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ただただ、ありがとう


今日、夢が一つ形になった。

昨年11月17日に立ち上げたクラウドファンディングで、講演会を5回セッティングした。わたしが最もやりたかったこと、それが講演会を開催することだった。

小さな部屋で女性の働き方について、本当にご興味のある方に向かって本音で話がしてみたかった。2か月半で5回の講演会を組んだ。どなたも来て下さらなかった時には、一人で練習すればいいと腹をくくって動き出した。

その最終第5回目の講演会を本日終了することができた。


思えば、クラウドファンディングを始めるにあたって、覚悟を決めたことがあった。

わたしがいったい何者で、なにをしてきた人間なのか、まずは素性と顔を晒さなくてはと思った。匿名では誰もわたしのことを信用できるはずがないと。こればかりは悩みに悩んだ。

そして、2023年9月19日㈫早朝、このnoteにいらっしゃるinfocusさんとお会いして写真を撮っていただいた。

今もあの日の朝の気持ちは忘れることが出来ない。

これまでとは全く違う心持だった。きっとここから人生が変わるだろうと武者震いの様な気分を感じていた。緊張しつつも、考えた末の決断だった。だから、どこか清々しいような気分でカメラの前に立つことができた。

infocusさんは実に素敵な方で、わたしの夢を、まさかの笑わずに真顔で熱心に聞いて下さった。あの出会いこそ、まさしく吉兆だった。


あの日、わたしの活動は滑り出したのだと、今も思っている。


振り返るとまだ半年も経っていない。けれど、このわずか5カ月余りの日々でわたしの人生は大きく変わった。

恐ろしく沢山の方とお会いした。そこから、沢山のお叱りを受け、沢山のことを学ばせて頂き、その過程で10月26日に起業もした。ずっと、本気なのかを問われているような気がしていた。だから起業した。

そこから、わたしの気持ちはより静かになっていった。

覚悟は決まった。

思えば、この数か月、最も学んだことは人との関わりだった。クラウドファンディングとはエネルギーの塊のようなイベントで、その間、わたしは沢山の知人や友人を失った。けれど、それ以上に、沢山の人々に助けられ、励まされてもきた。

幾度も超えられないと思うような山や谷があった。けれど、考えた末、動き出したのだ、止まるわけにはいかない。辛い時こそ顎を上げて生きていきたい、わたしはいつでもそう思っている。

本当に色々なことがあった。

まるで5年分のような5カ月だった。にもかかわらず、今周りを見回すと、5カ月前よりはるかに親しい仲間ができている。

こんな曖昧な活動をやりますという面倒なわたしを、支えて応援して下さっている方がいる。これはもう奇跡としか言いようがない。

講演会最終日の今日、来場者皆さまが会食をお申し込みくださり、ゆっくりと皆様とお話をすることが出来た。

あゝ、これで最後なんだという寂しさは微塵もなかった。

講演会最終回の今日、わたしの活動は、ここから始まるのだと思えた。

クラウドファンディングに関わってくださったすべての方へ、ありがとうございました。

そして、講演会に来てくださった皆様へ、ありがとうございました。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※スタエフでもお話ししています。

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