うめぶ 代表 菊地真樹子

空間を飾る仕事をしています。 お店でも、お部屋でも、ホテルでも展示会でも、何でも飾りま…

うめぶ 代表 菊地真樹子

空間を飾る仕事をしています。 お店でも、お部屋でも、ホテルでも展示会でも、何でも飾ります(自分の事以外は、、、)。 lifeworkはスキー。 好きすぎて札幌のスキー場の麓で暮らしています。 人はなぜ「飾る」のか?をテーマに綴ってみようと思います。

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「飾る」ということ

「飾ること」は人にとってどんな意味があるんだろう? 「飾ること」のはじまりは「死者に花を手向けること」だったと言われています。日本では古くから、季節の節目や人生の節目に「飾ること」をとても大切にしてきました。「飾ること」は「祈ること」に近い行為なのかもしれません。 noteでは日本の「飾ること」や日々の「飾ること」を綴っていきたいなぁと思います。そんな中から「人にとっての飾ることの意味」が見えてきたらいいな。と思います。

    • 「節分」をもっと詳しく

      節分は季節の変わり目の「春分」の前日に悪いものを追い払い「1年間健康で幸せに過ごせますように」と願いを込めて行う日本の伝統行事です。 「節分」の起源節分とは「季節を分ける」という意味で立春の他に「立夏」「立秋」「立冬」があり、現代では旧暦のお正月にあたる「立春」が特別な日として重んじられてきました。現代の「節分」と親しまれている日は「立春」の前の日で旧暦の大晦日にあたます。 古来から日本では、季節の変わり目にはいつもと違うことが起こったり、予期せぬ出来事に見舞われたりしやす

      • 節分飾り

        👹節分👹 数日前から子供達がソワソワドキドキ。 節分の飾りは柊の枝にあぶった鰯の頭を刺した「焼い嗅がし」というもので、玄関先に飾ります。(⚠️臭いです!) 先日、TVで「鬼=病気」という解説がされていました。 「人に災いをもたらす目に見えない隠れた者がが隠(オニ)と呼ばれていた」そうです。 #鬼さん今年も出番ですよ #うちの鬼怖い #鬼母のが怖い説 日本の古来から伝わる行事には必ず何かを「飾る」文化があります。 そこには、誰かを想い「願う気持ち」や「祈る気持ち」が込め

        • 端午の節句&こどもの日。

          5月5日の今日は、 端午の節句の日。そしてこどもの日。           世界中の子供達が笑顔になれる日が来ますように。 もともと女の子の節句だった?端午の節句の起源は2300年前の中国の戦国時代。元々は旧暦5月が「物忌みの月」とされていた中国で、5が重なる5月5日は”重五”と呼ばれ、邪気を祓う為に行われていた風習が起源のひとつと言われています。 そして、田植えのシーズンの日本では、5月最初の午の日に、稲の神様に豊穣を祈願する早乙女と呼ばれる若い娘達が、小屋や神社にこも

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        「飾る」ということ

          ミモザの日。

          3月8日きょうは「国際女性デー」「ミモザの日」 イタリアではお母さんや奥さん、おばあちゃん、ともだちや同僚などの女性へ 「いつもありがとう」という気持ちを込めてミモザを贈る日だそうです。1年で一番、お花が売れるのだそうです。                      一説では、「女性のみなさん家事も育児も仕事も休んでゆっくりしましょ!」の日とも言われています。。。 ヨシ!勇気を出して、ゆっくりしよう! とりあえず、大好きなミモザの花を飾ってみました🌼 お花を飾るというこ

          桃の節句

          3月3日今日は楽しいひなまつり。 ひなまつりの歴史は古く、今から約1000年前の平安時代中期に中国から伝わった「上巳節」という行事が起源となっているそうです。平安中期といえば、それまでの唐風文化の波が沈静化して、ひらがなやカタカナなどが発明され、枕草子や源氏物語に代表される「女性貴族の時代」です。 そのころの人々は、三月のはじめの「巳の日」(弁財天に縁のある日で金運財運に良い吉日)に「上巳の節句」と言って無病息災を願う祓いの行事をしていたそうです。それと、その頃貴族の女の