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淹れたてのさみしさとける水色の花瓶に沈む花とデパス


久しぶりの新刊「トウキョウヘッド ノンフィックス」でました。

6月9日木曜のTBSラジオ「アフター6ジャンクション」にてゲスト出演予定。ぜひ聴いてください。


というわけで先週の模様です。


■文学フリマ当日

電車で大倉山から流通センター。いまいちルートが分からず迷ってしまい30分おくれて会場。

今回はブースクロスと、ポスターを作った。

会場前に感傷マゾと青春ヘラのブースに挨拶。負けヒロイン研究会にも。

スタート。
おお!NONFIX売れてる!
IGNの動画を見たりミカド勢が来たり、じわじわと売れて夕方にはTOKYOHEADNONFIX通常版は完売! ありがとうー!


今回の文フリ参加者は五千人超え。コロナ前の水準に完全に戻った。

浜松町で打ち上げしてphaさんちで配信。恒例の買ったもの紹介。

・RTA本がほしかった
・浅生鴨さんの本買うのわすれた
・滝口悠生さんと植本一子さんのブースがあった
・斜線堂さんにご挨拶、本は完売していた……
・感傷マゾが分厚い
・とにかくいろんな本があったけど買いに行く時間が……
楽しかった。

西荻窪にタクシー移動。さすがに荷物が多くて歩くのは断念した。風呂入ってひと段落してから楠本さんとお茶して寝る。

つ、つかれたー。寝ます。

……

翌日、駅前のとらや食堂でランチ。
やっといけた! コロナで休みが多くて1年以上振られていたので、やっと……感慨深い……おかわり自由がうれしい。

塩味をかなり抑えているので、思い切りジャンクなものを食べたい人は合わないだろう。マンゴーのチャツネの酸味がいい。ワダ以外はおかわり自由という太っ腹さ。大食いのひとはオススメ。
たべすぎた……。

大倉山に帰って予防接種の諸々処理し、図書館行って予約本を回収して家で子供のお風呂と食事終わらせて夜は坂上くんと読書会。
実に半年ぶり!まじかー!


■移動

東京駅でキタデタコスを食べる。





メニューにのっていないが頼んだらタコライス出してくれた。ビーフタコライス。美味しい……サラダも肉もごはんもたべたいとき、これが最高です。

あまりに美味しかったのでさらにタコス3P 1200円をテイクアウトしてしまう。

新幹線車内で食べる。ホテルでも食べる。食べ過ぎた……。

宇都宮のホテルについて、なんとなくネトフリでスパイファミリーみたら止まらなくなる。手堅い。面白さが手堅い。絶対おもしろいやつだこれ……。

アートワーク全体の配色がいい。

■ホテル


ホテルで起きて朝のブッフェ。サラダとオムレツとオレンジジュースだけで……と思ったら、納豆、ごはん、味噌汁、お米、フルーツ、ヨーグルト……食べ過ぎた。

ふと、「ビュッフェとバイキングで何が違うんだろう?」と思い調べたら

ビュッフェは立食バイキングは一定の料金で食べ放題になる食事形式を指します。 定額を払ったうえでの「焼き肉食べ放題」や「ケーキ食べ放題」はバイキングに該当します。 ビュッフェは基本的には「立食スタイル」「セルフ形式」の食事を意味します。 好きなものを取り、取った分だけの支払いをする仕組みであり、必ずしも食べ放題ではありません。2021/04/03

なるほど!サブスクがバイキングなのか。

・ドロステのはてで僕ら


再見。前に一度見てたけどもっか見る。

これちょっと疑問なところが、最後にでてくる二人の○○人は途中で一回でてくるんだけど、それまでなにしてたんだろ? なんか見逃してたかな? 

さらに「新感染」も再見。
改めて見ると完成度が高い。

夜、家に帰って「もっと評価されるべき審議会」

紹介されたのは、なんと偶然ドロステ……。あれワンカットか。タイム感もそのままでやってんのか……すごすぎる。
あとは、のり弁、パン、クレープ、油そばなど。食べ物ばっかじゃん! などと突っ込みつつ、ヤマザキパンのゴールドなんとかを注文。

・レミニセンスを見る

ヒュー・ジャックマン主演。ハードボイルド風のモノローグからはじまる。昔はハードボイルド嫌いだったけど、今わかるのはこれっておっさんのための新海誠なんだよな。

過去ばかりみてしまう人間にとっては既視感がある感情が描かれていた。

それはそうとなぜハードボイルドの主役は最初にやってくる依頼人の女に騙されるのだろう。20代のときに「このおっさんアホでは?」と思ったのだが、今も思う。性欲なのかな。自分が年齢重ねてもあれはよくわからない。自分がそうなったらまっさきに疑うと思うのだが。


・明日ちゃんのセーラー服を見る

田舎からやってきたセーラー服をきた魔性の女に女子校のみんながやられていく……。
会話のリズムが心地よい。声優さんがやりやすいようになのかな? 会話そのものはなんでもないんだけど、音とリズムの感覚が立ってる。


「存在消滅」読む。

このひとの小屋の本が好きだ。

世捨て人のような生活にあこがれる。
だけど今作を読んでると、長くそういう生活をするのは楽ではないのだなということがわかる。
自分の頭から出られなくなる恐怖。
これはよく知っている。逃げ場がなくなって自分のなかに縮退していくような底なしの恐さ。
この恐怖から逃れるために、他者や外の世界とつながろうとするのは、とてもよくわかる。そうしないと暗い膜につつまれて狂いそうになる。

ウラジーミル・ジャンケレヴィッチという作家がよく引用されているが、知らなかったので読んでみよう。

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