【EDH】第8期統率者神決定戦予選レポート

 結果は0-4、《花の壁》デビューです。


使用デッキ

 今回は《ロフガフフの息子、ログラクフ》《トリトンの英雄、トラシオス》の共闘デッキを持ち込みました。

 この共闘では《船砕きの怪物》に確定で《変身》する型もありますが、プランが1本しかなく妨害を受けやすいこと、多色の優秀なクリーチャーが利用できないことから、ミッドレンジ型を選択しました。

 基本的にはログラクフのマナ加速を活かし、トラシオスの起動や《一つの指輪》などでアドバンテージを稼いで、無限マナから勝利できるようになっています。ログラクフがいることで《波止場の恐喝者》と《雲石の工芸品》コンボの縛りがやや緩いのも特徴です。

 今のリストはロングレンジに寄せているため、スペルのマナ加速などは抜いて《約束された終末、エムラクール》《ザルファーの魔導士、テフェリー》などの押し付けやすいカードを採用しています。

神決定戦予選

R1 ✖

1st 《ロフガフフの息子、ログラクフ》《トリトンの英雄、トラシオス》 / 私
2nd ◯《伝承の語り部、チュレイン》 / ヒユウさん
3rd 《ワイアウッドの呼び声、ギランラ》《東の樹の木霊》 / きよそねさん
4th 《秘密売り、ティヴィット》 / 金華さん

 《訓練場》《森の知恵》《激情の後見》土地3でキープ。序盤は《森の知恵》、マナが伸びた場合は《訓練場》設置して手数を稼いでから仕掛ける想定でスタート。
 序盤にティヴィットが《息詰まる徴税》を唱えたため、《激情の後見》で打ち消す。するとチュレインが《不屈の解体者》を置いて来たため、いい感じにサーチから《波止場の恐喝者》を出そうとしたタイミングに刺さってしまう。

 中盤は私がトラシオス起動で土地を伸ばしつつ《リスティックの研究》を設置して牽制。チュレインは統率者、《水蓮のコブラ》などのマナ源を展開。ギラ木は統率者を順番に並べてコンボの用意。ティヴィットは殴って手掛かりと宝物を稼ぐが、タップインが効いているのと上家2人のハンド状況的に仕掛けられずといった状況。

 終盤にギラ木が木霊がいる状態で《森林の怒声吠え》から仕掛けに来たので、《船砕きの怪物》を唱えて木霊を気合でバウンスする。除去を超えられれば勝てるかと思ったら、ティヴィットのターンにライフが2まで詰められつつ《精霊界の接触》の魂力でエンドまでスキップされる。ぐぬぬ・・・。
 迎えたターンでは《ザルファーの魔導士、テフェリー》が手札にあったが、《波止場の恐喝者》が《森の知恵》で見たライブラリーの一番上にいたため、インスタントウィンにはマナかライフが1手足りずに次のターンでチュレインが勝利。

ワッ…

R2 ✖

1st 《ロフガフフの息子、ログラクフ》《トリトンの英雄、トラシオス》
2nd 《ロフガフフの息子、ログラクフ》《トリトンの英雄、トラシオス》 / 私
3rd 《ウェザーライトの艦長、シッセイ》
4th 《始祖ドラゴン》

 《俗世の教示者》《一つの指輪》《激情の後見》《耐え抜くもの、母聖樹》土地2でキープ。
 1T目《俗世の教示者》で《波止場の恐喝者》または《花を手入れする者》をサーチし、ログで《激情の後見》を構えながら3Tに《1つの指輪》プランのキープ。

 波止場のカウントが少なかったので2T目《花を手入れする者》で終了すると、3T目に上家のログトラがマナ加速から《眷者の神童、キナン》《玄武岩のモノリス》ときて、モノリスに《激情の後見》を当てると《赤霊破》で消され、下2人が何も無かった為、無限マナが成立して1stログトラが勝利。

R3 ✖

1st ◯《穢れた血、ラザケシュ》 / 根絶さん
2nd 《首席議長ヴァニファール》
3rd 《ロフガフフの息子、ログラクフ》《トリトンの英雄、トラシオス》 / 私
4th 《奪い取り屋、サーダ・アデール》

 《モックス、アンバー》《Copy Artifact》《リスティックの研究》《フェアリーの黒幕》《蒸気の連鎖》土地2でキープ。
 上家がマナ加速した場合は1Tに《Copy Artifact》で2T目にマナを浮かせて《リスティックの研究》で受ける感じで。《蒸気の連鎖》も恐らく当たるはず。

 1T目ラザケシュが《水蓮の花びら》土地、ヴァニファールが土地だったので、ログラクフと《モックス・アンバー》で《フェアリーの黒幕》を構えて終了すると、2T目ラザケシュが《太陽の指輪》と《沼の妖術使い》??
 おそらく今のトップだったと思われるが、次ターンでコンボに入られた場合ピッチしか受からなくなるのでかなり厳しい。
 などと思いながら、2T目にフルタップで《リスティックの研究》を唱えて終了。

 すると3T目にラザケシュが着地し、リス研で受かるカードもめくれず《不浄なる者、ミケウス》《トリスケリオン》を揃えてラザケシュの勝利。

未来予知するタイプの魔族だった

R4 ✖

1st 《織り手のティムナ》《ルーデヴィックの名作、クラム》
2nd 《ロフガフフの息子、ログラクフ》《トリトンの英雄、トラシオス》 / 私
3rd ◯《秘密売り、ティヴィット》 / イヌイさん
4th 《鋭い目の航海士、マルコム》《粗野な牧人、ブルース・タール》 / ちゃーさん

 《楽園の拡散》《生術士の使い魔》《緑の太陽の頂点》《耐え抜くもの、母聖樹》土地2でキープ。

 ティムクラのジャブをマルブルが2回妨害し、ティムクラの終了前にトラシオスで《波止場の恐喝者》がめくれたあと、私のターン開始時にティヴィットから《沈黙》が来たため《夏の帳》《狼狽の嵐》でストームを稼ぎつつ《沈黙》を消そうとしたら、残り2枚だったマルブルが《二重詠唱の魔導士》を唱え、《沈黙》をコピーして虚無になる。

そんな・・・

 次のティヴィットの《時の篩》を《耐え抜くもの、母聖樹》で1回止めたものの、手にあった《交錯の混乱》から《願い爪のタリスマン》をサーチし、《セヴィンの再利用》で篩を拾い直してティヴィットの勝利。

 R1は結果的に詰を誤っていた感じがしますが、他はキープもプレイングも特に違和感が無かったので、どうやらそういう日だったということで諦めてドロップしました。

 その後は同じくR4で爆発していたばらんさんと一緒に遅めのランチのとん久でメンタルリセット!!

感想など

 今までのメタゲームでは6割のデッキが(5期6期の記事より)が青を取っていたようですが、今回は少し減っているように思いました。
 その結果、妨害がやや薄くなって1-2番手や、早仕掛けができるデッキの方が勝ちやすくなっていたように思います。詳しいデータが気になるので、いってつさんのレポートお待ちしてます。

 6月のモダンホライゾンⅢでは、リストやメタゲームに影響するようなカードが刷られる予感がするので、気持ちを新たに次回へ臨みたいです。

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