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始めたいこと、始めていること~もっと自分を伸ばしたい~

 4月29日。今月は新しいことにたくさん挑戦した月になった。時間と気力とやりたいことのすり合わせ、これが難しいなと感じる日々だ。
 半年近くWeb小説書きの活動を休止していて、その期間に新しいことをいろいろ(ブログもそうだ)始めてしまった。最近になっていざWeb小説を再開しようと思っても、いつ時間をとって、どうやる気を持って、なにを書くのか、ちょっと迷子だったりする。

 とまあそんなわけで、「いま」始めたいことというのはあまり思いつかないが、この一ヶ月で始めたり始めようと思ったりしたことを、3つほど紹介してみようと思う。


①毎日のリングフィットアドベンチャー

 Nintendo Switchのゲームに、「リングフィットアドベンチャー」というのがある。Nintendo Switchのふたつの取り外しできるコントローラーを、ひとつは太もも、もうひとつは専用の「リングコン」に装着し、アドベンチャーゲームをしながら筋肉を鍛えられるゲームだ。

 私はこれを3年ほど前に買ったのだが、ちょっとやってはしばらく放置し、ちょっとやっては放置し、を繰り返していた。

筋トレが必要だ!!

 それは4月15日、月曜日のこと。私の頭に天啓がひらめいた。

「今の私には、筋トレが必要だ!!」

 ……わりと突然の思いつきだった覚えがあるので、理由という理由はない。強いて言うなら、前日の日曜日に外出した先で、思ったよりも足の力や腰の踏ん張りが足りない自分に気付いたから、かもしれない。

 筋トレをしたい。そういえば、リングフィットアドベンチャーは筋肉を鍛えられるゲームだったな。よし、やろう!
 夕飯前の時間を「リングフィットの時間」に設定し、私は毎日リングフィットアドベンチャーをすることに決めた。それまでの私とは裏腹に、もう2週間続いている。

続いている理由

 毎日コツコツリングフィットアドベンチャーを続けられているのには、理由がある。
 それは、「頑張りすぎない」を意識しているからだ。

 もともと私は痩せ型で、脂肪燃焼やカロリー消費を運動の目的にしていない。リングフィットアドベンチャーをしているのは、ただ、「筋肉をつけたいから」だ。
 それを念頭に置くと、1回のプレイでがんばりすぎて、ひどい筋肉痛でしばらく休むよりも、効率がいいやり方がある。毎日少しずつプレイして、地道に筋力を上げていく方法だ。これに気付いた今回の私、天才かもしれない(運動する人の間では普通の思考かもしれないが……)。

 また、SNSで毎日プレイ結果を報告しているのも、続けられるモチベーションになっている。見張られていると思えば、やる気も上がるものだ。
 先日はそのSNSで「長く続けていると運動負荷MAXの30でも平気になるから気長に頑張れ」と励ましをいただいた。ありがたい! 今の運動負荷は15である。今後に期待。

②P検取得

 「P検」という資格がある。ICT系の資格で、さまざまな資格の前提にあたる資格だ(と私は認識している)。
 内容としてはワープロソフト、表計算ソフトの利用ができるかどうか、コンピューターについての知識、インターネットについての知識、情報セキュリティについての知識があるかどうか、そしてICT的問題解決ができるかどうか、が問われる。

就労移行支援施設にて猛勉強中

 私は就労移行支援施設に通っていて、その施設で毎月P検を受験できる。といっても、P検のほうが今年度で一般受験が終了し、学校での受験のみになってしまうという。

 その話を聞いたとき、私のタイムアタック精神に火がついた。

 今年度で受験できなくなるなら、今年度中にどこまで高い級が取れるか、試してみようじゃないか!!

