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スキマバイトをもう一度

毎日毎日PCと向き合ってカタカタやっていると
「たまには何か違う仕事したいなぁ、週1くらいで」
などと思ったりする。
デスクワークではない、できれば真逆のもの。

学生の頃にいくつか掛け持ちしていたバイト。
あれが今あったらやりたいかも?と思い出した。

タバコ屋さんのアルバイト。

おばあさんが小窓(奥が自宅だったりする)からタバコを差し出すアレ。
ソレには違いないのだけれど、私の働いていたお店は、おばあさんにはちょっとキツイ作業だろうと思う。

お店は駅前によくある2階建てくらいの小さい商業ビルの1階にあった。
地下には飲食店があり、1・2階には服屋や本屋など色々なお店が入っていた。
数人いるバイトは皆なぜか女子大生。
ただ、オーナーはオバちゃんだったので、エロ要素は無かった。

地階にあるタバコの自販機や飲料の自販機の補充も作業にあり、なかなかの重労働。
近くにパチンコ店があったせいか、常連さんが多くその人達を早く覚えるように教えられた。
いつも買ってるんだから言わなくても銘柄分かるよな、という空気を纏いながらやってくる。

「あ、モアが来た」「PMライト(フィリップモリススーパーライト)が来た」などと銘柄で覚えた。
マイセラ、セッタ、JPSなど独自の呼び名を使う人もいたので、そっちのケアも何だか楽しかった。

今思えばサービス業の基本や楽しさをここで覚えたように思う。

覚えられていたら嬉しくてまた来てくれる。
向こうも覚えてくれていて「また買いに来たよ」ってなる。

タバコを一切吸わないのにやたらと詳しくなったのはご愛嬌。

煙たがられるご時世だから、もうタバコ屋のバイトなんて無いだろうけど、
気分転換にはなりそうだなぁ。

看板(元)娘になりまっせ〜

ではまた〜







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