【中医学】食べて健康になる 身近な食材で継続できる健康ごはんとは
病気になると
「甘いものや脂っこいものは、食べちゃダメ」
と言われたら、余計に食べたくなります。
人は、制限されると食べたくなる生き物。
見てはダメとか、言っちゃダメって言われたら、一番に言いたくなるのが人間のサガ。
【相談】
病気になったんだけど、今からでも遅くないのか?
食べて健康になる方法は、たくさん世の中にあるけれど、どれを選べば良いのか?
体質改善は誰にでもできるのか?
そんな疑問にお答えしていきます。
まず、人が病気になるのは、体の内側のバランスが崩れるから。
すぐに病気になるのではなく、前兆があります。
まず、体の外側のバランスが崩れ始めます。
男性は、8の倍数の年齢の32歳くらいから、ぽっこりお腹が出やすくなります。
女性は、7の倍数の年齢の35歳くらいから胸が痩せて、お尻が大きくなってきます。
これは、体の外側のバランスが崩れ始める年齢。
しかし、この時点ではまだ病気ではありません。
20代の体調不良は、寝たら治っていました。
しかし、30代になると寝ても治らない現実を実感し始めます。
40代は分岐点、健康に意識の高い人と低い人の分かれ道が出てきます。
50代、60代になると病気が身近なものになる人もいれば、見た目年齢が若い人が出てきます。
1)病気になってからでも大丈夫
薬は治療ではなく、辛い症状を抑えてくれるものです。
その証拠に、血圧の薬は一生飲み続けるのは治療ではないからです。
根本治療するには、体質改善すること
ですが、
食事だけで健康になろうとすると修行僧のような生活になります。
【体質改善4つの手段】
①食事
②運動・呼吸
③入浴
④睡眠
んー、わかるよ〜。
でもね、忙しいんだよ。
朝早くて、夜遅い仕事、サービス残業もあるし。
ゆっくりお風呂に入っている暇なんて…
やらない理由は、どんどん出てきます。
人が死ぬ前に望むことは、地位や名誉、財産、他者からの承認ではありません。
胃ろうではなく、口から食べられること
おむつではなく、トイレに行けること
介助なしで、1人でお風呂に入れること
ピンピンコロリとは、努力を積み上げてきた人だけが見ることができる景色です。
健康寿命と実際の寿命が10年の差があるのは、なぜでしょうか?
日本は、世界でトップの長寿国でありながら、寝たきり高齢者が多いのはなぜでしょうか?
病気になってからでも大丈夫。
やれることはたくさんあります。
2)食べて健康になる7つのポイント
世の中には、管理栄養士監修の〇〇栄養学、〇〇食事健康法などたくさんあります。
どれを選べばいいのか?
楽しく継続させる7つのポイントがあります。
①自分の体質に合わせる
②身近な食材で作れる
③家族が同じものを食べれる
④時短で作れる
⑤食べていけないものを作らない
⑥特別な日には自由に食べる
⑦1週間単位で調整する
①自分の体質に合わせる
痩せているのか、太っているのか?
冷えているのか、むくんでいるのか?
病気はあるのか、ないのか。
自分の体質に合わせて料理を考えられる知識をつけることで、1年ごとに体調が良くなることを実感できます。
②身近な食材で作れる
昔は、スーパーも冷蔵庫もありませんでした。
身近な食材で料理ができることが継続のポイント
③家族が同じものを食べれる
昔は、一つの料理を取り分けて家族みんなで食べていました。
育ち盛りの子供には、肉魚が多め
お父さんは、肉魚と野菜と同じ割合
運動量の少ないお母さんは、肉魚は少なく野菜が多め
というように、一つの料理をそれぞれの体質に合わせて取り分けます。
④時短で作れる
昔は、鍋などの道具は高価で、ガスコンロもなく、薪や炭火で調理していました。
今も昔も身近な食材で、簡単に作れて、家族みんなで取り分けて食べられる。
⑤食べてはいけないものを作らない
糖質制限やプリン体が多いものを食べてはいけないなどルールを作ると旅行や友達との食事が楽しくなくなります。
初めは良いですが、そのうちストレスが溜まり、爆発すると制限する前よりも食べてしまします。
そのため、食べてはいけないものを作らないようにしましょう。
⑥特別な日には自由に食べる
記念日や特別な日には、自由に食べましょう。
そのためには、普段の日は、慎ましく暮らす。
つまり、メリハリをつけるということです。
⑦1週間単位で調整する
土日にごちそうを食べすぎた場合は、月から金まで慎ましい食事にする。
食べ過ぎず、時には胃を休ませてあげることが良いでしょう。
継続とは、休みを入れながらの連続です。
自由に食べる日があれば、時には胃を休めてあげる。
これが、楽しく健康になる近道です。
健康になる魔法の薬はありません。
毎日、地味にコツコツ積み上げる。
経験のある案内人と一緒に、一歩一歩、正しい方向に進み続ける。
3)病気の根本治療は体質改善
人が病気になるのは、体の内側のバランスが崩れたから。
30代になると、体のあちらこちらに、むくみという水たまりができてきます。
そして、足が冷えたり、こむらがえりが起きたり、肩が上がらなくなったり。
足の冷えやむくみは結果、原因は体の中の水たまり。
病気は結果、必ず原因があります。
火のない所に煙は立たないのと同じです。
病気に遺伝などほとんどありません。
太っている犬の飼い主が太っているのと同じです。
健康になるのは、修行ではありません。
食事だけで、運動だけで健康になろうとすると修行僧になります。
健康になる過程も楽しむためには、これら4つをバランスよく組み合わせること
【体質改善4つの手段】
①体質に合わせた食事
②運動・呼吸で元気の気と血の巡りを良くする
③日光浴・温泉・岩盤浴
④年齢に合わせた質の良い睡眠
中医学は、人の数だけ治療方法があります。
同じ病名でも治療方法は異なります。
中医学は、オーダーメイド医療であるために、後継者を育てるのに時間がかかります。
少子高齢化時代に、中医学という資格と自分の得意と経験を活かして、一生の仕事にしたい方は、ぜひ私たちと共に学びましょう。
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