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投資#163 同じ文字を読んでも解釈が違うのかも

書籍の情報


タイトル:世界一流のエンジニア思考
著者:牛尾 剛
出版社:文芸春秋
発行日:2023年10月23日

書籍の一部要約

「Be lazy(怠惰であれ)」端的にいうと「より少ない時間で価値を最大化するという考え方」だ。できるだけ最小の労力で楽をする方法を探ろうというマインドセットだ。Be lazyを達成するための習慣は次の通りだ。

「Be lazy」というマインドセット

望んでいる結果を達成するために、最低限の努力をする。
不必要なものや付加価値のない仕事(過剰準備含む)をなくす。
簡潔さを目指す。
優先順位をつける。
時間や費やした努力より、アウトプットと生産性に重点を置く。
長時間労働しないように推奨する。
会議は会議の時間内で効率的かつ生産的に価値を提供する。

「Be lazy」というマインドセット

この一覧を見るとたいていの人は「当たり前じゃないか?」と思うだろう。だがそこに意外な落とし穴がある。
例えば「優先順位をつける」という項目について考えてみよう。よくスクラム等で言われる言葉で「バックログ(やるべきことリスト)に優先順位をつけて、優先順位の高いものに集中しよう」ということがある。この言葉を聞いて、日本人一般の頭に浮かぶのはリストに上がっているタスクが5つあるとして、「全部はできないから、優先順位をつけて、どうしてもできないのは無理だから実施しないようにしよう。でも時間が許せば全部実施したい。」と。ところが、同じ言葉に対して海外のメンバーなら、「最初の1個をピックアップしてやったら他はやらない。その一つにフォーカスしよう」と言う感覚だ。

「Be lazy」というマインドセット

ざっくりしたイメージでいうと、彼らが無理なく生産性が高いのは、こうした理由による。実施すべき「物量」が少なく「価値」が高いものを如何に作っていくかの工夫を常日頃からしているのだ。

「Be lazy」というマインドセット

感想

「当たり前じゃないか?」と思うだろう。


とあって、
「当たり前じゃないか?」と
思った一人になりました。

指摘は当たり前のことが
できていないだろうかな?
と思いましたが、

そうでもない気がしました。

同じ文字を読んでも
思い浮かべる事、
理解に差があるのか
と思いました。

例示されていますが、
優先順位をつけるですが、

優先順位をつけたら、
予定された時間で、
優先順位の高いものから
なるべくこなそうと
考えてしまいました。

そうではなくて1つだけ
選ぶのですね。

1つだけなら、ほかのに
順位をつけるのも無駄
じゃない?

とも思いましたが、
本当に1番かどうかは
全部並べてみないと
わからないということ
でしょう。

よく考えろ!

そんな指摘に思えました。

そして、

最低限の努力
簡潔さ


もだいぶ極端と思うほどに
やらないと優先順位のような
ずれが生じるのかも知れません。

長時間労働しないように推奨する。

も推奨ってどのくらいのレベルの
推奨なのでしょうかね。

上司が長時間労働をやめようね
部下に声をかけるレベルなのか。

時間管理していて、ほぼ強制に
近いのか。

たぶん、同じ文字を読んでも
解釈が違うのかなと思いました。

まとめ

同じ文字を読んでも解釈が違うのかも

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