの裏紙を剥がしては貼り、剥がしては貼り、普段原付乗りの私には好都合な寄り道。単純に楽しかったです。

投票行為以外の選挙に関わることって、高校の生徒会時代にやらされた啓発ボランティアぐらいです。
政治に関わったな~とまでの実感は抱かないにせよ、この選挙で、まちにいろんな想いを持ち、また想いをかたちに変える方法を模索する若者がいることに気づかされて、そういう同世代やちょっと上の世代が下関にいるんだ、という励ましが得られた。そういう意味で、政治、いやまちづくりは、まだまだお先真っ暗じゃないぞ、若者、なんかおもしれえぞ、と思えたのが、私には収穫でした。

というわけで…次回!

前置きが長くなりましたが、そんなちょっと不思議な選挙期間体験を私もさせてもらい、彼も話題を呼んで当選し無事市議となった今、みやぎ&まさきがインタビューをしまして。次の投稿からは、インタビュー本編の連載が始まります。
※インタビューがかなり前になっちゃってるのは、ご了承ください。。。

追伸)上の画像に乗せた「zine」は、手に取った当時、確実に我々に刺激とやる気をくれるものでした。だって、こんなセンス良くて、手に取りたくなるような冊子でまちのことが語れたら、めっちゃいいやん!
この「海に包まれて」構想は、zine作りたいよね~から始まっているので、幸汰さんはある意味、我々にとっても重要人物と言えます。
(ここまで読んで、「zine」って初めて聞いたけど、何!??ってなったひとは、ともやのいい記事があるので読んでください→https://note.com/yaaa998/n/n26902b83764a?sub_rt=share_pw

それでは、インタビュー本編へ突入です!乞うご期待!

海に包まれて
まりあ

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