見出し画像

投資#195 やがて熟年離婚は減ると思う



書籍の情報


タイトル:なぜか人生がうまくいく 明るい人の科学
著者:和田秀樹
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング
発行日:令和4年5月1日

書籍の抜粋


「人生100年時代」の大号令の下で、会社員が定年を迎える年齢は徐々に引き上げられています。
1950年代は55歳でしたが、1980年代には60歳、2020年代には65歳が主流となり、やがては70歳になると見られています。
日本は過去30年間にわたって経済成長がストップしていますから、給料が上がらず、お金のために定年後も仕方なく働く人たちが増えていますが、最近の日本には定年を否定的に見る傾向があるため、定年年齢の引き上げをむしろ喜んでいる人たちも増えています。
その昔は、定年退職すると、家族から「長い間、ご苦労様でした」と温かく迎え入れられ、その労をねぎらわれましたが、近ごろの定年にまつわる話は、悲劇的なものが多くなっています。
「定年したら、やることがなくて家でボンヤリしている」
「つねに後ろをついて回るので、奥さんがストレスを溜め込んでいる」
「ずっと家にいるので、息苦しくなって熟年離婚した」
定年退職が、何だか悪いことのように受け取られているのです。
定年した男性を迎え入れる家族にも問題がありますが、その原因をつくっているのは、他ならぬ退職した男性です。
いきなり無気力になって一日中ボーっとされたら、家族が戸惑うのも無理はないのです。
定年を迎えると、人は真正面から「老い」と向き合うことになり、体や心の「衰え」を実感します。
でも、「老い」や「衰え」を避けて通ることはできませんから、いくら悩んだところで仕方ありません。
(以下、省略)

「衰え」を悩んでも仕方ない

感想


この部分を読んでふと
思ったことがありました。

現代は、熟年離婚が増えている
とのことですが、

60歳定年で、男女とも
元気があるから熟年離婚する人も
多いのではないかと。

「人生100年時代」で
人生40年も残っているのに
引退してしまうような
ものですから、
それは元気もあります。

元気もあるのに、
やることがなければ、

「定年したら、やることがなくて家でボンヤリしている」
「つねに後ろをついて回るので、奥さんがストレスを溜め込んでいる」
「ずっと家にいるので、息苦しくなって熟年離婚した」


こんなことが起きるのではないかと
推測しました。

原因は、元気な時に定年が来るから。

2020年代には65歳が主流となり、やがては70歳になると見られています。

とあります。

70歳定年であれば、
60歳定年の場合よりも
熟年離婚が減りそうな気がします。

そう、それは熟年離婚する
気力も無くなってしまうからです。

私の親を見ていると、
70歳前後でも仕事を
しています。

私の祖父も72歳まで仕事を
していました。

行動範囲が狭くなると言われる
80歳により近くなるまで、
働く人も増えるのではないかと
思います。

そうすると、どうでしょうか。

70歳のときよりもさらに
熟年離婚しようとする気力が
起こらなくなると思うのですが。

熟年離婚することが
いいことなのか悪いことなのか
それは脇に置いておきたいと思います。

ただ、熟年離婚は減りそうな気がします。

まとめ

やがて熟年離婚は減ると思う


この記事が参加している募集

#スキしてみて

523,049件

#読書感想文

187,064件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?