独学の知識はある

 私は長いこと、独学でWordやExcelを使い、ふんわりしたICT知識を持って生きてきた。そのおかげか、P検のテキストを読んでいても、わりと知っているなと感じることが多い。
 逆に、自分があまり興味のなかった部分は、最初の級である4級のテキストでも初めて見るものもあり、知識を体系立てて頭に入れることの重要性と面白さを感じている。

 とはいえ、施設へ通い始めてようやく一ヶ月という私は、まだ施設からの試験料補助が出る条件を満たしていない。P検4級だけは今月から補助を出してくれるというので、今月さっそく受験し、合格することができた。
 来月からは「毎月一定日数以上出席」して「申込日までに模擬試験で合格点」をとれば、試験料の補助が出る。頑張るぞ!

③月に一冊の読書

 最近、読書ができていない。と思ってからもう2ヶ月が経った。
 曲がりなりにもWeb小説書きだし、こうしてブログも書いているのに、読書ができていないというのはいかがなものか。言葉を扱うなら、やはりプロの言葉遣いに触れていたい。
 それに、純粋に娯楽としての読書も、もっとしたい!!

読書前ノートの気付きから2ヶ月

 たまに見ている手帳系YouTuberさんの配信で、「読書前ノート」というのが紹介されていた。読書の前のワクワクを高めるのにいい、という話だ。
 早速書いてみたらもう、ワクワクが止まらないのなんの。これで楽しく積読が読めるぞ!!

 ……と思ってから、2ヶ月が経った。

 これには原因があると思っていて、どうも私は「最もたくさん本を読んでいた頃のペース」で本を読む計画を立ててしまうようなのだ。
 どのくらいの速さかというと、週に3日、1日ハードカバー1冊、くらいのペースだ。……もう2ヶ月も本を読んでいない人が、そんな速さで読めるわけがない。

 だから、無理のない計画を立てることにした。先月は「1週間に1冊」読もうとして挫折したので、思い切って、5月は「月に一冊」読めたら大成功、ということにした。
 過去の自分と比べたら相当ゆっくりだが、今の自分にはきっとこれくらいがちょうどいいだろう。

いつ読むか検討中

 私が本を読めていないのにはもうひとつ敗因があると思っていて、それは「いつ本を読むのか」を気分に任せてしまっているせいだ。
 こうすると「いまは気分じゃないからな~」といって、いつまでも引き延ばすことができてしまう。短期的に見たら気分にのっとっているが、長期的に見たら読みたかった本が読めなかったことになってしまうのだ。

 そこで、読書タイムを意識して設けることにした。しかし、いつにしよう?
 現在第一候補に挙がっているのは、寝る前のルーティンの前の時間帯だ。私はちょっと寝る前のルーティンにこだわっていて、その話は別の記事でしているので、気が向いたら読んでみてほしい。

 とにかく寝る前の時間帯に液晶を見たくないのだ。主治医には2時間前にはスマホの電源を落とすように言われていて、最近は1時間前にはリラックスモードに入っている(照明を落とすのは30分前)のだが、さらにもう1時間前に液晶を見ない時間を作れるなら作りたいと思っていた。

 問題は、読みたい本は主に小説なのだが、1時間小説を読んだら楽しくなってしまって寝られないのではないかということだ。実際、上の記事では「私は読書は寝る前にしない」と書いている。
 しかし、実際にためしてみて寝られなくなったわけではないので、もしかしたら、幸せな気持ちで寝られるのかもしれない。検証の余地がある

 実際のところ、移動の時間帯にAudibleを聴いたり、スキマ時間にKindleを読んだり、していることはしている。まったく読書をしていないかと言われればそうでもない。
 ただ、一番読みたいハードカバーの小説が、いつまでも読めていないのだ。由々しき事態であることに変わりはない。

始めたいことをうまく始めるには

 私の傾向として、時間を決めて行動するのが好きな気がしている。時間割のようなものを立てて、その通りに動くのが気持ちいいタイプだ。
 実際、リングフィットアドベンチャーと寝る前のルーティンは、開始時刻を決めていることが長続きの要因になっている。と思う。

 時間割を組むと、最初は「好きな時間に好きなことをしたい!」という抵抗感がある。しかし、それをうまく乗りこなして越えていくと、毎日計画的にやりたいことをできる日々がやってくるのだ。……たぶん。

 まずは読書を寝る前の前に。今夜から始めてみるとしよう。

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