【中医学】子育てをゲームにする方法
【相談】
子供が熱出したり、すぐに体調が悪くなったり、子育てって難しいです。
子供の体調不良で、保育園を休むことになると妻の予定が変更になり、妻がイライラします。
家で仕事をしていると、子供に「一緒に寝よう」と言われたら、優しくできない自分がいます。
39歳男性会社員、5歳、3歳の男の子、妻保育士
子育ての最優先は、子供の体調管理です。
熱を出す前に、風邪をひく前に、気づいて治します。
もし、発熱しても薬を使わずにすぐに熱を下げる技を知っていれば子育ては、難しく感じないでしょう。
などと言っている私は、20年前に子供の病院ばかり行ってました。
月に3回は、子供2人を連れて病院へ行き、何時間も待たされ、挙げ句の果てに薬局で待たされる。
体調不良の子供達は、病院や薬局で大人しくしている訳がない。
20年前の私は、自分の時間がなくなく、疲れ切って、いつもイライラしている。
妻がイライラしていると夫は、仕事を理由に家に帰ってこない。
この負のスパイラスから抜けるためには、どうしたら良いのか。
今では、
「4人も子供がいるのに、家事、仕事、趣味、副業、子育てどうやったらそんなに時間が作れるのですか?」とよく聞かれます。
私の経験からお話ししていきましょう。
1)子供の体調管理は技術
子育てを楽しくするには、子供がいつも元気な状態を作ること。
子供が病気だと、親のメンタルにも影響するからです。
体調管理は技術です。
技術とは、誰でも学べばできること。
医療従事者だから、薬剤師だからできるわけではありません。
例えば、
人は、発熱する前に手足が冷たくなります。
普段から、子供の体温を観察しておきましょう。
いつも手足が冷たい子供は要注意で、風邪をひきやすい子供です。
【対策として】
例えば、子供に乾布摩擦などを教えて、自分で体調管理ができる習慣を身につけましょう。
【注意事項】
自分の体調が管理できない親は、子供に体調管理を教えることができません。
まずは、自分の体調が管理できること。
子供にあれこれ言うのではなく、親が実践して自らの背中を見せるのです。
他人と過去は変えることはできませんが、影響を与えることはできます。
【発熱した場合】
発熱は、体の防御反応です。
体の中に菌やウイルスが入り込まないために、体を守っています。
発熱を怖がり、解熱剤で早く下げようとする人がいますが危険です。
ネット情報では、熱は、怖いという情報が流れています。
正確に伝えると、
「発熱に伴う脱水が痙攣などを起こすので注意しましょう」
つまり、注意するのは、発熱ではなく、脱水なのです。
その他、熱性痙攣がある子供の場合など、個別ケースの教育が必要になります。
小児中医学講座単発コース( zoom受講・60分・3000円)がありますので受講してください。
申し込み:子育て相談小児中医学講座単発コース
メールの件名:小児中医学講座希望とお書きください。
また、子育てに悩んでいる方に
「中医学って何なん?」
「薬剤師やのに薬使わんってどう人?」
という方へ、このブログをシェアしてあげてください。
ゲームの戦略本があるように、子育てにも戦略本があります。
1人で子育てすると無理ゲーになりますが、団体戦でゲームをすると楽しくなります。
2)最優先事項を決める
家事、仕事、趣味、副業、子育てを同時にするには、時間を作る必要があります。
そのためには、優先事項を決めること。
【優先事項を決められない人の特徴】
✅あれもこれも手一杯
✅いつも忙しくイライラする
✅気力不足で疲れやすい
✅モチベーションが上がらない
✅気持ちの余裕がなく忘れ物や些細なミスが多い
✅些細なことが気になるHSP
✅決断することに脳が疲れる
✅自分の気持ちがわからない
✅キラキラしている人を見ると嫉妬や心がザワザワつく
【子供時代の特徴】
✅間違えたらいけない
✅よく褒められた
✅親の期待に応える
親からすると育てやすい子供です。
親の顔色、周りの大人の顔色を見て、誰かのために、誰かの期待に応える人生を歩んできた人。
心がザワザワする理由は、本当の自分の気持ちに蓋をしているからです。
【原因】
子供時代に親や周りの大人から刷り込まれた価値観
【結果】
・何を優先したらいいのかわからない
・決めることにすごくエネルギーが必要
全てのものに原因と結果があり、良いも悪いもありません。
ただ、知らなかったから、教わる機会がなかったから、人は迷ったり、悩んだりするのです。
子供の頃は、親や周りの大人が決めてくれていました。
しかし、大人になると自分で決めなければいけません。
決断すると言うことは、どんな結果が出ても全てを受け入れる、自分の責任であると覚悟を決めること。
「できれば決断したくない
だってうまくいかなかった時にその人のせいにできるから」
と考えている人は、いつまで経っても自分の時間を作って、自分の人生の舵取りをすることができません。
若い時は、
体力があるけれど時間とお金がない
歳をとると
お金と時間があるけれど体力がない
お金と時間と体力の3つの条件が揃うのは、人生の中で一瞬です。
人は、「やったことに後悔する」よりも「やらなかったことに後悔」します。
3)できている人に会う
長々と書いてきましたが、全て先輩たちが本にして、私たちに教えてくれている内容です。
96%の人は、「知ってるよわかっているよ」と言います。
100人が同じ話を聞いて、行動できる人は、20%の20人
その中で、自分を信じて継続できる人は、20人の中の20%で4人です。
自分の残された時間をどう生きるのか
96人の人間になるのか、4人の人間になるのか。
これも本に書かれていることで、私が実践していることですが、
「できている人に会って素直に真似をする」
その環境に身を置き、できている人がアドバイスしてくれたことに、素直に飛び込む勇気。
これが100人中の4人に入る秘訣です。
4人の子供たち、夫、両親のおかげで、精神的にも肉体的にも強くなりました。
全てのことに意味があることを伏線回収の年代に入って実感します。
中医学は、年齢を重ねるほど、経験値が多いほど、理解が早くうまく教えることができます。
高齢の方も中医学を学びに来られています。
2400年前の医学が途絶えることなく、伝承してきたのは、先人たちが若い世代に残したいと思ったからでしょう。
次の世代の子供達が、健康なんかのことで自分を見失ったり、自分を傷つけたりしないように、これからも熱く伝えていきます。
子育てをゲームにしたい人は、ぜひ一緒に学びましょう。
令和6年5月25日(土)中医薬膳学初級講座(全6回)スタート
私は、大阪第4土曜クラスの講師です。
注意点)
全国5ヵ所で初級クラスがスタートしますが、zoomの生配信授業が受けられるのは、申し込みしたクラスのみです。
他のクラスは、録画で視聴となります。
私のクラスは、録画を止めてから、本番です。
【中医薬膳学講座プレ無料セミナー】
日時:4月27日(土)11:00~13:00
会場:大阪市平野区(平野駅から徒歩15分)
申し込み:こくちーず
会場参加:薬膳茶・おやつ付(注意イマナカ中医師は出席しません)
zoom参加:小さなお子様がいる方、遠方の方は、ぜひzoomで参加してください
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